仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

検索のつかいかた

先日、うちでこんなことがあった。
家族3人でいたとき「◯◯ってなんだっけ」と、ある事柄を調べる必要が出てきた。私が動く前に、たまたまScratchでゲーム作ってた息子が「これだよ」をブラウザを開いて見せた。
が、情報元じゃない。広告ベタベタ貼った、アフィリサイト。
ぐぐって、一番上のをクリックしたらしい。

「おいおい、こういうのは、検索結果に出てくるURLのドメインを見てだな………」
と、口走ったが、どう説明したらいいのかと、詰まった。

私や夫が、日常的に検索していろんな情報を仕入れているのでそれを見て覚えたのだろう。それに、学校のパソコン授業でも検索は教えているらしい。
しかし、私や夫は出てきた検索結果の中から、タイトルとURLを見て、まともそうなものを選んで見ている。息子は、それがわからない。

そうかぁ。
検索が当たり前なら、信頼できる情報の見分け方も教えなきゃいけない。多分学校では教えてくれないよなぁ。少なくともドメインの種類くらいはおしえとかないと。
でも、待てよ。ドメインも紛らわしいものがあるからな。

とりあえずこの時は、こう説明した。
「あのね。ネット上にある情報は、必ずしも正しいとは限らない。いいか、検索して、一番上に出てくるのを、正しいものだとおもっちゃいけないよ。検索して一番上に表示されるためにいろんな人が知恵を絞って技を仕込んでるんだ。情報は、発信元を当たりなさい。発信元というのは、その情報を最初に出したところ。この場合だと、◯◯は△△が決めているんだから、検索キーワードに△△を追加して、………さらにサイト名と、ここに出てくる文章を読む。それで大丈夫そうだと思ったらクリックしなさい」
自分や夫が長年の勘でやってきたことが、どうも、うまく説明できない。難しいよなぁ。

そして、こうやって表示させた情報発信元のウェブのほうが見づらくて使えなかった。まぁ、よくある話ですね……


この出来事だけど、これって息子が子供だから、じゃないよね。
普通の人は、検索して一番上に出てくるのが正しいと思ってクリックしちゃう。

こういうことがあると、安易にブラウザは触らせたくないって思ってしまう。この時は息子が「俺が俺が」ってでしゃばり状態になって、自分で検索してしまったけど、実は普段は、Scratchしか使わせてないんだよね。
でも、ほっとけば勝手に使いそうだし、その前に、一度ちゃんと教えてやろうかな。SEOの話ついでにHTMLの話をして、ウェブページの作り方まで喋ってしまいそうだけどね。(^^)