仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

TOT

別に泣いているわけじゃなく、TOT:tip of the tongueと呼ばれる現象の話。えっとあれ、なんだっけ、もうちょっとで思い出せそうなのに思い出せない、という状態のこと。
気合いを入れるためにマクロスFのサントラを聞きながらシェリルノームになりきって歌っていた。で、歌いながら、備忘録を取っていて、TOT状態に陥った。歌っている間はどうしても思い出せず、歌うのをやめたらすっと出て来た。この時不思議なのは、歌いながら「考える」ことはできたけど「思い出す」ことができなかったことだ。
普段だって、歌いながら「ああ、あのシーンは悲しかったよな」「そういえば今日の晩飯どうしよう」と考えることはできる。多分、歌うのとトラックが違うんだろう。ところが、「思い出す」のと「歌う」のはどうもトラックが同じらしい。「チーム・バチスタの栄光」がどうしても出てこなかった。どちらかを停止しないとできない。のかもしれない。たかが一回の経験しかないので。ちゃんと実験しないと。だれか既にしているのかもしれないけど。

TOT現象については大学時に教わった(私は心理学専攻である)。もしかしたら上記の類似例にも触れていたかもしれない(忘れた)。その時講義された仁平義明先生が今年度で定年退職される。最終講義の案内が来て、お世話になったのは1、2年の時だけだけど、仁平義明先生はとても印象的な先生だったので、行こうかなぁと思っていたら、土曜日だ。母子家庭の母は土日外出できない。ううむ残念(子連れは無理だろうな…)。心理と全然関係ない仕事してて、こういう機会に、普段使ってない部分を刺激してやるのもいいかと思ったんだけどな。
あー、勉強したい。