仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

マルチで行こう!〜「フリーズする脳」「脳が冴える15の習慣」

某出版社勤務の弟から送ってもらった本。弟ありがとう!
脳外科医の著者がさまざまな症例から現代人の脳の使い方の問題を解説するのが「フリーズする脳」、じゃぁそうならないためにどうしたらよいのか?こちらも症例をちりばめて紹介するのが「15の習慣」。
この「フリーズする脳」というタイトル、ちょっと「ゲーム脳の恐怖」に似てるから身構えてしまいます。ネットが悪い、パソコンが悪い、という一方的な内容なのか?…でもそうではありませんでした。たしかにネットとパソコンに依存した状態が脳によくないということは指摘していますが。
この本を読んで、マルチで行こう、と思いました。仕事もマルチ、趣味もマルチに。タスクが増えすぎると以前指摘したように危険も増すので程々にしたほうがいいでしょうが、脳が活発になるという意味ではいろんなことを抱えて並行にさばいていくのが、とても良いらしいです。
興味深いのが「偉くなる」「フリーになる」ことによる弊害。雑用から逃れられて仕事に集中できると思ったら、なんだか頭がうまく働かなくなってしまった。雑用も疎まず、程々にやったほうが良いみたいです。
これらの本を読んで、私の生活はたしかにパソコンやネットに依存しているけど、惚けない努力も無意識にしていたのか?と思いました。一日が仕事だけで終わるわけではなく、夕方になったら子供との生活。声も出すし、体も動かします。日中仕事の時間も、家にいるので雑用で中断するし、昼食も殆ど自炊。…こんな生活、実は脳には良かったのかな。