仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

RubyKaigiお疲れさま。

夕方6時半、息子と近所の公園を散歩しながら西の空を見上げる。仙台ではあいにく綺麗な夕焼けは見れなかったけど、私は勝手に想像していた。RubyKaigiの会場から次々と出て来て帰途につく人々を。満足げな笑顔があふれ夕日が人波を照らす。(東京が夕焼けだったかどうかは知らない)想像上の私も、その人波に混ざって行ったこともない神保町の駅へ向かっていた。大江千里「GLORY DAYS」の『ずいぶん永く忘れかけてた人波を染めてゆく 街の夕陽を』がふいに浮かんで、ずっと口ずさんでいた。

…今日も少ししかUstream見れなかったんだけど。
kakutaniさんの「Regional RubyKaigiのご報告」とそれに続く2つのセッション、そして「Take The Red Pill」を見た。「Regional〜」の方は一応自分も仙台のときスタッフだったので。
それで「Take 〜」のほうは胃の10センチ上のあたりからのどにかけてきゅーんとなる話だった。自分もいくつかイベントのスタッフ側にまわったことがあるので「楽しいけど大変」はよくわかるし、土日つぶすことについても悩んで私は現在のようになったわけだし。これって、答えは出なくてみんな模索しているんじゃないだろうか。みんながんばってるんだからと「辛い」と言いづらい空気もあるかもしれないし。また、コンピュータ言語は正確に動くのが重要で楽しさなんて関係ないでしょ、みたいな反応も受けたことがある。わかるひとだけ、にならざるをえないのかな。例えば、言語のカンファレンスのセッション途中で感極まって泣きそうになるとか普通「ありえない」と思われちゃうだろう。私はありだよと思うのだけど。
やっぱり根本は「愛」なんだろうなぁ。2007年も「愛」だなぁと思ったけど変わらない。人間に対する愛と同じで欠点があっても受け入れちゃうのだろう。辛いこと、大変なことがあっても、頑張っちゃうんだろう。愛が溢れているから、Rubyは楽しいしRubyKaigiも楽しいのだろう。

私は今まで2回RubyKaigiに出て、それである程度感じを知っているからかもしれないけど、Ustreamを通じてもけっこう熱気が伝わってきた。現地に行けないのは残念だったけど、人間には想像力ってもんがあるからそれで補えばいいんじゃん、勝手な思い込みでもそれが私にとってプラスになるならいいじゃん、と気づいた。それで冒頭の空想に至る。今も勝手にスタッフのみなさんが笑顔で「おつかれさまー」と打ち上げしているのを想像している。

本当に、みなさんお疲れさまでした。

『きみと出逢えてよかった 愛だけが今力になる』と、また大江千里「GLORY DAYS」を思い浮かべ「愛っていいよなぁ」と、きゅんきゅんする私であった。

来年は、行こう、かな…?行けるかな。

追記:RubyKaigiの後家路につく人たちを迎えたのは、夕焼けではなく虹だったのですね。うわお。これは吉兆だよ。いろんな人のブログ見ててやっぱり来年は行かなきゃと思った。