仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

本嫌いの私が本を読んだ

クマムシ博士の「最強生物」学講座: 私が愛した生きものたち作者:堀川 大樹新潮社Amazon微生物ハンター、深海を行く作者:高井研イースト・プレスAmazon自分が子供の頃、理科が好きになったのは、おそらく「ムツゴロウさん」の本がたくさんあったからだろう。…

本嫌いの私が本を読んだ

4冊。 僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方 40歳からの人生を変える心の荷物を手放す技術 あの夏フィンランドで エレンディラ (ちくま文庫) 僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方…

本嫌いの私が本を読んだ「地図に仕える者たち」「孤高の人(上)」「孤高の人」

全部図書館で借りました。地図に仕える者たち作者:アンドレア バレットDHCAmazonこの本は小波秀雄先生におすすめいただいた。不思議な面白い短篇集だった。 「科学」に、人はいろいろなきっかけで惹かれる。惹かれてその道を目指し歩き始める人、極めた人が…

川上弘美「此処 彼処」

此処彼処 (新潮文庫)作者:弘美, 川上新潮社Amazon川上弘美のエッセイをもっと読みたいなぁと思ってこれを図書館で借りたんだけど、読み始めて気づいた。前も読んだよ、これ。 http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20120213/1329096206同じ感想だと芸がない。 今…

白夜の国のヴァイオリン弾き

白夜の国のヴァイオリン弾き作者:小野寺 誠新潮社Amazonこれもひとのブログで紹介されて知ったと思う。図書館で借りた。裏内表紙に貸出カードが挟まっている、古い本。 すっごくおもしろかった。読んだあと、すがすがしい気分になった。こんな人生あるんだ。…

長嶋有「ねたあとに」「猛スピードで母は」「長嶋有漫画化計画」

ねたあとに (朝日文庫)作者:長嶋 有朝日新聞出版Amazon私は図書館で本を借りる時、まず著者や書名をどこかで知って興味を持ち、図書館に蔵書があればネットで予約して借りに行くという流れが基本。活字嫌いの本嫌いで、本棚の海を長時間回遊すると、自分がす…

川上弘美「なんとなくな日々」

図書館で借りました。 [asin:4000015532:detail]川上弘美の小説もエッセイも、すごく気持ちよさそうにお酒を飲むシーンが出てくる。いいなぁ、と羨ましくなる。 川上さんは、なんで、お子さんがいるお母さんなのに(今は離婚したらしいし、お子さんも十分大…

ユングフラウの月

[asin:B000J96E8O:detail]この本、私が生まれた年の本なんですよ。 私が好きで見ているブログに紹介されていたんで、例によって仙台市図書館で借りました。 当然、書庫から出してもらいましたよ。貸出カードが裏内表紙にはさまっていて、本当に昭和40年代の…

あした会社がなくなっても生きていく12の知恵

あした会社がなくなっても生きていく12の知恵〈ストーリー〉作者:大宮冬洋ぱる出版Amazonこの本はタイトルや内容で惹かれたわけではない。著者の「大宮冬洋」さん。一度目にしたら忘れられない、素敵な名前。NHK出版のテキスト「趣味の園芸 やさいの時間」の…

本嫌いの私がここんとこ読んだ本:辺境ラジオ/僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか/遺書/ケーキの本二冊

何度も言うけど私は本を好んで読む人ではない。活字嫌い。でも、身の回りがあまりにぐるぐると周り、なにがなんだか、という日々を送っていると、本を読む時間がすごく貴重で幸せに感じられる、ということがわかった。私はあんがい、これまで本に救われる思…

「知がめぐり、人がつながる場のデザイン―働く大人が学び続ける”ラーニングバー”というしくみ」

先日、TRUNKで行われたセミナー(私の別人格によるレポートはこちら)に出席してきて、その中で紹介されていた本。仙台市図書館にないので、買いました。 [asin:486276097X:detail]これは、大変面白い本でしたよ。 コミュニティ運営、勉強会主催者、コワーキ…

「コミュニティデザインの時代」「コミュニティデザイン」

「コミュニティ」ってなんだろう。どうやって作ったらいいんだろう。 コワーキングスペースにおけるコミュニティ、という文脈で、しばしば考えてきた。 コミュニティのあるスペースがコワーキングスペース、というけれど、そのコミュニティってなんなのさ、…

年収150万円の本を二冊

低所得関係の本レビュー。 あ、「貧乏本」ってジャンル名はどうでしょうか? びんぼうぼん。びんぼうぼん、びんぼうぼん、びんぼんばんぼん、ぼぼんぼん♪……って、ちょっと楽しい気分になりませんか? (ならない) 一冊目。 ブロガー、イケダハヤトさんの本…

小商いのすすめ

この本も、仙台市図書館でたくさん予約が入っていて、気長に待っていたのですよ。ちょうど年末に借りられることになった。この本と年を越せて、よかったなぁ。小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ作者:平川 克美ミシマ社Amazon「ニートの歩…

「自分を支える心の技法」を読んで

辺境ラジオ以来好きな、名越康文さんの本。仙台市図書館で10数人待ちだったけど、予約して放置して気長に待っていたら、思ったより早く借りることができた。自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン作者:康文,名越医学書院Amazon出てくる「技法…

