仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

飲み過ぎダメ人間の記。

7/16(土)は飲みに行った。そして翌日17日の2時過ぎ帰って来た。

それから17日いっぱい、二日酔いで苦しんだ。固形物がいっさい摂れず、水もなんとか飲んだけど吐いてしまう状態になってしまった。

なんでこんな飲み過ぎてしまったのか。

 

16は昼間ちょっと疲れる行事があったので、夜に飲みにいく楽しい予定を入れておいたのだ。

初めて入った一軒目は2人で飲むつもりが1人になってしまった。悔しい。しかし偶然知人にも会えてまたマスターと共通の話題でももりあがって、たいへん楽しかった。

そのまま帰ればよかったのに、いい気分になってふらふらと歩いて、なんとも楽しげな一角をみつけてしまった。店の外に人がはみ出してグラス片手に犬を囲んでいる。犬好きの私は勢いで仲間に入れてもらった。ピザとワインの立ち飲みのお店。入ったら飲まずにはいられない。ワインとピザをぺろり。この頃から記憶が怪しい。しかしカウンターにいた方々といろんな会話をしたように思う。なにを喋ったかは覚えてない。すごくすごくピザがおいしかったことは覚えている。

そのお店を出て、帰ればよかったのにもう一軒行きたくなって、前に連れて行ってもらったバーに行ってしまった。そこでも偶然、以前行ったお店のご主人が飲みに来ていて、ろれつがまわらないままお店を絶賛していたように思う。

そこからよりによって徒歩で家に帰ってしまった。タクシー代がもったいないと思ったのと、自分は全然元気だと思っていたのと。よく無事だったとあとからおもうとぞっとする。

iPhoneには撮った覚えのない写真。Evernoteにはなぜだか書き留めた男性の名前。そしてFacebookに知らない人から友達申請……

 

んで、この手の失敗すると、たいてい、数時間寝て目が覚めてしまい、そこからものすごい悪い気分に襲われて最悪な状態になるのだ。アルコールはうつ状態をひきおこすって聞いたことがあるけどそんなかんじ。自分は酔って酷いことをしてしまったあんなことしてしまったこんなこともしてしまった、一歩間違ったらあんなことしたかもしれない、こんなことしたかもしれないと、覚えてないくせに想像でぐるぐるぐるぐる悪いことばかり考えてしまうのだ、数時間にわたって。

そしてようやく寝て、起きると、もうなにもできない。水を大量に飲まねばという理性だけで、飲んで、寝て、吐いて、寝て、飲んで………

 

二日酔いしてもたいてい午後には回復するんだけど、夜までダメという事態は久しぶりだ。

当然すべての家事は放棄。お金を渡して夫と息子には自分でごはんを食べてもらう。具合悪い、死ぬほど具合悪い。絶対インフルエンザで熱出したほうがまし。でも病気じゃないから家族は誰もいたわってくれない。息子からは軽蔑の眼差しが注がれる。

ぽんこつだな……フヒヒ」

具合が悪くなると、なぜか息子が神々しいぐらいかわいくてありがたい。

「ああ、こんな立派な男の子に成長してくれて、本当にありがたいことだ素晴らしいことだ……」

口では笑っていても心配してくれて、息子は「このゼリー食べなよ」などと言ってくる。またそれがありがたくてありがたくて仕方がないがゼリーすら食べられない。

 

しかし、そんな自分がどんな悲惨な顔をしているかと鏡を見れば、ここ数ヶ月見たこともないような、すっきりしたつやつやした満ち足りた顔してるんですよ。

あの6時間弱、たしかに私は最高にハッピーだった。家庭も仕事も人間関係も自営業もすべての悩みを忘れて、ただの一個人として偶然の出会いに満ちた時間を楽しんでいた。だから1人飲みっていいんだよな。

なにをやっても消えないストレス、悩み、どんづまりの人生。そんな中から私はあのとき、無重力にいるかのように、自由を謳歌していたのだと思う。

 

しかし、だ。

そんな時間は私には必要だったかもしれないが、その代償がこんなに苦しいのはまずいじゃないか。楽しい思いをしたらそのまま翌日も楽しく過ごしたいじゃないか。

 

今後も楽しくお酒を飲んで幸せに翌日を迎えるにはどうしたらいいんだろう。

今回だって最初から水を一緒に飲んでいたし、ブドウ糖も摂取したし、私なりの対策は考えていた。のだけど、量が多すぎた。

飲みはじめるとセーブできない。監視つきは嫌だ。ならば、やはり自重できるようにならないといけないのである。

 

そもそも、今回のように1人で自由に飲みに行ける機会が数ヶ月に1回しかなくて、「このレアなチャンスを思いっきり楽しもう」という考えになり、だから行けるだけ飲もうということになったではないだろうか。普段から「飲みに行きたい、飲みに行きたい、飲みに行きたい(以下無限に繰り返す」そればっかり考えていて、やっとのことで欲望を爆発させてしまったのかも。

では、普通の人たちのように、日々気軽に飲みにいけるならこんな失敗はないのだろうか?

いや、そんなことはない。飲んだからリミッター外れちゃうんだもの。

 

とりあえず決めた。自重できるようになる第一歩として。見える化しよう。飲んだ酒は記録しよう。

Evernoteには男性の名前とか教えてもらったキャンプ場とかメモる前に、飲んだ酒の種類と量を書こう。

 

どうせまた失敗するんだ、私は。

だったら、こんぐらい飲んだらこういう状態になりました、が、わかるほうがいいじゃないか。

  • ビール中1
  • 日本酒 グラス2杯
  • 赤ワイン 2杯
  • ジントニック 1杯
  • バーボン ロック1杯

この量で翌日丸一日死にました。

うーん、こうしてみると、少ないような……もしかして覚えてないのか……

早速Evernoteにノートブックを作って記録した。

 

なお息子に「かーちゃん今週禁酒な」と言われたので禁酒します。

ちょうど健康診断もあって飲めないので、まぁいいか。

 

二軒目のお店、ほんと良かったです。記憶あるときに行きたい。

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