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仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、高校生男子の母。

勉強会の開き方 in 仙台

「◯◯の勉強会ってないですか」
「誰か、◯◯について勉強したい人いませんかねぇ」
「◯◯について教えたいんですよ」

コワーキングスペースを運営していると、しばしば、こういう質問を受けます。
「勉強会をやってみたいけど、勉強会に出たことがないしどういうものかもわからないので、よくわからない」という方が、ぽつぽつと、いますね。



かつて勉強会を主催するひとたちは、「二人集まれば勉強会」と言っていました。(三人バージョンもあり)東北でも2007年ごろから勉強会黎明期がありました。当時山のようにあった勉強会はどんどんすたれていきました。そして、当時を知らない若い人たちがまた「勉強会したいけどやり方わからない」と言っているのです。


勉強会黎明期とSNSが発展した今とは、やり方が違うし、東京と仙台もまた違うので、現時点での仙台での勉強会の開き方をまとめてみたいと思い、このエントリを書くことにしました。
今は、思った以上に格段に勉強会開きやすいと思います。勉強会黎明期に困った場所の問題もないし、告知募集手段も昔はせいぜい掲示板やメーリングリストだったのが、今やSNSやイベント告知サイトで勝手に拡散されます、すばらしい世の中なので、みなさん勉強会やりましょう。
で、コワーキングスペースを使うとなにかと素敵なのでその理由は後で書きます。

0. 先行する勉強会がないか調べる

まず、同じような勉強会があるのにやってもしょうがないので、かぶらないように調べます。似たようなのがあったらそれに参加してみます。

1. 「勉強会をやりたいんだけど」と発信する

自分のブログやSNSなどでこういう勉強会したいと、ぶつぶつ言ってみます。言う相手がいなければ、適当なドロップイン可能なコワーキングスペースに行って「こういう勉強会をしたいんです」と言ってみてください。
コワーキングスペースの運営者は情報通だし人脈も広いので(というか仙台が狭いので誰かにつながってる)、関係ありそうな他の勉強会やキーマン、情報入手手段を紹介してもらえるかもしれません。
あと◯◯っていう勉強会見つけたんだけど今やってないけどどうなんですか、みたいな話もコワーキングスペースに行けばもっと詳しくわかるかもしれません。

2. 最低一人仲間を集める

「やりたい」と発信したら、自分もやりたい、とか、こういう人がいる、とか、反応が帰ってくると思います。とにかくたった一人では無理。仲間が見つからなければ地道に続けるか諦めるか、もっと自分の興味のある分野の人がいそうなところで発信するか。

ちなみにノラヤ管理人は、もし「勉強会したいんだけど」と言われたら、IT勉強会の場合はまず、TDCに登録しメーリングリストを眺めるのを勧めます。仙台では一番IT勉強会の情報量は多いと思います。そして流れてくるメールをしばらく見ていると、他の人がどうやって勉強会を開催しているか、どういう分野の勉強会が仙台で開催されているのかわかるからです。
で、もし、IT関係でなくて、その人のやりたい分野に興味がある人がどれくらいいるのか、まったくわからなかったら……まずその分野に近いSNS等で発信することを勧めますし、それすら、まったくなくて、仲間がぜんっぜんいないような場合は、「うちの宴会に参加してみて、雑談ついでにこんなことしたいんですけどって言ってみたら?誰か釣れるかもしれないですよ」と言います。まずコワーキングスペースの交流会や宴会に参加して考えていることを言ってみるのいいと思います。なんだったら運営者に根回ししてプレゼンさしてもらうとか。
異業種交流会や名刺交換会なんかに絶対行ってはだめです。高確率でマルチや保険屋から電話が来ます。

さて、めでたく仲間が見つかったら、とにかく「2人だけでもやって実績作ってみよう」ということで勉強会をやってしまうのがいいです。たいてい2人だけじゃなくあと1人くらいは集まります。

3. 日時と場所を決める

場所を決めます。カフェやファミレス、ファストフード店を勝手に占拠というのは迷惑なのでやめましょう。運良く無料で貸してくれる場所がみつかればいいのですが、そうでない場合は費用を折半して、どっか借りましょう。
いまや選択肢はたくさんあります。

コワーキングスペース
電源、Wifi、プロジェクターが最初から備わっていることが多く、勉強会しやすい雰囲気です。ソシラボみたいに、木曜日の夜はIT関係者は無料なんていう太っ腹なところもあります。

レンタルスペース、レンタル会議室、シェアオフィスの会議室
検索すると死ぬほど出てきます。値段もピンきり。電源はあるけどWifiはあるとは限りません。椅子がパイプ椅子で長時間はつらかったり。飲食NGだったりもします。

公民館、公共の場所
仙台市の予約システムが酷いし使いづらいし、和室以外すぐ埋まるし、Wifiはないかあってもしょぼいし、あまり期待しないほうがいいです。
メディアテークとかアエルとかは、人数がある程度期待できてかなり前から抑えられておかねもちなら、いいんじゃないでしょうか。

