仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな48歳、高校生男子の母。

RubyKaigi2018のローカルオーガナイザーもろもろ体験

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※6/1の早朝の虹。

 

もしもコンビニ店員がRubyKaigiのスタッフをやったら

自分がRubyやってるわけでもなく、IT系の仕事すらしていないと説明すると、ほとんどの人はびっくりして
「えっ……なんでRubyKaigiのスタッフに?」
と絶句するのだけど、説明するとすごく長くなるので
「なりゆきで……」
と、答えていた。

理由はこっちに書いたとおり。 (長い)

monyakata.hatenadiary.jp

でも、Rubyを全然やっていない非IT業の人がスタッフにいるといいこともある。例えば、ずっと外にいて一つもセッションが聞けなくても特に不満もないということだ。実際私が会場の中に入ったのはクロージングの時だけだった。
それに、スタッフのお仕事は立ったり歩いたり走ったり喋ったり叫んだり、問い合わせ対応したり、事務処理寄りなことをしたりと、技術はあんまり関係ない。
肉体労働的な素養がある人間の方が3日間でバテない、と思った。ただし若い人のほうがいい。自分、スタッフの中では2番めか3番目位に高齢だったんじゃないだろうか。

 オーガナイザーになっていた

RubyKaigiに関わる人はstaffとかhelperとかorganaizerとかいろいろあるのだけど、自分は仙台現地のスタッフということでちょっといろいろお仕事があるローカルオーガナイザーになっていた。二週に一回、近くなったら毎週、スタッフで打ち合わせをした。今はリモート打ち合わせが当たり前になっていて地理的な差を感じることはなかった。
とはいえ「打ち合わせ」するような仕事自体、ものすごく久しぶり。ていうかほとんどやったことない。最先端の企業のエンジニアの人たちはこんなふうにものごとを進めるんだぁ、と驚きながら参加していた。「誰がボール持つ?」なんていう言葉とか、新鮮だった。
メールのやりとりがけっこうあって、私は全然返せなくて、メール1通書くのに30分もかかるようになってしまい結局他のスタッフの人に頼ってしまった。普段メールをほとんど使わないのでうっかりメールボックスを溢れさせてしまい、読むべきメールが読めない状態のまま数日気づかず失敗もしたのは情けない思い出だ。他のオーガナイザーの人たちは呼吸をするようにメールをばんばんやりとりしていた。まぁそうじゃないと仕事できないよね。

「sato_kawaさんはできることをやればいいんですよ」って言われたけど情けなかった。
実はいまだにメール環境がちゃんとできてない……しかしRubyKaigiが終わって流量が減ったのでまあいいかと思っている。

他の現地スタッフ

私は地元ITコミュニティとの繋がりは、ほとんどない状態だ。
私がぽっと出て「RubyKaigiスタッフでござい」と言ったところで、仙台の人たちからは「は?誰?」「コンビニ店員のおばさんがなんで?」「お前、なんでおんねん」と言われかねないので、ちゃんとした人もスタッフに巻き込まなければと思った。

小泉さん(@koi_zoom1)は仙台のIT業界で知らない人がいたらもぐりというくらい有名人だし82歳のアプリ開発者若宮さんの仕掛け人として全世界に名が轟いている人。佐藤さん(@hiroponz79)は自身お仕事でRubyを使って開発をしていて勉強会にも積極的に出ている。このお二人に声をかけた。さらに日本Rubyの会の方々と面識のある人もいたほうが心強いと思ったので、昔のRails勉強会からの知り合いの藤岡さん(@xibbar)にも声をかけた。藤岡さんは当日参加はできなかったけどグループチャットでいろいろ発言してくれた。
佐藤さんは仙台で消滅してしまったRubyの勉強会をまた立ち上げた。興味のある人は参加するといいと思うし、RubyKaigiで仙台に来て仙台また来たいなーと思ったら勉強会のタイミングで来て話題提供とかしてくれたらいいんじゃないだろうか。

study-ruby-at-sendai.connpass.com

 

仙台情報に疎い

オーガナイザーミーティングではほとんど私だけが参加していて、そのときにたびたび仙台情報を求められたのだけど、なかなか役に立てなかった。
私は今の仙台を全然知らない。街中に滅多に行かないしイベントにも祭にも行かない。観光地も行かないし、名物も食べないし……
やっぱ地域オーガナイザーってこういう庶民じゃなくて、もっと情報持ってて県外の人を接待しなれている人じゃないとだめだわ!と頭を抱えた。

痛感したのが、こういう情報持ってませんか?ってざっくりとした情報をFacebookで募ると大変なことになるということ。
仙台のケータリングや弁当業者の情報を求められたのだけど、私は全然知らないので、困ってFacebookで「知りませんか」って声をかけたら
「自分でどこまでセッティングをするんですか」(自分で設置なんてしないよ!ノラヤの10人でやる宴会じゃないよ!)
「予算がどれくらいかわからないとなんともいえません」(当たり前だよ!)
ハラール対応も必要ですね」(当たり前だよ!!)
「指定業者が決まっているんならそこから選ぶしかないですね」(当たり前だよ!!!)
これこれこういう条件で予算がこうで、っていう細かい条件を羅列して調べるなら自前でネット使ってめぼしいとこに電話すればいいじゃん。そうじゃなくて、国際センター貸し切りでこれだけの規模の国際会議をするから、経験ある人教えて!っていうざっくりした質問だったんだけど。
SNSって、喫煙所の立ち話みたいに気軽に「ねぇいいとこ知らない?」っていう感覚でうかつに質問投げると、めんどくさいことになる。
でもそんな中、ケータリングについては東北大学の先生が経験談を含めたピンポイントな情報を下さり、その情報がとても魅力的だったのでそこに決まった。結果すごくいい業者さんで大変評判も良かったので本当に感謝しています。S先生、ありがとうございました。

