仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

人生が下手

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とある方がこのようなことを言っていた。

いい大学を出ているのに、人生(生き方)が下手、という人がいるようだ。もったいないことだ、と。

言った方は事業を行って立派なマンションにおすまいだ。

 

ぐさっ、と来た。見下ろされてる気分がした。

私は人生がすごく、へたくそだ。

東北大学という、大学名でマウント取れるところを出ていながら。就職、転職、転職、結婚、出産、独立、赤字コワーキングスペース運営……などを経ていくうちに、あれよあれよと年収は落ち。いまや、時給900円にも満たないアルバイトで主に収入を経ているありさまだ。

 

こんなことではいけない。

いけない、とは思うのだけど。

まともな収入を得ようとすると、デスクワークになる。デスクワークメインのITの仕事を長年してきたが、もうしたくない。体型のせいか、肩がこるし腰痛がひどくなるし、足がむくむ。

高めの時給の仕事をタウンワークで見る。コールセンター。先日バスで後ろの席のおばさんたちが喋ってたっけ。「コールセンター、心が折れる。数時間聞きっぱなしの時もあるし」「つらいよね」コールセンターも座りっぱなしだしなぁ。

大学の秘書さんも募集している。大学はもういやだなぁ。 

 

時給安いとはいえ、今のバイト先は気に入っているし、運動もするので体にもいい。ではバイトのシフトを増やせば。

というわけで微増させているのだけど。夜に入れると、体がぐったりだるくて、帰宅してからも目が冴えていて、眠れない。

シフト増やすとしても夜は月に2回が限界だなぁ。このバイトも時給がもっとよければいいのに。

 

……と、このように。文句たらたら、選り好みしまくり、わがままでめんどくさいのが、私なのだ。実に人生が下手だ。

働くのが、下手だ。

 

バイトのない曜日は、子供を送り出したあと朝のうちランニングに行って、シャワー浴びて、家事をして、お昼を食べて、昼寝して(昼寝重要!)、起きて、SNSでくだらないこと書いて、少し仕事をして、あとは夕飯に向けて家事モードだ。

 

ノラヤがなくなってから、週2日のこの時間が、すごく貴重で気分の良いものになった。

 

日々のおまんまに困ることはない、幸い、夫に養われている今は。

でも、飲みに行ったり、カフェでコーヒーを飲んだり、ラーメンを食べたり、マラソン大会にエントリーしたり、ランニングシューズを買ったり、旅に出たり、新しいブラジャーを買ったり、口紅を買ったり、温泉に入ったり。

そういう贅沢をするたび、ちくちくと胸が痛くなる。

そんな、まともに働いている人みたいな、お金のつかいかたして。身分不相応でしょ。

 

 

でも、これ以上働いて収入を増やす気が起きない。

だって、健康でいたいじゃない。適度に走って、仕事で体動かして、寝て、スリムでいたいよ。

まともに働くと、運動不足だし、外食続きだし、飲み会はあるし、寝不足だし、でぶで不健康まっしぐらだよ。

 

と、こんなろくでもないことを考えています。

すみません。

ああパソコンに向かいたくない。と、これを書いている今でも思ってる。

 

人生は下手です。認めます。

マンションなんて一生住めません。

人生は下手でも、生きるのはうまくやっていきたいなぁ。