無理をした
無理をした。
ノラヤがなくなってから、毎週月と木は走る日だ。
というわけで、先週の木曜日、午前のうちに走りに行った。気温は27度くらいだったと思う。かんかん照りでもないやや曇り。
しかし、5km近くなってなんだかおかしくなった。
体がぼうっと暑くなり、 動きづらい。そんなに気温が高くもないのに、熱中症?いやいやいや、松島ハーフや遠野じんぎすかんマラソンは、これの4倍の距離を、もっと暑い中走らなきゃいけないのに。
まあだいたいいつも5kmくらいって辛いので、もうちょっとすれば楽に走れるようになるだろう。
…と思って走り続けようとしたのだけど、どうも調子が違う。
コンビニに入ってウィーダーインゼリーの塩分クエン酸入りのやつと、水を飲んだ。これでちょっと休めば大丈夫かな。
でも休んでもどうもあまり大丈夫じゃない。なんだか走らないほうがいいように思えてきた。
10km走るつもりで、遠くに来ていた。ここから帰宅するには坂を一つ超えなきゃいけない。ううむ仕方がない。
早歩きくらいに歩いて、坂は普通に歩いて、しばらくしたらなんとなく走れそうな気がしてきたので、ゆっくり走って、帰ってきた。
帰宅した頃はもういつもどおりに戻ったと思っていた。
水分と塩分を補給して、シャワー浴びて、昼ごはんも食べたのだが、ちょっと頭が痛いし体も重い。しかしこの日はやることがたくさんあった。洗濯したあと、コインランドリーをバイクで4往復して洗濯物を乾かし、同時に買い物もした。途中20分くらいドトールで休んだりもした。無理はしないようにしたんだが、家事は免除されるわけでもなく。そして体が重いまま、夕飯作りをして、家事もして、1日を終えたわけだが。
1日ずっと「なんだろう、このままだと倒れるかも…」という感じがまとわりついていた。
そして翌日、やらかしてしまった。
朝6時からのバイトに、遅刻してしまったのだ。目が醒めたのは、5:45。目覚まし時計を止めてしまっていた。
バイト遅刻は5年間で初めてだ。(寝坊して遅刻ギリギリだったことは一度だけあるが)
慌てて準備して5分だけ遅れてしまった。
いやー。情けない。おそらく前日のランニング以降のなんとなくな体調不良をそのまま引きずってしまったのだろう。
体調不良の原因は、おそらく熱中症。だがもっと暑い時に走っても大丈夫だったのに、なぜ?湿度が高かったのだろうか。
それと、二日酔い。
前日は、どうしても飲みたいビールが近所のビアバーに繋がったというのを聞いていてもたってもいられず飲みにいったのだった。ハイアルコールのビールなんで水とともに飲みすぎないように気をつけながら飲んだんだけど、それでも普通の5%のビール換算では1リットル。ただ、これぐらい飲むことはたまにはある。そんなに大量に飲んだわけでもないよな…?
あと考えられるのが、栄養不足。
前日、飲みに行くことにしたので、夕飯はごく軽く腹に入れるだけにしていたのだった。ただ、朝ごはんは普通の量食べたんだけどなぁ。間に合わなかったのか…?
マラソンの前にカーボローディングして体に糖質をためこんでおくのって、やっぱり理にかなってるんだなぁ。
あとは、もしかするとなんか病気。体調はまったくもって問題ないので、自覚のないなんか危険なやつか。この日を境に体重が減少傾向にある。個人的には、目標体重に勝手になってるのでとても嬉しいのだけど、気味が悪い。ただ、前にもそんな風に謎の体重減少が起きたことがあったので、そのうちまた増えるような気もする。
まーいろいろ要素が重なったんだろうとは思うけど、やっぱ熱中症かなぁ。あと栄養?ていうかコインランドリー4往復きついわ。灼熱の中バイクで、って。無理しないようにしないとね、夏は。
そう思って土曜日はランニングのあとさらにお散歩したあと肉を食ったのだった。
東北大学災害科学国際研究所主催「歴史が導く災害科学の新展開Ⅲ-日本の災害文化-」に行ってきた
人生が下手
とある方がこのようなことを言っていた。
いい大学を出ているのに、人生(生き方)が下手、という人がいるようだ。もったいないことだ、と。
言った方は事業を行って立派なマンションにおすまいだ。
ぐさっ、と来た。見下ろされてる気分がした。
私は人生がすごく、へたくそだ。
東北大学という、大学名でマウント取れるところを出ていながら。就職、転職、転職、結婚、出産、独立、赤字コワーキングスペース運営……などを経ていくうちに、あれよあれよと年収は落ち。いまや、時給900円にも満たないアルバイトで主に収入を経ているありさまだ。
こんなことではいけない。
いけない、とは思うのだけど。
まともな収入を得ようとすると、デスクワークになる。デスクワークメインのITの仕事を長年してきたが、もうしたくない。体型のせいか、肩がこるし腰痛がひどくなるし、足がむくむ。
高めの時給の仕事をタウンワークで見る。コールセンター。先日バスで後ろの席のおばさんたちが喋ってたっけ。「コールセンター、心が折れる。数時間聞きっぱなしの時もあるし」「つらいよね」コールセンターも座りっぱなしだしなぁ。
大学の秘書さんも募集している。大学はもういやだなぁ。
時給安いとはいえ、今のバイト先は気に入っているし、運動もするので体にもいい。ではバイトのシフトを増やせば。
というわけで微増させているのだけど。夜に入れると、体がぐったりだるくて、帰宅してからも目が冴えていて、眠れない。
シフト増やすとしても夜は月に2回が限界だなぁ。このバイトも時給がもっとよければいいのに。
……と、このように。文句たらたら、選り好みしまくり、わがままでめんどくさいのが、私なのだ。実に人生が下手だ。