年収150万一家の本を読んでみた

以前年収100万の本で「3人家族では300万くらい稼がないと駄目らしい」と知った。が、年収150万で暮らしている人がいる。旦那さんはSF作家、奥様はイラストレータ。二人して自営業。収入がめっちゃくちゃ不安定な中、お子さんも一人!よくもまぁ。 例によって…

いろいろお金に縛られない系を模索して本を読んでいる

「ねぇ……お金を使わないで幸せになれる方法を教えてあげようか……?」(by 岡村靖幸) そもそもなんで、お金使うのが美徳になったんだろうか。その出費がそれに似合うだけのハッピーをもたらすかどうか、深く考えることなく。 「◯◯がこの冬のマストアイテム!…

年収100万円で暮らす本を読みくらべてみた

来るべき年収100万円生活に備えて、年収100万円生活はどんなものかを調べてみることにした。図書館で「年収100万円」で検索して出てきた本をかたっぱしから借りてきて読んでみるのだ。さて、読んでみたこの3冊。年収100万円の豊かな節約生活作者:山崎 寿…

「そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか!」うん、そう思う

そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか!齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ 第(3)巻作者:齋藤孝PHP研究所Amazon少し前の子供向けの本。うちは小学生新聞を購読していて、その記事に度々出てくる斎藤孝先生の著書だ。「声に出して読みたい日本語」…

本嫌いの私が読んだ本

最近出久根達郎の江戸小説が好き。ゆるくて。猫の似づら絵師作者:出久根 達郎文藝春秋Amazon[asin:4163232303:detail] [asin:4062735601:detail]石田千という人のエッセイを見て、この人の文章が好きだと思って借りてみた。きんぴらふねふね作者:石田 千平凡…

「ニートの歩き方」が良かった

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法作者:pha技術評論社AmazonFacebookの執筆準備のページを見ていて、とても楽しみだった本。 8/5,6と東京コワーキングスペースめぐりに行ってきたんだけど、その間読み続けたので、まる…

本嫌いの私がまたも本を読んでいるが眠気には勝てない

本を読むのは至難の業だ。 サラリーマンなら通勤時間に読めるだろうが、自宅兼事務所では「よしっ、本を読む時間をとるぞ」と気合をいれないと読めないのだ。しかも、一日のやることが終わってリラックスした状態で字を追うと、たちまち寝てしまう。 まぁ、…

本嫌いの私がまたまた本を読んだ

「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法作者:中谷 健一ダイヤモンド社Amazonコワーキングについて情報収集していると、必ず触れられる本なので、図書館で借りました。 真似したいと思ったことは、 作業のジャンル…

安らぐ本を読む

「仙台にワーキングスペースを作ろう研究会」でいろんな人に会って、それは面白いのだけど、ストレスも感じている。 意欲溢れる、圧倒的に「デキる」人達があまりに多いからだ。ほぼ只の主婦の自分との、歴然とした差が、日々さざなみのように自分を侵食して…

川上弘美「風花」および「古道具 中野商店」

川上弘美の「風花」を読んだのはだいぶ前なんだけど、この小説をどう捉えたらいいのか、私の中でまったく形を得ず、しばらく感想が書きたいけどうまく書けそうもない状態が続いた。 (ネタバレあり)

人生がときめく片づけの魔法

ちゃんと掃除する。 と、年始に宣言し、まずはなんか本を買おうと思っていた。(つまりなにもやってなかった)新聞広告に載っていたのを覚えていて、店頭で手に取り、ピンときたので買った。(ときめいた?)人生がときめく片づけの魔法作者:近藤麻理恵サン…

ウミガメのスープ

ポール・スローンのウミガメのスープ作者:ポール・スローン,デス マクヘールエクスナレッジAmazonなんか、本屋でなんとなく買って、読んだ。おもしろかったし息子も夢中になって読んだんだけど。 … … どーも後味が悪いんですよ。 なんで、死んだとか自殺した…

塩野七生「男たちへ」

図書館で、なんかピンと来る本が見つからず、本嫌いの気持ちがわさわさ出て来て帰りたくなったときは、頭をからっぽにしてみる。「こういう本が読みたい」という気持ちをリセットして、本棚の間を歩けば吸い寄せられる。そういう感じで手に取った本。フツウ…

本嫌いなのに買った本やプレゼントした本や借りた本

絶倫食 買った本。絶倫食作者:小泉 武夫新潮社Amazon小泉武夫先生の絶倫の秘密が書かれた本。 だとおもったんですが、日本にポケーと生きる我々が日常に生かせる内容というより、小泉先生が世界各所を探訪し、歴史を紐解き、その土地その時代にしかない、一…

身体知

どうしよう!本嫌いなのに、本の感想ばっかりブログに書いてる。身体知-身体が教えてくれること (木星叢書)作者:内田 樹,三砂 ちづるバジリコAmazon内田樹と三砂ちずるの対談。対談の本っておもしろい。片方がへぇへぇと言ってるばかりで、もう片方が自分の…