仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

届くことばを書くために

あっちのブログの話だけど。
これね

この文章を書く時すごく考えた。冒頭に、批判がある、と書いて、最初はその批判の言葉を書いた。でも、あえてその言葉は消した。わかりづらかったと思う。

最近、人は簡単に逆上するという前提で、ネットでは文章を書かないといけないなと思っている。
もし、冒頭にそういう言葉を書いて、読んだ人の不快感を「がばっ」と沸き立たせたら、その後の主張したいことは怒りに覆いかぶされて伝わらないだろうと思ったのだ。あの文章の主題はタイトル通り「仙台にいる自分らはどうしたらいいのか」だから。「くだらねー批判ばかやろー」ではないから。
たくさんの人に読んでほしい文章では、不用意に人を不快にしちゃいけない。

そりゃ、ばかやろーと思ったさ。想像で勝手なこというなと。
でも、「怒り」は隠して「悲しみ」に変えた。
多分そのほうが、言いたいことは伝わる。
怒りの方が伝播は早いし強いだろうけど、それはただの怒りでしかない。

激しい言葉でいつも怒っている人見るともったいねぇなと思う。その怒りが正当でも、やだもん、こっちは。近寄りたくなくなるもん。