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仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、中学生男子の母。

ひろせがわつうしん

ひろせがわつうしん

これから、広瀬川のことをいろいろ書いていこうと思う。


ブログでは特に名言していなかったが、3月に仙台市若林区の住宅地から、仙台市青葉区広瀬川のすぐそばに引っ越した。夫の退職や近隣友人の誘いなどきっかけはいろいろあるんだけど、必然性はなかった。でも「いつかは住みたい」と思っていたエリアに思い切って移った。
引越しはトラブル続きで、引越し後も快適とは言えない日々が続いた。急激な環境の変化によって細かなストレスがたまり続けた。爆発したり愚痴ったり、なんとか、ひいこらひいこらと、暮らしている。時々なにもかもなげだしたくなるけど、徐々にそう思う時間は少なくなって来ている気はする。


そんな中、至福の時間が、毎朝の広瀬川の散歩だ。
引っ越して良かった、と心から思える時間だ。
目がさめると何はともあれ、外に出る。前住んでいた時も朝はそうしていた。でも、川沿いのこちらの方が、気分の良さは9割増だ。家を出て川が近づくと、まず瀬音が聞こえる。はやる心を抑えて堤防の階段を登れば、視界いっぱいの広瀬川。上流なので浅め。岩の間を縫うように流れていて歩けそうなところもあれば、ボートぐらい浮かべられそうなぐらい深いところもある。流れに沿って歩くと川の様相も次々変わって、飽きない。
堤防沿いのランニングコースには、どんなに天気が悪い日でも必ず人がいて、走ったり歩いたり、ストレッチしたりしている。わんこの散歩も多い。広瀬川沿いではおそらく一番人が集まるエリアだろう。以前住んでいた所では、早朝出歩いても老人しか会わなかったのに、こちらではスポーツマンっぽい若い男子、学生さん、お父さんお母さん世代もいる。朝から体を動かしに来たくなる場所なのだ。私も、夫や息子を誘ってみるのだけれど、ほとんど応じてくれない。なので一人で来る。
私は、ランニングコースを外れて、河原まで降りていく。実はそういう人は少数派である。わんこを伴っている人くらいだ。岩のゴロゴロした足場の悪いところを、転ばないように注意しながらしばらく歩いて、適当に流れのそばに座る。ちょうどいい岩に腰掛けて、コンビニで買ってきた缶コーヒーを飲み、(雨でなければ)本を読む。
本を読み、川面を眺め、また本を読み。そうやっていくうちに、自分の中に溜まった空気がひんやり澄んでくる。あるていどそうやって過ごして、満足したら本を閉じてぼーっと川を眺めて、適当に歩いて帰る。時々は川まで降りずにランニングコースを早足で歩くのだけど、そうするとちょっとさみしい。やっぱり川のそばに行きたいと思う。
ぼーっとしてると、五感が川に洗われる。
山の緑。泡立ち、時に花びらや草をともなう流れ。日によって水位も変わる。瀬音。たくさんの鳥の声。うぐいす、こげら、ひよどり、ひばり、しじゅうから、せきれい。川の匂い。川面から沸き立つ、霧の匂いと顔をながれていく触感。
大抵はなにか考え事をしていて、なかなか浸り切れないのだけど、それでも、日常の辛さを忘れて、気持ちがすうっと落ち着いていくのがわかる。正直、いつも帰りたくないなと思うくらい。

さて、そうやっていると時折、おもしろいものを発見する。
あれ、何これ?
あ、へんなものが。
へぇ、こういうことが。

そういう面白いものを、見つけた驚きが薄れないうちに、書いていこうと思います。