仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

育児日記を発掘した!

まだ咳がとれない。昼間はいいんだけど、夕方近くなると。そして夜中と明け方。苦しいなぁ。いったい私が何をしたというんだ。

さて、家の中の片付けをしていたら、すごいものを発掘した。息子が0歳児〜1歳児の時の育児日記だ。数年間行方不明になっていた。通帳や証券の束の中から出てきたよ。

生協の注文のメモ、授乳時間、todo list、買い物メモも混ざって、息子の様子が絵入りで書かれている。首が動かなくてマッサージに通ったり、(結局手術したんだけど)寝ないでグズグズ言うとか、できる動作が増えていくこととか、気分で適当に書いてある。いやー、私、真面目だったんだなぁ。1歳を過ぎると、ものまねをしたり、簡単な命令は理解できるようになったり、増えていく語彙なども書かれている。0歳から1歳を通じて何度もでてくるのは「よく食べる」「でかい」「たくさんうんちをする」うんうん、このころから、10年近く経つけど、その方針は変わってないね。
やがて、保育所見学メモが書かれたページに。何箇所か見てまわり、子供たちの様子、保育方針、印象などメモしている。本当に真面目なおかあさんである。通うことにしたところには何度かあそびに行った。そして私が働きだしたあたりから育児日記は途絶えがちになる。
と、いきなり、データベース設計図のようなものが書かれているページになった。
な、なんだこりゃ?
setter, getterとかメモされている。テーブル設計図、DAOとかMySQLの文字、ユースケース図。
ほとんど覚えていないのだが、どうやら、私はこの頃家計簿アプリをつくろうと思い立ったらしい。この頃はサーバ・ネットワーク管理の仕事をしていた。そうだ、だんだん思い出してきた。やっぱりなんか自分でアプリを作りたいと思っていたんだっけ。そして、なにより、お金がどんどんなくなっていって、家計簿アプリの必要性を感じていたんだっけ。
でも、当時私はまだRubyを知らなかったしRailsもなかったはずだ。多分、当時まだ存命だったJavaエキスパートの元同僚のことが頭にあって、Javaを一から勉強して、つくろうと思ったんだろう。
成果物がどこにもないし、私がJavaを書けないところをみると、多分作らなかったんだろうと思う。
しかし、なんだな。
育児日記にまでこういうことを書いてしまうなんて、若いころの私の、なんとアレゲだったことよ。遠い昔のようで、ついこの間のようで。変わったなぁ、私も。

それはともかく、赤ちゃんの頃の息子とべったりの日々は、息苦しさのほうが思い出が強いんだけど、こうして毎日どんどん賢くなって、成長していく生き物と共にいた日々は、やっぱり楽しいものだったな、ということを思い出すことができた。
もちろん今も楽しい。
息子に見せたら「かあちゃんの字は汚すぎて読めない」といいつつ(私も読めない)絵だけ追って、それなりに面白かったようで、ニヤニヤしながら読んでいた。