あと最近はSpaceMarketなんかも出てきてるけど仙台は玉石混交なかんじです。
カフェとかで「教室におつかいください」なんていう場所も出てきました。これはネットにはほとんど情報を載っけてないので、通りかかってたまたま見つけることが多いです。外を歩き回るときにアンテナの感度を高めておきましょう。ただ正直不便な場所が多い。

4. 告知する

前提条件としてFacebooktwitterは、使えてないとつらいです。使ってください。定期開催で長期にがんばるならFacebookページも作ってそれ専用のtwitterアカウントも作っちゃってもいいかもしれません。さらに余裕があるならウェブページを作ってしまっても。ドメイン取ってWordPressとか気合い入れなくても、ペライチやwixを使えばすぐできます。
そして定員を決め、申し込みページを作ります。
メールで受け付けとかめんどうなのでイベント告知サイトを使います。
IT関係勉強会のためのサービスconnpassがいちばんおすすめです。私はITじゃないイベントでもconnpass以外選択肢はないので使ってます。こくちーずはあまりにインターフェースがわけわかんなくて頭に来てやめました。かつてはDoorKeeperも良かったのですが有料になってしまいました。DoorKeeperはちんまり勉強会する人をターゲットにしていません。
Facebookイベントは参加申し込み管理用としてはまったく使えません。参加申し込みやキャンセルがあっても通知してくれないし定員の設定もできないし、みんな気軽に「興味あり」押して主催をぬか喜びさせるし。(正直、「興味あり」機能はいらない!!!押すな!)あと、招待をしなければならいので、招待された人がなんか「すみませんいけません」とわざわざ謝ってくることがあって気が重いです。こちらは大量に招待した人のひとりにすぎないのに、特別に自分が招待されたと思ってしまうんでしょう。Facebook使ってない・使い慣れてない人はまだまだ多いです。中には、Facebook慣れてないのでうっかり参加を押してしまいましたなんていうケースもあって、これは困る………
ただ、Facebookイベントがあると、Facebook経由で友達に拡散できるしシェアされる可能性があります。「申し込みはこっちだ!!!!」とconnpassなり別リンクをしつこいくらい書いて、Facebookイベントは拡散用とコミュニケーション用として作ってもいいかと思います。

告知で「チラシを作ってまきたい」という話も聞くのですが、チラシは効果ないしゴミを増やすだけなので私はやめたほうがいいと思う。そもそも仙台にチラシを誰でもばらまける場所がほとんどないです。誰でもばらまける場所(例:メディアテーク)はどうでもいい暇人がチラシをコレクションしていくだけです。

なお、2人でも開催すれば、と言ったけど、負担や会場費など無理に開催してメリットが感じられない場合もあります。あらかじめ「◯人集まったら開催する」と決めておきましょう。集まらなかったからといってくじけずに。タイミングが悪かっただけのこともあるので日を改めて募集しましょう。

たくさんの人に参加して欲しいあまり「誰でも」「気軽に」「初心者歓迎」なんて書いてしまうと、本当に素人や初心者が来て、その人のケアにほとんど時間がとられたりするので、ターゲットは明確にしましょう。
初心者といっても開発経験があるのか、ウェブブラウザでネットを見るだけなのか。ウェブ制作といってもタグを知っているのか、WordPress更新するだけなのか。DB使ったりシェル使えたりするのか。
そして、目的を明確にしたほうがいいです。この勉強会に参加することによって、何が得られるのか。

5. 当日

勉強会当日は多分自己紹介からはじまりますが、名札があると嬉しいです。名刺だと読めないのででっかく名前を書いてもらいましょう。軽くつまめるお菓子とか用意したほうがなごみます。
そして忘れてはならないのが、写真撮影がOKかどうか、名前を出していいかどうかを確認すること。これには私、嫌な思い出があるんでね。
で、可能なら勉強会の様子の写真はばんばんSNSやブログに載せて、雰囲気がわかるようにしましょう。参加を躊躇していた人に「こんな雰囲気だったら自分も行けるかな」と思ってもらえるかも。

6. 開催後

当日の資料や参考URLなど、connpassに載せたり、Facebookイベントに載せたりして共有しましょう。またconnpassには一斉メッセージ送信機能がありますので、参加のお礼やアフターフォローも可能です。
また開催してやりっぱなしでなく当日の様子はSNS以外のコンテンツとして残しましょう。ブログとか。参加者がブログ書いてくれたらちゃんとリンクしましょうお礼とともに。主催はほんとうにたいへんです。

7. そして次の開催へ

めんどくさいですよね。でも継続するのが大事。

コワーキングスペースで勉強会を開催するメリット

コワーキングスペースは、安く場所を借りられる、最初から電源Wifiがある、などというハード面のメリットはもちろんありますが、それだけではありません。
運営者をはじめ、そこに集う人たちに、「こういうのやってる人がいるよ!」と、紹介してもらえます。イベントの拡散もしてくれるし、写真や当日の様子をSNSに載せてくれる所もあります。主催が手一杯なときに、写真撮影などもスタッフに頼むことができます。
飲食をともなうイベントにする場合、なじみのケータリングサービスを紹介してくれるかもしれません。
とにかくノラヤは上記全部OKです。

ノラヤ、使ってくださいね。
noraya-sendai.net