仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

火を燃やすこと

キャンプしました。枝を拾って来てかまどで火を焚き、肉など焼いて食べました。たき火未経験の息子にいろいろレクチャーしつつ、湿った枝に苦労し、でもなんとかなりました。やり方忘れているなぁ。
それにしても…「たき火のしかたって、どこで私は覚えたんだろう?」実は子供の頃はそんなにキャンプしたわけではないんですよね。うーん、やはり、あれだろうな。ゴミ焼き。

今は周りに家も密集し、やると怒られると思いますが、私が小学生〜高校生の頃の秋田では、みんな敷地内でゴミ焼きをしていました。うちの場合は畑の真ん中にブロックを組んだかまどがあって、燃えるゴミがたまるとそこで焼いてたんですね。灰は肥料にして。
私は、このゴミ焼きが大好きだったんですよ。ちゃんとお手伝いなのに火遊びができる、という。危険予防の知識は母か祖母あたりに叩き込まれたと思います。あとはひたすら経験を積んで、うまい燃やし方を覚えました。燃えそうな気配、消えそうな気配など火のご機嫌を察知して。うっかり火が消え、母の所に「マッチ貸して」と行く時は敗北したような気分で悔しかった。お芋を放り込んで焼き芋にしたのも、楽しい思い出。しかし相当色気のない女子学生…恋愛に縁がなかったのも、無理はない。

ゴミ焼きで訓練は積んだけど、松葉が良く燃えるとか、松ぼっくりがいいとか、アウトドア系の野外でのたき火の知識は、どこで覚えたんだろう。学校のキャンプか、本とかの知識かな。

「物が燃えると何が起きるか」「燃えた後、どうなるか」「継続して燃やすためにはどうしたらいいか」観察し考えることは、頭を使うし、楽しい。科学の入り口みたいなもんだと思います。今回のキャンプでも、息子はすごく真剣な顔でかまどを覗き込んでました。(しょっちゅう、私に怒鳴られながら…)許可された場所で安全に留意し、今後も息子に体験させたいです。