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仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、高校生男子の母。

誰がなんといおうとイタかろうと「薔薇色の聖戦」からは目が離せない

kissに連載されているこやまゆかりのマンガは、毎度、30過ぎの主婦やらワーキングマザーやらの気持ちをちくちくと刺激し、非常に気になってしまう。おかしいとかイタイとか批判する人も多いし、それを充分自覚してんだけど、イタくてもいいのよ、やめられないのよ。「なんだこの展開は…」とつっこみつつ、毎回ハマってしまう。

今連載されている「薔薇色の聖戦」のあらすじを簡単に書くと、まぁすごい。

30歳、2児の母で専業主婦の真琴は、育児と家事に疲れ果て体も生活もたるみきっていた。銀行員の夫は多忙で家庭のことは妻にまかせきり。と思ったら部下と浮気していた!若くて美人なその部下の結婚式で仲人をさせられるという屈辱。しかしその時の写真がきっかけで真琴はモデルを目指す。ダイエットに成功し、紆余曲折、いろいろドロドロした出来事はありながらもモデル事務所で下っ端の仕事をはじめる真琴。挫折と達成を繰り返し成長していく。そんな真琴を夫は応援するどころか「やめろ」「出世の妨げになる」「家のことだけしていればいい」と真っ向からけなすのだった。ライバルのモデルがそんな夫に近づく…

いや、もう、こんな話で思いっきり共感してしまう私は、どんだけ痛いのかと、わかっているのだが。
いくらおばさんだろうと、がんばって、誰かに認められたい気持ちは、永遠にあるのだと言いたい。誰にも負けないなにかがあるのかもしれないと(いや、実際には99%ないのだけど)、思うのは、大変精神的に気持ちのいいことなのだ…………………ああ、やっぱり痛いな。
とにかく嫌な出来事or挫折と嬉しい出来事or成功がうまい具合に繰り返されて、目が離せなくなってしまうまんがである。それでもってこれを読むと「よーし私もがんばるぞー!」と安直にも思ってしまうのだった。ああ、アホだ。人間、単純なほうがいいこともある。