仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、高校生男子の母。

かわいそうのストレス

10日ほど秋田に居て戻ってきました。
私は避難していたというより、一人暮らしの親の手伝いをこの機会にとばかりいろいろやっていた。親孝行で。畑耕したり、小屋を掃除したり、肉体労働したり、家事したり、母の行きたがっていた温泉に連れていってあげたり。がんがん動いていた。

一方、秋田では「仙台から来た」というとみな眉をひそめ「大変な目にあったわねぇ」「しばらくのんびりして…」「こっちに引っ越したらいいんじゃない」と言われた。私の家は若林区といっても津波も来なかったし地盤もしっかりしている地域だったので、家も無事だし、物も壊れてないし、大丈夫ですよ、という説明をしても「それでも…ねぇ」と、かわいそうモードに入られて。あー、人間って誰かをかわいそうに思いたい生き物なんだな、と思った。中学生のとき父を亡くしたときもそう思ったっけ。みんなが我々をかわいそうに思っているのにとても違和感を感じ、なんなんだろう、自分らは悲しむより前に進まなきゃいけないというのに、やること一杯あるのに、と思っていた。

そう。やることは一杯あるのである。それなのに「かわいそう」に見られると縮んでしまう。
「かわいそう」とか「がんばって」とか「○○してあげる」とか言われつづける立場にいるのって、辛いと思う。「ありがとう」と言い続けなきゃいけないのも、かなりのストレスだよなぁ。「なにもしてあげられないのが辛い」と言われ「そんなことないです」と返さなきゃいけないのも辛い。
だって、しょうがないけど、こっちの立場が下なんだもの。


だから、なんかしてあげたり、ものをあげたりするの、もちろん最初は大事だけど。
これからは被災者自身が動きだせるガソリンみたいなものが…下から上に立ち上がれるものが…あるといいよね。
それが何なのかはいまいちイメージできないけど。


明日からうちの学区では小学校も始まります。仕事も、延期していた年度末のとか、事務処理とか、やることが一杯ありすぎる!ひぃー。
でも、動き出すのは楽しいことだ。