仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

朝活:デッサン「A」第19回


今日も薄着で外に長時間居られなかったのですが、30分だけがんばってきました。
東北大学の本部?をバックに立つ、松の木。下のきのこみたいなのは、魯迅先生の首です。


なぜこの松を選んだかというと、すごく惹きつけられる姿をしていたから。とても格好が良かった。
松は(すべての種類がそうなのかわからないけど)、枝の根元は上に持ち上がっていて、そこから先に行くに従って、山の稜線のように下がっていくのである。
最初は上向きだったけど、枝葉や、いろんなものを背負っていくうちに、どんどん下向きになって、そのまま固まって、もう二度と上向けない、下向きのまま生きてる、誰かの人生を思い浮かべる。ぐねぐねまがったり、ねじれたり、幹もすんなり伸びてなくてでこぼこしてる。
そんでも、松の木ならば、その姿をかっこいいなと思う人が、こうして一人ぐらいはいるのだ。
人間はどうだろう。
いやー、人生だなぁ、松の木は。こういうのは本当に描いてて楽しい。寒くなければあと30分は粘りたかった。