働くのが、下手だ。
バイトのない曜日は、子供を送り出したあと朝のうちランニングに行って、シャワー浴びて、家事をして、お昼を食べて、昼寝して(昼寝重要!)、起きて、SNSでくだらないこと書いて、少し仕事をして、あとは夕飯に向けて家事モードだ。
ノラヤがなくなってから、週2日のこの時間が、すごく貴重で気分の良いものになった。
日々のおまんまに困ることはない、幸い、夫に養われている今は。
でも、飲みに行ったり、カフェでコーヒーを飲んだり、ラーメンを食べたり、マラソン大会にエントリーしたり、ランニングシューズを買ったり、旅に出たり、新しいブラジャーを買ったり、口紅を買ったり、温泉に入ったり。
そういう贅沢をするたび、ちくちくと胸が痛くなる。
そんな、まともに働いている人みたいな、お金のつかいかたして。身分不相応でしょ。
でも、これ以上働いて収入を増やす気が起きない。
だって、健康でいたいじゃない。適度に走って、仕事で体動かして、寝て、スリムでいたいよ。
まともに働くと、運動不足だし、外食続きだし、飲み会はあるし、寝不足だし、でぶで不健康まっしぐらだよ。
と、こんなろくでもないことを考えています。
すみません。
ああパソコンに向かいたくない。と、これを書いている今でも思ってる。
人生は下手です。認めます。
マンションなんて一生住めません。
人生は下手でも、生きるのはうまくやっていきたいなぁ。
青葉山Rising山からの水辺で乾杯!に行ってきた
7/7(日)、全国的には七夕(仙台では違う)のこの日。
青葉山を歩き回って学び、山から降りてきてビールを飲む、素敵なイベントがあるらしいと聞きまして。
www.facebook.com
地質・地形の話題もでるらしいので、以前土砂災害のノラヤサイエンスバーで講師をやってくれた橋本さんもお誘いし、行ってきました。
いやー楽しかった!すっっっっごく面白かった。体もいっぱい動かしたし。知らないことがいっぱいでした。青葉山ってこんなに近くなのにこんなに魅力的な場所だったとは。最高でした。
いっぱい写真撮ってお話聞いたんでレポートしたいと思います。
続きを読むほっとけーき
息子が友人からメープルシロップをもらった。カナダに短期留学していたから、ホンモノだ。
「じゃあ、明日の朝ごはんにホットケーキを焼こうよ!」と、私。
すると息子は、
「そうかぁ。早く起きれるかなぁ」
と言う。
「どうして?」と聞くと
「ボウルをおさえなくちゃ」
息子があかちゃんのころから、数え切れないほど、読んだ絵本。
そして、なんども一緒にホットケーキを作った。ボウルをおさえてもらった。
絵本というのは、かくも子供の心に残るものだ。行動を変え、かけがえのない思い出をつくる。
わかってますかのぶみさん!?
ちなみに翌日の今朝。
息子は起きてきませんでした。 睡眠欲のほうが勝ったようです。
「あの店やる気がない」と言い放つ前に
コンビニ勤務の私は、他の店に行って自店と比較してつい色々見てしまう。売り場の様子、スタッフの動き、品揃え、その他。
同じ系列店で、家に近いので時々利用するお店がある。規模は小さめ。
その店に新商品を買いに行って、置いてなかったことがよくある。「今日から新発売!」と、わくわくして買いに行くと、ない。定番商品もないことがある。そういうことが続くと困るし、行かなくなってしまう。
その店は向かいにライバル系列店があって、そちらの方が賑わっているようだ。広さは同じぐらいなのに。スタッフもあまり元気がない。
残念だなぁ。
先日息子とその店の話題になった。
「あすこにコンビニあるじゃん」
と言われたので、つい
「あー、あのやる気のない店」
と言ってしまった。
「やる気がない、とは」
息子が言うので、説明する。
「だって新商品買いに行っても全然ないんだよ。品揃えちゃんとしてないし」
「それは、やる気の問題ですか」
ドキッとした。
「ちゃんとできない、事情があるのではないですか」
はっとした。
息子の言う通りだ。
わたしたちは、外から見える事象でしか判断できない。コンビニの業務も人によってはレジ打ちしかしてない、とても楽な誰でもできる仕事のように思われているかもしれない。だが、裏には発注清掃鮮度管理もう山のように仕事がある。
それをわかった上でみていながら、品揃えが少ないことを「やる気がない」などと表現してしまっていた。
たまたま、月曜日の入荷対応のスタッフが休んでしまったのかもしれない。発注を入れるタイミングがうまくいかなかったのかもしれない。新人さんが入っててんやわんやで手が回らなかったのかもしれない。店舗があまり大きくないから人が増やせないのかもしれない。理由はいくらでも思いつく。
ぜんぜん「やる気」で解決できる問題ではないのだ。
私の好きな、とあるラーメン屋さんは、休みが多い。理由に「家族の看病で」とよく書かれているので、具合の悪いご家族がいらっしゃるのかもしれない。
でも、それを笑いながら「さぼってる」と言う人がいる。
自営業がさぼると、当然売り上げは減る。さぼってるはずがない。やむをえず、閉めているのだ。そのお店だって、なにかしら事情があってそういう状態なのだ。
ほんの一部見える事象だけで判断し、つい精神論に行ってしまって、勝手に不快感を感じてしまっていないだろうか。
息子は私を睨んで言った。
「あなたは、ずいぶん、偏った物の見方をするようになりましたね」
まったく、そのとおりだ。
以来、コンビニでも飲食店でも他の業種でも、「なんでこうなの?」「だめじゃん!」などと思った時は「でも、なにかそうせざるをえない事情があるのかもしれない」と考えるようになった。