仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな47歳、高校生男子の母。

のび太のママは普通なのか

昨日ドラえもん見ました。多分母の日を意識した話です。家事に忙殺されるのび太のママを、人をコピーできる道具で楽にしてあげよう、ということでママをたくさんコピーしたら………という話。
これが、どうもいろいろ、もやっとする話だったのですよ。
家事をこなすコピーママたちのおかげで、楽ができるママ(オリジナル)だけど、やがて戸惑う。「私は、自分だけでがんばって主婦の仕事をやりたいのよ」と言ってコピーを消すのを希望する。
見ていた私と息子は、同時にツッコんだ。
のび太、手伝えよ!」
のび太は洗濯物干しをただ見ている。うちなら息子に黙ってハンガーを渡せば干してくれるのに。ちょっとのび太、「ママ大変だねぇ、じゃ、ママを増やしてあげよう」じゃないでしょ。あんたが手伝えばいいのよ。途中で出会ったジャイアンは、ちゃんと掃除を手伝っていた。ジャイアンのほうが偉い。
こういう話がドラえもんで出てくるってことは、普通のお母さんに期待されているのは「忙しくても自分だけで家事をするのがやりがい」と言って家事に専念するということなんでしょうか。えええええ。
確かに新聞折り込みのチラシの「母の日」コーナーを見れば、掃除や炊事など家事に関するものがアピールされている。そうか。母の日だから、お母さん一人で飲みに行ってもいいよ、なんてありえないのだ(母の日じゃなくても飲みに行くが)。母の日だからちょっとだけ便利に楽に、きりきり働けってことなんですな。
ま、あたしが男性的思考の持ち主で、母親向き思考ができない人間であるのは重々承知。へんな母親で、どうもすみません。


そしてドラえもん。最後にもう一つ「えっ!?」と思った。
朝食のシーンで終わるのだけど、ママは立って口うるさく喋ってて、パパとのび太ドラえもんだけテーブルについて食べているのだ。ママは食器すらない。
「……なんで、ママは一緒に食べないの?」
はっ、そういえば夫の実家の風習もそうだ。
お母さんや娘は、忙しく食事の支度をして、男は先に飲んだり食べたりしはじめる。男の食事がほとんど終わるころようやく女は席について、そしてかき込むように食べる。男がお茶を飲んでいる間にまた台所に立ち、忙しく洗い物をする。なんという男尊女卑……と思っていた。
私の実家では、全員揃って「いただきます」が礼儀だと教わった。男女平等だ。
もしかして、うちの実家が普通じゃないのか?ママは、みんなが食べた後じゃないとごはん食べないもんなの?
「そうかもね」と息子。
「そんなの私には無理だ!」私は叫んだ。
「作るだけ作って、ただ人が食ってるの見てるだけなんて、腹が減って腹が減って死にそうになるじゃないか!無理!絶対無理!」
………男女平等とかそういう話ではなく、単に、私の食い意地が、人並み以上に、強力なだけなのだった。