仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな47歳、高校生男子の母。

まんが:「行かなきゃ!!温泉」を公開しました

note.muで、趣味でちまちまと描いていたまんが「行かなきゃ!!温泉」を公開しました。GWに一泊で山形庄内方面往復でキャンプツーリングしたときのレポートです。

使用したツールはCLIP STUDIO PAINT(以下クリスタ)です。
www.clip-studio.com

まともにクリスタでまんがを描くのは、はじめてでした。機能がいっぱいありすぎて、1ページごとに描き方が変わってます。いろんな描き方ができてしまいます。
クリスタのすごいところは、使ってきて慣れてきて、「こんな機能があったらいいのに」「紙ではできたこういうこと、どうやるんだろう」と検索するとサポート掲示板がひっかかってきて、欲しい機能がだいたい実装済みとわかるところです。かゆいところに手が届く!というのを実感しました。使い方もたくさんの先人が描いて公開しているので悩むことはありません。こんなに高機能なのにクラウド版は月500円です。安すぎない?と正直思います。

カラーは大変なので、モノクロで、大昔に紙に描いていたやりかたをそのまんまで描きました。正直、ちょっと失敗でした。トーンを重ねたり角度変えたり模様変えたり(といっても砂目と万線くらいですが)して効果を狙った原稿を、画像出力するとモワレになったり潰れたりで、非常に見にくくなってしまいダメでした。文字のフォントもおもったより小さすぎました。
そういう不完全なところを全部直していると、多分また3ヶ月とかかかってしまうので、思い切って現時点で最低限の修正だけして公開しました。


ちなみにタイトルは考えてもダサいものしか思いつかず、息子に相談して考えてもらいました。
息子は「タイトルは最終コマで回収するんだよ」と言って、最後のセリフから「行かなきゃ!!温泉」という言葉を考えてくれました。私には絶対思いつかないタイトルです。でもたしかに最後のセリフは言いたいことが詰まってます。さすがだと思いました。タイトル文字のデザイン原案も息子。これも私だったら絶対思いつかないです。


まんがを描くのは楽しいし、大好きなので、続きも描きたいです。
描き始めたときは、思うように手が動かず、ペンタブにも慣れず、どうしても滑ってました。設定間違って縦横比が変だった時もありました。いまだにペンタブ設定、試行錯誤です。滑らないよう紙を敷いたりもしてるけど。ていねいに描く、ということができず、力任せに描き殴ってしまう癖があります。ていねいに描けるようにならなければ。あと、トーンを使わない陰影の描き方を忘れていて、トーンまみれでみっともないです。これは他のまんがを見て、デッサンもして、修行しなければいけないと思います。


6月から描き始めて、14ページで完成まで半年もかかってしまうのでは、仕事になるレベルではないですね。空き時間にしか描けなかったのもあるけど。
デジタルでまんがを描く描き方の正解、今後も模索していく必要があると思いました。

ストリエが終わってしまう

ストリエが終わってしまう。あと10日ほどで。

※追記:終わらないことになったよ!→ 
【重要】『ストリエ』サービス継続と運営移管のおしらせ | ストリエ



storie.jp

正式サービス開始は昨年の今日でしたよ。あの、楽しく制作していた日々から1年しかたってないのになー。

まぁ、ちょっと事情があってこちらにコワーキングスペース運営者奮闘記という、コワーキングスペースを舞台にした胸キュンラブストーリーを書きました。ストーリーだけでなくメインのキャラクターは絵も描いたりして、ほんと自己満足にまみれて楽しかったです。
これだけ書ければよかったんでストリエのサービス自体に未練はない。

もうすぐ見れなくなるので、よかったら今のうち読んでください。

storie.jp

さて、困った。
これをとっといてなんらかの形でまた公開できればいいのだけど、そうはいかないのだ。

一応、テキストだけ抽出する機能を使って、話のバックアップは取った。だが、ウェブの画面そのまんまで再現は無理。
会話だけでストーリーを表現するのが大変不自由だったので、まんがにしてみようかとも思ったけど、それも難点がある。一部キャラクターは、私の作ったものではなく別のクリエイターさんがストリエ上で使う前提で公開していたものだ。Apolloのオーナーさんとか、それに相当する。背景や効果なども同様に、他の人が公開しているものを使ったものだ。ストリエでの制作物の著作権はすべて著作者にあるため、ストリエ以外で勝手に使うわけにはいかないのだ。そもそも、そういった素材を活用して話を作れるのがストリエの売りでもあったんで、登場回数の少ないキャラを作るのも時間ないし、活用させていただいたのですよ。ちなみに表情パターンで、一人につき6−8枚描かなきゃいけない。
まぁ、全然違う顔を作ってしまえばいいんですけどね。Apolloのオーナーさんの顔、気に入ってたんだよなー。

