あこがれの「事務所」の響きに、ときおり魅せられる
私はもう5年在宅で仕事しているわけだけど、ときおり「事務所があったらなぁ」と、ふっと思ってしまう。
事務所が欲しい理由は二つ。一つは、あこがれ。
自分の城。
仕事をするためだけの、空間が作れる。
なんて、リッチで、贅沢で、かっこいい響き!
二つ目、自宅(借家)の現状。仕事用の物は増える一方、子供の物もどんどん増えて来て、おしいれはあふれんばかり。いまは6畳間を自分の部屋にして仕事空間にしているけど、いくら夫が単身赴任中とはいえ、居間とダイニングと夫の部屋と子供部屋が6畳一間で兼用というのはかわいそう。この部屋を、明け渡した方がいいのかもしれない。
お部屋を借りるとしたら、最低3〜5万は家賃がかかる。さらに光熱費、通信費、etc。毎月の固定費が今の倍以上になる。自営業なんて、来年以降も今と同様に収入があるかどうかまったく不明。いつゼロになったっておかしくない。そんな状態じゃ、無理だよなぁ…。
そんなとき、この記事を見て「えっ、在宅勤務ってそんなに悪くないけどなぁ」と思えてしまった。
http://japan.cnet.com/sp/businesslife/story/0,3800105598,20419583,00.htm
私が思う在宅勤務の、
良い点
- 天気に応じてふとんを干せる、洗濯物を干せる
- 昼食を自分で作れる、昼食が朝の残りものでよい、昼食代が浮く
- 服代がかからない
- 交通費がかからない
- 出勤時間がかからない
- 町内のゴミ掃除当番、小学校の行事やPTAに柔軟に対応できる
- 子供が具合悪くて休んでいるときでも多少は仕事できる
- ちょっとした外出でもすごく幸せな気分になれる
- たまに化粧するだけですごくテンションが上がる
- 気分転換に寝たりシャワーをあびたりお風呂で温まることができる
- 人と喋らなくていい
- なごむ
- 子供に仕事をしている姿を見せられる
- 早朝に仕事ができる(深夜は眠いのでたまーにしかしない)
- 自分が病気で寝ていても多少は仕事できる
悪い点
- 近所の人に怪しまれる
- へんな訪問者・電話が来る
- 子供がいるときは、まとわりついてきて仕事できない
- いつも適当な格好をしているため、いざ出かけようと思うと服がない
- 言葉が出てこなくなる、喋り方を忘れる
- 仕事の物が家の収納を圧迫する
- 土日も空き時間ができると仕事をしたくなる
うーん、なんだか、私にとっては、在宅勤務のほうがメリットが多そうだ。他の人が挙げるデメリットが、私にはむしろメリットなのだ。
多分、仕事量が少ないからこそ、なんとかなっているのだろう。私は仕事を増やすとすぐ、体調をくずしてしまう。子供の病気と板挟みになることもある。だから、このくらいの感じがちょうどいいんじゃないか。事務所なんか借りれないぐらいが。
家のほうの問題は、なんとかして、いらないものを捨てて、空間を作らないとね。
追記:ちなみに在宅勤務だと小さい子供を見ながら仕事ができると誤解されるけど、それは(私の場合)無理。ぜっっっっったい無理。在宅勤務でも、子供は保育所にお願いしていた。無認可だったので在宅勤務は入所できないとかいう問題も特になかったです。
さらに追記:こんなこと書いておきながら結局事務所借りちゃいました
http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20110206/1296969659