仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、高校生男子の母。

夏、ミヤマクワガタがいた。

今年飼って大分前に死んだミヤマクワガタの生きた証でも書いておこう。

これは近所の虫取りが趣味のおにいさんにいただいた。昨年はノコギリをいただいて、11月くらいまで生きていた。
ミヤマはノコギリに比べると、性格がまったく違っていた。ながい足で立ち上がり激しく動き「俺をここから出せぇ!」とばかりに飛ぼうと羽根を広げたり、容器の壁に体当たりしてきた。ノコギリの時はこんなに動かず、せいぜい木の下にもぐるくらいだった。かわいそうなので大きめの水槽を買って来てそれに移した。

しばらくして、おにいさんがメスもわけてくれた。
メスが来たらオスは毎日追いかけ回しては交尾しまくり。メスの姿が少しでも見えないと「出てこいやオラー!」と言っているかのように水槽をぐるぐる歩き回った。メスがエサに寄ってくるのを待ち伏せしてすかさず交尾。ああ、オスとはこういう生き物なのだなぁ、と思って感心していたら、数日後、今度は交尾せずメスを激しく攻撃するようになった。アゴで挟んだり、なげとばしたり。今度も執拗に追い回し、「逃げたって無駄なんじゃゴルァー!」と攻撃を繰り返した。やることやったら今度はDVか、DVはオスの本能に組み込まれているのか…見ていて同じメスとして胸が痛んだ。クワガタをくれたおにいさんは、オスとメスが喧嘩することはないと言っていたのでしばらく一緒にしていたが、このままではメスが殺される。そこでメスを隔離した。しかし、既に衰弱していたのか数日後死んでしまった。
ネットで調べたら「オスは交尾できない相手(オスまたは交尾済みのメス)を攻撃する。交尾したら隔離しなければいけない」という情報が。DVではなかったのね。もう少し早く知っていれば。メスちゃんごめんよ。体力が残っていたら卵産めたかもしれないのに。
メスがいなくなった後、オスはしばらく「どこいったオラー!」という感じで歩き回っていたが、やがておとなしくなった。と思ったらオスも死んでしまった。

もうちょっと長生きさせてあげたかった。来年もおにいさんはクワガタをくれるだろうし、息子も飼いたいだろう。こんどはちゃんと調べておこう。