でも、時間もないし、ストーリー自体恥ずかしい話だし、コワーキングスペースCHERRY運営奮闘記はこのまま消えてしまうと思います。
ですが、私自身あの話のキャラクターたちがすごく気に入ってて、現実にこういう人いたらいいなと思いながら描いていたので、なんか機会があったら彼らをまた活躍させたいなぁ。

最後に、こんなブクマされていたのを最近ようやく知りました。ちゃんと私の言いたかったこと伝わった人がいるんだなと、嬉しかったです。
(2話はシステム側の不具合でしばらく見れなかったです。)

コワーキングスペース『CHERRY』運営奮闘記 | サトかわ | ストリエ

儲からない商売が行政機関に巻き取られていくという系の話。なぜか2話が見られないけどまあそれはそれでかつけっこうあるあるネタ多め。

2015/12/09 12:24
b.hatena.ne.jp

Scrivenerいいよっていう話

先にこういうブログを書きましたが。

 

monyakata.hatenadiary.jp

 

この時使用したのが、ScrivenerというMac用のアプリケーション。45ドル。(30日試用可、後述)

www.literatureandlatte.com

たいへん役に立ったのだけど、日本語での解説記事で新しいものがあまりなくって、周囲でも使っている人が見当たらないので、自己流での使い方を書いてみます。

Scrivenerのよいところ

いちばん良いのは、いろんな段階のアイデアを書き出して突っ込めて資料も放り込めるところだと思います。Corkboard(コルクボード)なんか、ほんと付箋のイメージです。

思いつきでも言葉の断片でもヒントでも文章になっててもOK。PDFも画像もリンク集もぜんぶ一個のアプリで済みます。

 

f:id:monyakata:20151207204828j:plain

ストリエ連載での使い方

具体的にどう作っていったかをストリエの「コワーキングスペース『CHERRY』運営奮闘記」の最終話のケースで追ってみます。中身晒すの恥ずかしいけど。

 

ファイルは「プロジェクト」単位。このコワーキングスペース運営奮闘記全体で一つのプロジェクトにしていました。(が、途中で間違ったので5話以降で1個のファイル)

各ストーリーを「第○話」というフォルダに入れて作ってました。

プロジェクトを新規作成するときはDraftの下に各ストーリーのフォルダの他、Researchに参考になる資料、画像、「エピソード集」フォルダ。「エピソード集」の中に「多分没」フォルダを作っていました。

f:id:monyakata:20151207204930j:plain

あらすじを考え思いついたのをテキストに

実は最終話は6話の予定だったのだけど入り切らなくて7話になってしまった。ので最終話(7話)を考えはじめた時点でいくつかエピソードはできてました。

左側のBinderで、フォルダまたは別のテキストを選択した状態でEnterを押すと、新規のテキストがすぐ下にできます。そのまま入力すればテキストのタイトルになるので、それでタイトルだけのテキストをいくつか作って流れを考えます。

f:id:monyakata:20151207204906j:plain

ささいなエピソードでもおもいついたらタイトルだけの新規テキストにしてしまって(一行だけのエピソードもあったり)、迷ったら即、没フォルダに移動しました。

同じエピソードだけど別のキャラ登場させたいなどの場合は複製して別バージョン作って片方を没フォルダに。

気が向いたら順番は無視して本文を詳細に書きたいものから書きはじめてしまいます。ストリエなので、本文は会話。

フォルダでもテキストでも、Binderの画面では階層構造にできるので、必要に思ったら親エピソードの下に子を配置したりもしてました。

エピソードを配置する

で、また煮詰まったらViewをCorkboardにして、付箋を並べるように並べかえてみます。

f:id:monyakata:20151207205136j:plain

なお、デフォルトでは自由に付箋状態のテキストが動かせないので、ここをクリックして、自由に並べられるように変えます。

f:id:monyakata:20151207211243j:plain

といってもタイトルだけではなんのことやらわからないので、Synopsisを書いてみることもあります。Synopsis書いてるうちにもっと書きたくなってまた本文書きはじめたりします。

f:id:monyakata:20151207205346j:plain

テキストを分ける

本文を編集している時、勢い余って書き続けて、あ、ここから別なエピソードにしたほうがいいかなという時は、分けたい場所で右クリックして「Split at selection」にするとテキストが分かれます。

f:id:monyakata:20151207205501j:plain

Label

Labelっていうのがあるんですが、Corkboardの画面で、エピソードの右上の四角、赤や青の色で見分けられます。私はエピソードの属性としていて、静かな話が青、動きがあるのが赤、にしてて、同じ色が続かないように考えたりしてました。

