仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

自覚できない

息子が明かしてくれたんだが。
だいぶ前の帰省中。料理中に「うわー」とか「ひゃー」とか言っている私を見て、母が
「ねぇ、お母さん(私)って、いつもああいう変な声だすよね」と息子に言って、息子も
「うん、そうだね」と言って、ふたりで呆れたそうだ。

変な声?
そういえば、子供の頃から母に「へんな声だすな」とよく言われたような気がするが。
びっくりしたらびっくりしたような声が出てしまうんだから、しょうがないじゃん。
なんも悪くない。
というわけで変な声だと自覚してなかったのである。

だが、息子にまでそう思われているとは、ショックだ。


そういえば。
外から、旦那さんが奥さんを罵倒する声が響いてくることが、よくある。前住んでいた家でもそうだし、今度の家もそうだし。
仕事しながら、聞くに耐えない罵倒を反論の隙を与えずぶつけて仲間をおいつめる、そういう人もいた。
どちらも、声をあげている時以外は普通の、礼儀正しい人なのだ。
きっとその声が、変じゃない、正しい感情から生まれたものだからなんの問題もない。そう思っているのだ、彼らは。
なんでその声が、他人にとってすごく不快だとわからないんだろう?そう思っていた。

でも、私が料理中何かトラブルに見舞われて「ギャー」とか「わ〜」とか「あちぃ!」と言っているのと、彼らの根っこの気持ちは同じなのだろう。
それが誰かにとって不快だと、自覚できない。
指摘されても問題だと思わない。


うーん。
どうしても出てしまうんだよなぁ。奇声が。
でもあの人達と一緒だと思うとなんか、やだ。
気をつけたい。