仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな47歳、高校生男子の母。

年収150万一家の本を読んでみた

以前年収100万の本で「3人家族では300万くらい稼がないと駄目らしい」と知った。が、年収150万で暮らしている人がいる。旦那さんはSF作家、奥様はイラストレータ。二人して自営業。収入がめっちゃくちゃ不安定な中、お子さんも一人!よくもまぁ。
例によって図書館で借りて読んでみたのはこの二冊。

年収150万円一家

年収150万円一家

年収150万円一家 毎日のこんだて

年収150万円一家 毎日のこんだて

まずAmazonのレビューを見ていただきたいんですが、ひっどい叩かれてますね。
読む前にレビューを見てしまったので、いろんな意味で期待したんですが。全然ありじゃないですか。
「子供がかわいそう」っていうけど、別にかわいそうじゃない。


と、思うのは、私が既にこの方と似たようなことをしてるからでしょうか。服はお下がり活用。もらうし、あげる。スーパーではデフォルト赤札値引きを選ぶ。(選んでいいかどうか店によるけど)
置いとけば家の中の貴重なスペースをつぶす負債。手放すならゴミにするかあげるか。ゴミにするにもお金はかかる。世の中に有り余ってるもの要らないものがあって、それを欲しい人がもらったり使ったりするの、べつにいいんじゃないのかな?

この方はよく実家からもらってくるけど、うちらの親世代って本当に使いもしないものいっぱい持っててそれが美徳だった。それが可能なくらい家も収納もだたっぴろかった。そういうところに、死蔵されるよりは、使われる方がいい。
この方関西に住んでいるからなのか、近場で「ご自由にお持ちください」と物がぽんと置いてあるというのが、よくあるみたいだ。仙台ではないだろうなぁ。まったく見たことないなぁ。古き良き商店街なら、あるのだろうか。でも「捨てるくらいならくれよ!」っていうのゴミ捨て場に本当によくある。
既にあるのに、有り余ってるのに「欲しい」ってなるから、その欲望を満たすために仕事も増えるし資源も減るしお金もなくなるしスペースは減るし。誰も使わないものが必要な人にまわっていくほうが、どう考えたっていい方向。でも、現実そういうシステムは難しいみたいだ。要らないものといるもののマッチング、本当にうまくいく方法ないものかなぁ。
ちょうどこれを見た後だったので考えさせられた。
http://blogos.com/article/48792/

えーと話がずれてしまった。
Amazonレビューで、こうまでして貧乏生活徹底する暇あれば働けって言う人いたけど、手間かけて貧乏を選ぶと時間はなくなるのがふつう。なので働く時間は減る。手間を惜しんで時間を短縮しようとすればお金はなくなる。そのかわり働く時間はできる。
どっちを選ぶか、なんだよね。実はどっちも、同じぐらいたいへん。
だからどっちが楽か偉いかなんてないのよ。
それに自営って、いつ仕事入るかわかんない待ちの多い仕事だから、定期的に予定いれるのはけっこう勇気がいる。なぜか仕事・私用・子供の病気が重なったりするともう、ぐああああやっぱり私にはちゃんと仕事するのは無理だ!って叫びたくなるしね。
無理だ!と思って仕事を減らしているのが実際ここに一人いるぜ。
だからまぁ、事情はひとそれぞれなんだから、いいじゃないですかー。

それから、無料のイベントに行きまくって楽しんで貰いまくってみっともないという意見。これも、イベント主催する側からすれば、人っているだけで、賑わいに参加してくれるってだけで、場の空気がにぎやかに変わって嬉しいことなので(人の気配は人を呼びます。本当。)、いいんじゃないかな。イベント主催者は儲かるより来た人に楽しんでもらうことが一番なので。まぁ、イベントによるか。

正直、ほんのすこし「イラッ」と来たところもある。絵柄が、イライラする(笑)。
レシピの方の絵の顔がぜんぶ同じ「^ ^」と笑ってるところとか。なぜか、ずっと、その目が山になったやつばかり見ていたら、そんなにうまいか楽しいかおい?と、まったく理不尽な怒りがわいてきて、不思議でした。人間、見下したいと思った相手が幸せそうだと、いらいらすんのよね。

個人的には貧乏はゲーム的要素を楽しんだほうが面白いと思ってるので、そのへんがあったらよかったなぁ。

あ、この本、2009年刊行か。今から3年前。まだ震災もなにも起きていなかった時だ。だからそんなに叩かれたのか。
今だったら、もっと、受け入れられるかもしれない。