もちろんこのラベルはカスタマイズしていろいろ作れます。あとStatusっていうのもあるけど使わなかったです。

f:id:monyakata:20151207210007j:plain

キャラクター管理

煮詰まったらキャラクターの設定とか見直してました。

f:id:monyakata:20151207210241j:plain

こんな感じで画像と、右側のDocument Notesにキャラクターのいろんな設定を書いておいて、本編に出て来ない裏事情とか過去の出来事とか設定してました。

ちなみにDocument NotesとSynopsisには各話ごとにこんなのも書いてましたが、なぜか時々表示されない。いじっているうちに表示されるけど。

f:id:monyakata:20151207210420j:plain

本当は、一人称や登場人物の呼び方呼ばれ方の管理、癖なんかもキャラクターごとフォルダにまとめておいたほうがいいのかもしれない。あとモデルになった人の画像とかウェブとかエピソードとかも。

キャラクタの他に資料フォルダには、ネタ元になったメールやメッセージ、文章なんかも置いときました。

エピソード入れ替え、最終形態に

そうこうしているうちに、歯抜けでも話がだいたい出来て来るんですけど、ここからここに展開するのにどうしよう?ってうんうん悩むときはまたCorkboardに戻って、「こんなエピソードあったらどうだろ」というのを作って(タイトルだけ、または中身も)並べては没、作って並べて並び替えてまた没。

最終的にうまく話がひらめいて、これで出来たと思ったら通しで眺めます。第七話フォルダを選択して、ViewをScriveningにするとエピソード全部繋がって読むことができます。Viewはcommand+1がScrivening, command+2でCorkboardで切り替えられます。

長さの管理

Scrivenerの便利な機能の一つで文字数カウントがあります。テキスト選択すると長さがここに出て来ます。フォルダを選択してScriveningで見るとここに全体の文字数が出て書きます。

だから最後にここも見て、たいてい書き過ぎなので、余分な会話とかどうでもいいエピソード削ったりしました。

文字数目標の設定

実は目標文字数(単語数)設定という機能があって、こんだけ書くまであとどれぐらいって棒グラフで見ることができるんですよ。これ前は使ってたんだけどどうしても書きすぎるから使わなくなってしまった。これ、「第○話」をフォルダじゃなくて、テキストの親子で階層にして作るとできます。

f:id:monyakata:20151207213653j:plain

そんなかんじで一応Scrivenerの側の作業は終わりです。

ストリエでインポート

ちなみにストリエではテキストインポート機能があり、「」つきのは台詞、素のテキストはテキストとして流し込むことができます。

あまり長いとちょっと心配なのでエピソード毎にインポートしました。最終的にストリエ側でちょこちょこ調整しました。

ブログ原稿でも使える

ストリエでの創作でやったのは以上ですが、私はブログを書くのでも長くなりそうな時はScrivenerを使っています。話題ごとに区切って全体を見通すことができるといいです。実はこのブログも。

で、今気付いたんですけどリッチテキストの状態でそのまま貼付けられますね、はてなブログだと。これは便利。

まとめ

Scrivenerはもっともっと機能が豊富らしく、使ってない機能ばっかりでもったいないので、もっとちゃんと活用してみたいです。

試用できます

で、使ってみたいという方はApp Storeからでなくサイトからダウンロードして試用がいいです。

30日間試用できますが、「起動した日数」でカウントする太っ腹な仕組みなので、けっこうじっくり使えるんですよ。気に入って買うとき自分の名前に日本語入れてはまりかけましたのでローマ字のほうがいいです、注意してください。

いろんな使い道があると思うので、ぜひ使ってみてください。文章書く人におすすめ。

久しぶりに「創作」をしてみて

6月から月1で、とある創作をしていた。先日ようやく完結。
コワーキングスペース『CHERRY』運営奮闘記

こちら、縁あってストリエというサービスのβテスタとして参加させていただいて書いたもの。

そもそもは、弱小コワーキングスペースが潰れてしまう話をつげ義春のような絵柄でまんがにしたいな、ということを自虐的にtwitterで喋ったのがきっかけ。まさかそこから2人の女性が主役の「コワーキングスペース運営奮闘記」になるとは。

ストリエは始まってみると若者向きのファンタジーやラノベ、勇者やモンスターや耳が生えている人などが多く、自分のビジネスストーリー的立ち位置があまりに浮いてるのでちょっと、場違いかなぁと思ってしまったけど、それはともかく。


