仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

酒を飲むために飲みに行く

酒を飲むために一人で飲みに行く。というと、驚く人も多いのですが、これがとても楽しいのですよ。

先日、かなり久しぶりに一人飲みに行きました。いきつけの、いつもの店。
独身の頃は週一くらい通っていました。
仙台の繁華街に背を向け、とある横丁の中。カウンターは顔見知り多数。
「おや今日は一人?」「今日は酒を飲むために来たんです」「なるほど!」みんなすんなり納得。
「適当に〜」というと親方が適当においしいものを出してくれます。お刺身、たらきく、その時々でうまいもの。安心して時間にまかせ、ちびちび、のんびりと時間が過ぎます。

両隣も一人のお客。一度も話したことがなかったけど、いろいろなことで話が弾みました。時々、親方も混ざります。おすすめのそば屋さん、ワイン屋さん、外国語の話、バイクの話、温泉の話、いろいろ、話があっちゃこっちゃ飛んでも深く考えず会話が続くのが酔っぱらいの不思議。「へぇ、そういう所あるんですか?」と、勝手に話に割り込んでも、違和感のないのが酔っぱらいの楽しさ。
「一人では多いからいかが?」思わずお隣からワインをごちそうになる。こういうのもまた嬉しい。

気がつけば常連のおっさんと二人だけになって、閉店時間
店を出れば、横丁のほとんどの店はもう閉店して、蛍光灯の下にしんと冷えた空気が満ちている。この風情も、好きなんだなぁ。