仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、高校生男子の母。

野菜作って、復興支援しようぜ!

少し前から、畑をやっている。
若林区三本塚にあるReRoots三本塚市民農園。家からは少し遠いが、3日に一回くらいは通っている。こんなかんじ。

トンネルの中はブロッコリーロマネスコロマネスコフラクタルな形状でCGみたいな蕾部分が有名な野菜です。味も、おいしいらしいです。こういう珍しい野菜は、自分で作らないと地方では手に入らないからね。
でもってそのとなりが大根、不織布がかかっているのが人参。蒔いたばかりです。
秋に大根ははじめてだけど、とう立ちしにくくでっかくなるらしいので楽しみ。人参は、プランターでも欠かさず作っている大好きな野菜。発芽さえすれば、乾燥にも強いので、楽。葉っぱのかき揚げが大好きなので、間引きが楽しみ。


さて、どういう経緯でこちらを借りるようになったかというと。
私は前も畑を借りていた。
http://d.hatena.ne.jp/monyakata/searchdiary?word=%2A%5B%B2%C8%C4%ED%BA%DA%B1%E0%5D
しかし、荒井にある農業園芸センター併設の市営の市民農園は、津波被災し、復活の目処はたっていない。
がっかりしていたところ、仙台のボランティア団体ReRootsが、市民農園を開設し利用者を募集しているとのtweetが流れてきた。(twitterは@ReRoots311)。
被災した農地を整備し、所有者の方との仲介をして、市民農園として貸し出しを開始しているとのこと。

見学し、ボランティア団体の方にお話をうかがった。(以下は私の文章なので詳しくはReRootsさんのサイトを見てください)
ReRootsは、農地復興を中心とした民間のボランティア団体。震災から一年以上たち、沿岸部はまだまだ復興には程遠いものの、大量のがれきは徐々に片付けられている。さて片付けられた後その土地はどうなるのか。農業をやっていた人たちは、やはり再び農業をやりたいと思う方が多いのだそうだ。そこでReRootsでは農地を整備し、ふたたびそこで農業ができるように支援している。被災者の方々が、元の生活に近いことを始めることによって、元気になれる。津波被災した場所が、ふたたびものを生み出す場所になれる。
さて、被災地に戻ってくるのは、そこに住んで農業をしていた人だけ……でいいのだろうか?ボランティアの人が来ているが、それも、いずれ必要なくなれば、減っていく。もっと一般の人がやってくるようにしたい。そこでReRootsさんは、市民農園をはじめた。市民農園にして、畑をやりたい人がやってくれば、土地の有効活用ができるだけでなく、農家の方と交流ができるし、市民農園を中心としたコミュニティもできる。
復興支援ボランティアといえば、汗水たらしてがれきを片付ける、力仕事、気軽にはできない、時間がとれない、そういうイメージがあるかもしれない。特に私のような子持ち家庭をしょいつつ仕事している人にとって、なかなかできない。でも、野菜作りが好きな人が野菜作るなら、楽しくて、野菜が取れて、農家の方にアドバイスももらえて、コミュニティにも参加できて……それで復興支援になるなら、ほんとにいいなぁと、思います。

というわけで、借りることになったわけです。
ReRootsのメンバーの多くが東北大学の学生さんだというのも、卒業生であり元職員でもある私としては、縁を感じましたからね。


鍬やじょうろ、スコップなど、必要な道具は借りることができます。水道もあります。
石灰や肥料など、土づくりに必要なもの、種、支柱などはもちろん自分で用意します。

ただ、荒井の農業園芸センターのような、休憩棟、自販機、水洗トイレとかは、ありません。仮設トイレがあります。農地の所有者の方の小屋があるので、ちょっと休んだり雨宿りしたり、弁当食べたりは、できます。ゴミは持ち帰りです。
車も止められます。電源はありません。あとWiMAXは入りません。

畑から海側を見ると、瓦礫焼却場が煙をあげてる。震災前は息子と時々出かけた冒険広場のあった近く。あまり記憶にないけど、変わり果てていると思います。
元農地だったところは、まだまだ原野のまま。でも、そういうところが、ボランティアさんの手で整備されて、野菜が植えられて緑色が増えていくと、やっぱりいいもんだなと思います。
なにより、人の気配が戻ってくるのは、いいことだよね。

私自身は復興支援だと気負っているところはほとんどなくて。畑で野菜を作りたいのと、息子が「銀の匙」のお陰で農業に興味を持っているので、ならばその興味の方向を伸ばしてやろうと。畑で野菜作りなんて、ふつーに仙台の住宅地で暮らしていると、学校でも塾でも、教えてくれないもんね。
野菜づくりって、ちょっとした体験で身につくものでなく、数年の長いスパンでみなきゃいけない世界。こういう、うちにしかできない教育のチャンスであるなぁと。
個人的にはITスキルよりも農業スキルは今後、有用だと思ってる。

さてこの市民農園、まだまだ、空きがありますので、利用者を絶賛募集しているそうです!いまなら秋野菜に間に合いますよ!
ReRootsさんにtwitterでmention送るか、メールで連絡すると詳しく教えていただけると思います。
ぜひぜひ。
畑仲間になりましょう。