「創作」という行為が、多分10数年ぶり。
10数年前はこれまた10年ぶりくらいの創作でSlashdot文芸部として自分の学生の時の自堕落な交友関係を元にした小説を書こうとして1話だけでやめてしまった。もうネット上から抹消したのでないです。
その10年前はまんが家目指してたんで創作の日々でしたね。

久しぶりに「創作」して思ったことは「超たのしい」。
7話に渡り、毎回自分で設定した締切りが迫るとうんうん考えて話を作って、あーでもないこうでもない、このエピソードどうだろ、いやこれは没、これは盛り込みたい、この伏線回収できない、また伏線張ってしまった、あああ一人称が違ってる、このキャラこんなこと喋らせたいけど喋るだろうか、etc……時には、風呂に入ってるときや散歩している時に転機になるエピソード思いついたり、困難を盛り込んでおいてどう乗り越えようか悩んで、ふっと天から降ってくるみたいに「そうか!」ってなったり。
最後の1話は、当初考えていたラストを全部捨てて、降ってきた話に変えてしまって、創作ってこういうことがあるんだなと自分でもびっくりしてる。
そういういろんな体験が、大変だったけどとても楽しかったです。


そして、自分がまんがばっかり描いていた20数年前を思いおこしてみると。当時、描きたいことやテーマがまったく思いつかなくて困ってた。描くものは少女漫画だったので男女が出会って片思いしてなにかしら障害はあったけど実って、めでたし、が王道。でも自分はそれを膨らませたりアレンジしたりできるような人生経験があまりに乏しかった。追求したいテーマもなかった。だって大学生だもんねぇ。自分の年代以外の人の生態もわからなかった。本も全然読まない人だったし。
テーマがないのに、なんで漫画描いてたかっていうと、やっぱり絵を描く行為そのものが楽しかったし、絵の表現的な構図とか技術とか試すのが楽しかった。

でも今回、自分なりにその時考えていたことをテーマとして織り込むことができた。そして、いろんな年代の登場人物を出してエピソードを考えていくのがすごく楽しかった。やっぱ45年も生きてきて、いろんな人に会って、酸いも甘いもいろんな経験したし、本も読むようになったから、こうやって話を作れるようになったのかなぁと思った。
描きたい、語りたいテーマがいまやたくさんあって、それを自分の言葉としてブログやSNSに書くのはよくあることだけど、こうやって創作物の中に入れて表現する……自分の口からはこっぱずかしくて言えないことも、反感買いそうで怖くて言えないことも、答えが出ていなくてはっきり言えないことも………登場人物のセリフと行動を借りて語らせる。これがすごく面白いことだなと思った。


創作を、またなんらかの手段で始めたいな。そう思った経験でした。
機会をくださったストリエ関係者のみなさん、ありがとうございました。
ストリエは面白かったけど、やっぱりセリフと顔だけで話を展開するのは難しい。やたら説明的なセリフが多くなってしまう。どうしようかな。まぁまた気が向いたら。

マチオモイ超「角五郎帖」を公開します

2月に「マチオモイ帖」に出展しました。見に行った時のブログはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20140319/1395194928

私が作った角五郎帖は、ほぼ毎日川原を歩き回っている私が見た面白いものを書いているわけで、その後も面白いネタはどんどんたまってきています。いっそのこと、ここで続編を描いてしまおうかなと。
ならばそれに先立ちまして、角五郎帖の内容を公開しておきたいと思いました。

こちらからご覧いただけます。
http://asfactory.sakura.ne.jp/illustration.html
が。せっかくなのでここにも貼っておきますね。

ご覧ください。

続きを読む

息子がメンダコになる

暖かくなったり寒かったりする微妙な春先に、息子がタオルケットでメンダコになっていたのだが、写真を撮ると拒否されるので絵に描いた。

マチオモイ帖作った!2/28〜東京、3/7〜大阪で展示(されるはず)

マチオモイ帖作りました!!〆切間に合った。
リジェクトされなければ、マチオモイ帖の東京展・大阪展に展示される。はず。

http://machiomoi.net/exhibition_2014/

東京・大阪の方は見に行ってみてくださいませ。

私のは、手描きスキャン→PhotoshopIllustratorという、エッセイマンガみたいな物。
フルカラーを短期間でという無謀なチャレンジ。結果、鍛えられたし、同時に、自分の筆致が荒れるのを目の当たりにして、深く修行の必要性を感じた。
スケッチブックを持ち歩き、ざくざく描いて、目に入る光景すべて「どう描くか」目線ができたのは、すごい経験になったと思う。
CLIP STUDIOもちゃんと買って、使ってみようかなぁ。こういう用途でAdobe様のソフトは、たしかに使い慣れてるしいろんな手段があっていいんだけど、なんか大仰な気がして。