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野良前夜祭

SpeeeさんがPre Partyを企画されていて、すぐ満席になっていた。
私は、まあ前夜祭は行けなくてもしょうがないか、ぐらいにしか思ってなかったけど、知人の秋田のRubyist伊藤さん(@gutskun)も申し込めなくて「東北メンバーで誰か企画してくれないかな…」と言っていたので、RubyKaigi会場すぐ近くの飲み屋「にこらす」で少人数前夜祭をやることにした。
にこらすは宮城じゃなく秋田料理の小さなお店で、町外れなのに予約必須。もちろんそれは料理もお酒もすごくおいしいから。イベントを立てたらRubyistの人が拡散してくれて(特に @takkanmさん会社の方々をご紹介してくださってありがとうございました!)伊藤さんと仙台スタッフの小泉さんも含め6人集まり、無事野良前夜祭を開催できた。
レベルの高すぎるお料理、お酒を楽しみ、技術の話でも盛り上がったようで、よかった。

 

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現地スタッフのたいへんなこと

現在夫が単身赴任中で金銭的戸籍的にはともかく実生活はシングルマザーで、家のことをやりつつスタッフというのは、なかなか厳しかった。
RubyKaigi会期中は運の悪いことに息子も高校総体で、早朝弁当作り送り出しミッションと家事をこなしてからRubyKaigi会場に駆けつけていた。帰宅すると洗われていない食器と衣類が山積み……。生活をしながらなので、スタッフ業と宴会に専念するわけにいかないのは現地スタッフの辛いところだ。
最終日のAfter Partyの後もa_matsudaさんにスタッフ二次会に誘われたのだけど帰宅せざるをえなかった。残念だった。

現地スタッフは普段の生活をぜんぶほっぽりだせる人がやったほうがいいです……

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会期中のいろいろ

会期中も懇親会でも、コミュ障だしRubyのネタも持ってないのでひたすら食べたり仕事したりしていた。
光栄なことに私のことを覚えてくれる方がいて、高井さんとか、もろはしさんとか、ささたつさんとか、とちぎの方々も声をかけてくださった。twitterでお世話になっているなかださんとか咳さん、万葉の大場さん、久保さんにもご挨拶できた。
emoriさんには茶寮の肉まんのご紹介をした。RailsGirlsを仙台で、なんていう話もあったけど、私にはできないので、RubyKaigiが終わった後にtwitterであのぶる+さん(@thatblue_plus)に無茶振りをしてしまった。がんばってください。

そして終わった

クロージングのときに真ん中で脚光を浴びてしまうシーンがあったのだけど、そんな持ち上げなくてもいいのにと申し訳なくなった。
RubyKaigi2018が終わって振り返りミーティングがあって、余韻に浸る間もなくオーガナイザーのみなさんは来年の福岡に向けて動き始めている。4月だからさらに時間がないしね……
私はもうRubyKaigiに行くことはないだろうなぁ。

雲の上に一瞬だけいてふわふわしていたような、夢みたいな時間だった。

RubyKaigi 5kに参加

RubyKaigiはまだ終わっていなかった。翌日にもう一つイベントがあった。それがRubyKaigi 5k。なんと18人が参加。青葉城址に登った。長年仙台に住んでいてここに来たのは多分10回未満。登りが練習にいいなと思ったので、以来何度か行っている。実は家から走って20分で来れることがわかった。RubyKaigi 5KのときいただいたEightさんのTシャツはすごく良いので愛用してます。ありがとうございます。

思ったこと 

  • コミュニティ活動とか、ボランティアって、人生に余裕がある人じゃないと厳しい。
    自分がそれが大好きで、心から貢献したいという気持ちがあって、かつ時間的金銭的精神的余裕がないと。
    本来オーガナイザーをやるべき人が他にいて、その人の参加が叶わなかったので、「なんでお前ここにおんねん」は、私が自分にずっと発していた言葉だった。正直モチベーションがなかなか上がらなかったです。本当に申し訳ない。

  • 海外の人とのコミュニケーションはてきとうでなんとかなるもんだと思った。ここが日本の地方なので来ている人もある程度覚悟して来ているとは思うが。とっさの会話で発音を正しくなどと考える暇は一瞬もなくて100%カタカナで単語を言って身振り手振りぐらい。しかしそんな対応でも、たいしたことをしてなくても、みなさん「Thank you!!」と、とっても素敵なキラッキラした笑顔でこっちの目を見て言ってくれるので、とても嬉しかった。これ日本人も真似したほうがいいわ。ありがとうとスマイルは只ですからねぇ。私は接客業5年なので受付は楽しかったです。