仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

本嫌いの私がまたも本を読んでいるが眠気には勝てない

本を読むのは至難の業だ。
サラリーマンなら通勤時間に読めるだろうが、自宅兼事務所では「よしっ、本を読む時間をとるぞ」と気合をいれないと読めないのだ。しかも、一日のやることが終わってリラックスした状態で字を追うと、たちまち寝てしまう。
まぁ、そもそも本嫌いなのに本読もうとするのが間違いなんだけどさ。読まなきゃいけない本もあるし。
そんな私は、朝のウォーキングの時に本を持って行って、10分とか座ったり立ったりして、こまぎれに読む。これなら読める。でも全然読み進まない。


前に書いた「どこでもオフィス仕事術」で言及されていたので読んだ。
2009年発行と、だいぶ古い。でも既にPCとスマホクラウドと連携が基本、と断言されている。私はようやく2012年になってそこまで追いついてきたというのに!やっぱり、「いろんなところを動き回らない状況」にならないと、必要性って実感できないのかもなぁ。
ノマドワーキングをしやすくするための各種ツールは、ほとんど私の知っているものだった。
この本の中で一番参考になったのは、アテンションコントロールのセクション。
自宅兼事務所でも、会社勤めでも、集中力が続かないので悩んだり、自分を責めたり、むりに続けるための努力で逆に疲れたり。しかし、逆に自分のアテンションの波を把握して、それにうまく乗るようにこの本では書かれている。自分ハックの一種だね。
仕事を二種類にわけ、アテンションのときとリラックスの時と、それぞれに適した仕事をすればいい。音楽を利用して、何曲集中したから次の曲がおわったら別の仕事…と、することによって、切り替えができる。これは小さなことだけと、とても効果的。
それから印象に残ったのは「ペンシャープナーを作っておこう」というところ。読むと、気持ちが奮い立って、ああこういう文章を書きたい、とおもうたぐいの文章。あるある、そういうの。手元においておいて、すぐ見られるようにしておくとよいとのこと。私にとっては内田樹川上弘美かなぁ。これらの本を読むとすっごく文章書きたい欲が出るのだ。
あと、意外な収穫があった。「証券会社に口座をもっていると日経テレコン21が無料で読める」え!早速、自分の証券会社を調べてみたら、可能だった。これは知らなかった!嬉しい情報。これまで日経や日経MJを見れなくて残念と思ったことが、頻繁ではないにしろ、何度か、あったのだ。いいことを知った!

最近気になってよく見ている、イケダハヤトさんのサイトで紹介されていたので興味を持った。私も都会は苦手で仙台ですら騒がしいと思う。ありすぎるものを手放して、自然と向きあって、減速して生きられるなら、生きてみたい。でも、本当にこれ、できるのこんなこと。おそらく独身男性だからできるんだろうと思ったらちゃんと結婚してお子さんまでいる。
この人だからできたんだろう、と思考停止して突き放すことは簡単だけど、まぁ待てよ。著者の生き方はすごく面白いし、読んでいてすごくわくわくした。自分がそう生きられるかどうかは難しいけど、学ぶところは多かった。
ちょっと「たまつき」行ってみたいと思った。文章はさらりとしてるけど、濃いぃ人なんだろうなぁ。オーガニックという言葉に、私は一般女性ほど好意を持たない。(子供の頃マクロビ生活だった反動)でも、美味しいものは食べたいし、体によかったら、なお良いよね、程度には思う。

世の中に受け入れられるかどうか不確実な事業をスタートするときのやり方。小さな実験をして、顧客の反応を見て、学びつつ。なんかこう、でかくやんないと、みっちり準備して完璧なものにしないと、成功しないぞ!っていうのは、不確実な事業の場合は、不安だよね。
で、やっと1/3ほど読めた。
まだ先は長い。でも自分のやろうとしていることの指針になりそう。

これ、前もたしか読んだんだけど。
平松洋子さんの文章も、ペンシャープナーに加えたいかも。とにかくおいしそうなのですよ。たまらんね。
日経Womanに連載されたせいか、わいわい食べるというよりは、ひっそりと女性が一人で、料理や食材やその周辺の小道具をいつくしんでいるものが多い。ありふれたものをひとひねりして、うふふ、というより、いひひ、という喜びが伝わってくる。
先の「減速して生きる」とも関連するかもしれないけど、コンビニやスーパーでがつん!とこちらの味覚を刺激する食べ物にも私は弱い。でも時々は、食材の味を丁寧にひき出して、ほのかな旨みをじっくり味わうようなものに、すごく惹かれるんだよね。
こういう楽しみを、しずかな夜中に一人で、感じてみたいなぁ。
でもね。たいてい、眠気には勝てないんだよね……