仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

ITx災害コミュニティ新年会に行って来た

先日、ITx災害コミュニティの新年会があったので行ってきた。本家会場は東京の方で、私が行ったのは仙台会場。約10年来の酒飲み友達、大'さんがこの活動に深く関わっている。
私も震災後ネトボラ宮城とかちょこっと手伝ったし(ブログにも書いた)、IT DART(後述)の打ち合わせに運営しているコワーキングスペースの「ノラヤ」を使ってもらったこともあったので、今回も飲み会に呼んでもらった。私自身最近、ITはほとんど関わっていなくて、コミュニティ運営やコワーキングに興味が移ってしまったため、「ITx災害」という括りで行ってもいいのかなぁと思ったけど、あまり深く考えず飲み会を楽しむことにした。
なお、実は新年会兼活動報告会だったようです。エンジニアTypeのレポートはこちら。

そもそもITx災害とは何かというと。
http://www.itxsaigai.org/
[twitter:@itxsaigai]
「ITで災害に関わる人がつながり、これからを考える、と左上にある。

この「ITx災害」は、ITと災害をテーマにして想いを分かち合える皆さんが、つながり、情報を共有し、意見を交わす「場」を提供するものです。

http://www.itxsaigai.org/about.html

東日本大震災の際、被災地に対して必要な支援として、生活必需品や食料などの物資だけでなく、情報インフラの整備と情報収集・発信が重要であることは多くの人に認識されたと思う。それに対してネトボラ宮城を含むさまざまな団体がIT分野で様々な支援を行った。
震災から時間が経ち、その時の経験を今後も起こりうる災害でも活かせるように、そしてより良い方法を生み出せるように、当時活動した人も、興味がある人も集まって、考えていくコミュニティを作ろう、ということなんだと思う。(違っていたらごめんなさい)

実行委員メンバーを見るとGoogleの及川さんをはじめIT業界のすごい人たちがたくさん。幅広い人たちが参加しているとわかる。

というわけでそんなすごい人たちが東京会場では50人近く集まって、一方の仙台会場は6人。東京会場は会社の会議室だけどこっちは居酒屋。しかも、東京とGoogleハングアウトで生中継するというまさにITを駆使した飲み会だった。いまいち音声も画像もはっきりしなくて、途中でLTがあったんだけどよく見えなかったのが残念。「仙台はとりあえず楽しく宴会しましょう」と、結果的に楽しく飲み会してきた。
お刺身となんでもあり鍋とかき揚げと唐揚げ、どれもすごく美味しくて、青汁ハイ、巨乳ハイで盛り上がり、美味しい日本酒もいただき、私は飲み過ぎた。アピールタイム?だっけ。東京会場の岡田さんに「むなかたさーん!」と言われて「きゃーおかださーん!!」と酔っぱらいの勢いでコミュニケーションをしたのが楽しかった。


ところで、ITx災害の中で生まれた情報支援レスキュー隊(IT DART)という活動があって。
これはDMAT(災害派遣医療チーム)――大規模災害時に現場で活動できるよう特化し訓練された医療チーム。大'さんも隊員。――の、IT版のようなもの。詳しくはサイトをみてください。というかSlideShareを。
http://itdart.itxsaigai.org/
[twitter:@it_dart]

災害時すぐさま動いて現地に情報インフラの構築したり、欲しい情報がどこにあるかどうやって手に入れるかをサポートしたり、必要な情報を発信できるよう支援したり。。そういう、ネトボラ宮城でもやったようなことを、ちゃんと予め体制作っておこうということだと思う。(違ってたらごめんなさい)東日本大震災の時、ITに詳しい人がいるのとそうでないのとで、やっぱ差があったからね。
12月には、具体的な災害事例を想定した訓練も石巻であった。かなりリアルだったそうだ。
IT DARTの話を聞いて、知り合いの動画配信のプロのメディアージ漆田さんを引っぱりこんだら、ちょうど良かったみたい。私もフットワーク軽ければなんか役に立てるんだけどなぁ。
興味のある方はウェブとtwitterをチェックしてみてください。


というわけで新年会報告を兼ねてITx災害とIT DARTの紹介でした。ITx災害やIT DARTについて、説明しようとしたけど失敗してしまったことがあり、自分の中でもちゃんと説明できるようにしたかったというのもあって、ブログに書きました。