仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

10/6(日)松島ハーフマラソン完走!!

またまた1ヶ月も前の出来事を思い出してブログに書いてます。

ついに松島ハーフマラソンのハーフの部に出て、完走することができましたー!やったー。いやーこんな日がくるとはー。

松島ハーフマラソンはこれまで2回、10kmの部に出てました。これで正真正銘松島ハーフマラソンを走ったことになり、「松島ハーフマラソンの10km走った!」「え?ハーフなの10kmなの?」という混乱は生じません。(けっこう説明がめんどくさかった)

 

思い起こせば、松島ハーフマラソンに出よう!と思い立ったのが2016年の10月だったようです。3年かけてここまで来たよ。monyakata.hatenadiary.jp

 

松島じゃないハーフは出てたんだけど、松島ってコースが坂だらけなのが特徴。だからきっついのです。完走率もフラットなコースに比べると低いと聞きます。だから特別な達成感があります!

 

今回はコースが一部変更になったのが話題になってましたが、ハーフを初めて走る私は「そんなことより、どうか気温が上がりすぎませんように!」と神に祈ってました。

だって初めて走った2017年も、2018年も、30度近い気温だったのですから。距離的には走ろうと思えば走れるけど、熱中症だけは避けたい。

遠野と同じく、塩分補給用のジェルを用意して、直前に梅干しも一気ぐいしてのぞみました。

すると幸い気温は20℃前後。想定より随分低くて助かりました!

このように雲多めでした。

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さて、はじめての松島のハーフは、スタートからしてこれまで出て来たマラソンと違う。本気の人が多く、のんびり走ってたら、うしろからばんばん抜かれて、ぶつかりまくる!さらに抜くために歩道も路肩も走る人いるんだわ!いやちょっと危ないでしょー。転んで側溝に落ちた人もいた。いやー、松島こわっ!

でも私は遠野の時と同じく、あせらず前半は抑える方針でいきました。ぶつかられると怖いから周囲に気を配りながら走りました。坂がつぎつぎ現れますが、「知事公館の横よりまし!」と気合いで乗り切りました。

10kmの折り返しまで来ると「10キロってここで折り返しかあ、楽だよな」と感慨深い。キロ数表示のところに、なぞのキャラBASHOUの一言と、松島ハーフマラソン川柳が載ってて、見るたび脱力する。正直「次は坂じゃ!」とか予告しなくていいから!無で走らせてくれ!と思いました。

野蒜駅が見えてきて「もうすぐ半分だ」と思うけど実はまだ先は長かった。野蒜駅では青い鯉のぼりと太鼓の演奏があって、多くの人が声援を送ってくれたが、こういう感動系をランニング途中に見ると、やばいんですよ、息苦しくなって呼吸困難になって死にそうになる!ギリギリで走ってるへなへなランナーを感動させるのやめてくれ!これ私だけでしょうか?本当に応援はありがたいんです、ありがとうございます、でも、死ぬ……やばい。「呼吸困難になったときは息を『吸う』より『吐く』を意識して、深くゆっくり吐く」を思い出してその通りにしてなんとか復活しました。

で、やっぱり折り返しのあとは気分が楽。時間制限ポイントもちゃんとクリア!よっしゃ完走できそう!と思ってからは、「ふふふ、ゴールしたら牡蠣汁…そんで温泉…ビール!」と、気楽に走りました。が、何があるかわからない、気を抜いてはいけない、それこそ、転ぶかもしれないし。

ハーフの場合、困っちゃうのがトイレ。私は特にトイレが近い方で、よっぽど途中で入ろうかなーと思ったけど、なんとか我慢しました。遠野の場合はだらだら汗かいたのでトイレはそんなに逼迫してなかったけど、松島はちょっと辛かった。

ゴール近くの家がいっぱいあるエリアにくると、やっぱりちょっと感動モードに入ります。沿道のたくさんの人が声援送ってくれるし。中にはすでにゴールして記念品を手にしたランナーも。速い人いいなぁー。

沿道の声援も「がんばれー!もうすこしでビールが待っているぞー!」なんていうのもあったりして。そうですよ!ビールですよ!私はビールのために走ってるんですから!

前を走っていた若い男性2人が「ビール!ビール!ビール!」と言いながら走って、ゴール直前はカメラを意識し肩を組んでました。微笑ましい光景です。

カメラといえば、今年はランフォトの撮影がなかったので、全然走ってる途中の写真は見れなかったです。まあお金払って買ってもSNSに使ったりできないので、いいんですけど、ちょっと残念。

そんで私も無事ゴールしました。

今年はゴール後にやたらいろんなものがもらえて、おにぎりが個人的にはいちばんうれしかったです。

記録証。

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遠野より速い!坂ばっかりなのに。成長してんじゃん私。

恒例の牡蠣汁、今年もおいしかったです。

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で、走ったぞーっていう記念写真をどこかで撮りたかったんだけど、スタッフさんもつかまらず、知り合いにも会わなかったので、けっきょくこんな自撮りに……

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さすがにハーフを走ると疲れて、動きが鈍かったです。更衣室であまりストレッチなどしなかったので、ダメージが後日来ました。あと、更衣室が飲食禁止なので、出口のてきとうなところに座ってバナナを食べたのは、はたから見ると間抜けだったかもしれない。

ハーフが終わったら会場がもう撤収モード。さっさと出なきゃ、ということで温泉に向かうことにしました。

松島ハーフの会場近くの温泉は、交通規制の影響もあって日帰りはなし。しかし、ちょっと歩いて松島海岸方面に行くと、温泉日帰り入浴やってるとこ、あるんですねぇ。

下調べしておいたこちらの温泉へ!「絶景の館」です。(トップページ、いきなり音が出るのでご注意ください)

www.zekkei.jp

ここの温泉がねーーー!すごくよかったですよー!

なにしろ大浴場と露天風呂から松島を一望できるんですから!

お風呂じたいはそんなに大きくはないです。松島ハーフ帰りの人もちらほらいました。幸いそんなに混んでなかった。私はS-Style付録のクーポンを使って割引価格で入浴。

温泉入ると一瞬、股ずれが痛い!次回はワセリン塗ろう…。

風呂の中から松島の眺めを堪能しました。めちゃくちゃ人が見えます。ということは向こうからも見えるということです。この状況では「それがどうしたー!」という気分になってしまいます。それぐらい、気持ちいいお風呂です。みなさんぜひ松島に行ったら入りに行きましょう!

 

さてここから想定外の事態に。

松島海岸駅についたら列車が20分来ない。そしてどんどん気温が下がってきました。そう、今年は去年より気温が10℃低い。そして10kmよりもハーフは終わる時間が遅いということをちゃんとわかってなかった!吹きっさらしのホームで待っている間に、せっかく温泉であったまった体がすっかり冷えてしまいました。寒い!ガクガク震えて待ってました。やっと電車に乗って、あおば通り駅まで来たら、ほぼ夕暮れ。あまりの寒さに「ビール!」の気分ではなくなっていました。もっと厚めの上着持ってくるんだった!そして息子に夕飯を買って帰らなければならない時間になっていました。あー、10kmのときは明るいうちからビール飲めたのに、ハーフの場合はそうはいかないんだ。いや、温泉入ったりしてるから遅くなるんだけどさ。温泉はずせないじゃん。

なんてこった。ビールのために走っているのに、ビールを飲まずに帰るなんて……

結局、自宅に戻ってから缶ビールで乾杯しました。

今回の反省点は、走ったあと温泉に入ったら松島周辺でさっさとビールを飲みましょう!ということです。松島にクラフトビールの店できたらいいな!!