仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

遠野じんぎすかんマラソン & 遠野ホップ収穫祭に行ってきた【踊鹿温泉編】

ラソンの後温泉に行って来ました。遠野にこんな温泉があるなんて嬉しい収穫です!

 

このブログは前回のつづきです。

monyakata.hatenadiary.jp

 

暑い中無事マラソン走った後は、大量の汗をすっきり洗い流したいです。

ラソン参加賞にたかむろ水光園清養園保養センター(ごみ処理場併設)の入浴割引券がついてます。ちなみにどちらも温泉ではありません。

行きたいけど、車が必要な距離なんですよね。ちょうどいいバスもないみたいだし、うーん、マラソンの後の風呂は諦めるかなぁ…

 

などと、マラソンの案内が届いてから下調べしていたときのこと。

検索に見知らぬ温泉の名前がひっかかりました。

「踊鹿(おどろか)温泉 天(あま)の湯」

iwatetabi.jp

 

えっ?温泉?

このあたりの温泉といえば花巻温泉郷が有名。母からも「遠野に温泉はない」と聞いていたので、驚きました。

探すと、現在も営業中らしく、雰囲気もお湯も面白そう。これはいかねば!

※ 「面白そう!いかねば!」というのは、あくまで温泉マニアの私の観点であって、一般的な快適で清潔な温泉を求めている人の感覚からは1000kmほど離れているのでご注意ください。

タクシー呼んじゃうか、と思うくらい行きたくなりました。でもマラソンの交通規制中にタクシーは迷惑だからやめます。

ダメ元で調べると、なんと、ちょうどいい時間に会場近くから温泉最寄りに行く路線バスがある!しかも、帰りもちょうどいい時間にバスが!

1日数本の路線でこれは奇跡だ!温泉の神が私に微笑んでいるのに違いない。

ようし、バスで行こう!

 

というわけで、無事完走した後、この「踊鹿温泉 天の湯」に向かうことにしました。

ちょうど遠野ホップ収穫祭の会場目の前に「中央通り」のバス停、ここから土淵線に乗りました。マラソン参加者で私とおなじく温泉を目指す人はいませんでした。1人か2人はいるかもと思ったんだけど。

遠野のバスは小型。かわいいけど、乗る人が減ってるってことですよね。乗客は3人だけ。

 

「松山」というバス停で下車します。かなり古い平屋のプレハブのような建物です。田舎の集会所といった佇まい。

(んで、急いでたんで、全然写真を撮ってこなかった。すみませんがみなさん検索してください)

入ると鍵付きの下駄箱、正面に受付。650円を払ってロッカーの鍵をもらってお風呂に向かいます。休憩込みの料金もあるみたい。ちらっと大広間が見えて、おじさんが1人くつろいでいました。

ちなみに受付の前に昭和の食堂のようなテーブルと椅子が並んでいて、そこでちょっと座ってるだけなら無料みたいです。自販機と、食べ物もなんぼか売ってた気がします。

 

さて、お風呂です。けっこう明るくてきれい。

シャワーは一つしかありません。銭湯慣れしてる自分には必要なし!熱いお湯と冷たい水の出る昔ながらのカランで温度を調節して、たらいを使って全身を洗います。

はー、やっとすっきりしたー!マラソンの後は温泉ですねぇ。

 

そして茶色い湯をたたえた湯船へ。湯船は温泉の成分が付着してしっかり染まってます。底が見えない濃さ。ああ〜きもちいい〜。

それなりに温泉ぽい匂いがしたような気がするのですが、あんまり覚えてません。浴槽はお湯と冷水と二つあって、先客の女性は冷たいほうに浸かってます。

ひえー、いくら暑くても私には無理……

と思ったけど、足を駆使した後なので、下半身だけ短時間ひたってみました。すっきりして気持ちよかったです。

 

上がった後、同時に入っていた先客の方々もマラソンに参加したらしいと気づきました。装備を見るとなんとなくわかります。車でいらしてたようです。まぁそうだよね。

 

お風呂からあがったら、あとはビール!遠野ホップ収穫祭の会場に戻るだけです。と、その前に自販機で水分を多めに買っておきました。

 

夏の日差しがさんさんと差す中、ちょっと歩いて帰りのバス停へ。

また可愛い小型バスに乗りました。中央通りまで、乗客はやっぱり数人。

 

時間があったら、もっとのんびりしたかったなぁ。 

面白い温泉だったので、遠野に行ったらぜひみなさん足を伸ばしてみてください!!

(※繰り返しになりますが、一般受けするお風呂ではないです……)

 

(遠野ホップ収穫祭編へ続く)