ぽつんと灯り
私は家庭を持っているわけですが、マイホームとかマンション購入とかにはまったく憧れがない。*1
いわゆる家族みんなの幸福の象徴としての家、に、全然魅力を感じないんだよねぇ。
そもそも、定住ってしたくない。
でもって、いまだに、自分の、一人だけの、場所が欲しいと思ってしまいます。
古くて単身者用のアパートにぽつんと灯りがともっているのを見ると、吸い寄せられるように見入って、そしてそこに住んでいる自分を想像するのだ。おかしい?
事務所とか仕事場とかとは、また違う、一人でごはん食べて、一人で寝られる場所に、むしょうに憧れる。あ、だから私はビジネスホテルが好きなのか。
人はコミュニティに属したいというのが根源的欲求としてある、というのを何かで読んだ気がするけど、一人になりたい欲求というのはなんなのだろうね。
なかなか理解してもらえない。特に男性ではなく女性がそうである、というのは。
安定を目指す人と、移り変わりが好きな人と、二種類いるのかもしれないね。
一人旅がしたくて、昨日はバイクで少し走ってきた。風を浴びて、ふらふらと。
いつか、本当に一人旅がしたい。
*1:畑は欲しいけど。