仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

あかるい老後のために、股関節を柔らかくするのだ!

あまりに後ろ向きなブログが続いたので少しは前向きなことも書こう。
気分はともかく、行動はいろんなことをやっているんですよ。


12月からちょっとがんばっていることがある。身体を柔らかくしようということで、朝と夜寝る前にストレッチしているのだ。

私の体は小さい頃からとても硬い。それに関連してかどうか知らないが、肩こりと腰痛には何十年も悩まされている。

整体やマッサージに行くと、必ず「これは酷い」と言われる。
「この状態はしばらく通わないとマズイ」と言われる。だから通う。けど、良くならない。
数千円を週に一回支払い、すごい支出であることに、はっと気づいてやめる。やめたところで良くも悪くもならないので、二度と行かない。というのを、これまで何度か繰り返している。
整体に通うとアドバイスもされる。「プールに行って歩くといいですよ」とか。そもそも筋肉が人並みにないので、つけないと駄目ですと言われる。
そこで、一念発起して、ストレッチ、ウォーキング、スポーツクラブ、プール……いろいろ試したけど結局、続かない。ウォーキングだけは気分がいいし習慣になったのでやっている。

そもそも運動が苦手で大嫌い。嫌いなことでさらに面倒臭いことなので、やらなくなる。
要するに、あまり真剣に悩んでいないのであった。


今年の春のことだ。
どうも、耳の聞こえが悪くなったように思えた。家族で会話していて、何度も相手の声を聞きかえすようになった。
非常にストレスがかかった状態だったんで、それが原因のような気がする。当時は病気かと思って、以前からお世話になっているとても良い耳鼻科の先生のところに行った。
診察を受け耳の中を診てもらい、聴力を検査したが、異常はない。
「血行が悪くなるとそうなることがあります。少し体を動かしてください」
と、言われ、先生の前で腕のストレッチを指導してもらったら、
「えっ?これしか動かない?あれ?どうして?」と先生が驚く。
そこにいる看護師さんもくすくす笑う。私は、何がどう動かないのか、正常ならどこまで動くのかわからないので、まったく自覚がない。
「……これでは、老後、大変ですよ!寝たきりにすぐなってしまう。股関節脱臼や骨折などしやすいですよ!このままではいけない」
いきなりそんなことを言われて、落ち込んでしまった。
「近所に健康保険のきく整体ある?そこに行って、耳鼻科で言われたからって伝えて通いなさい!」
とまで、言われた。
指導されたストレッチは、3日坊主でやめてしまったが、耳の聞こえはいつのまにか気にならなくなった。

似たようなことは以前、整体でも言われた。
「こんな体では、赤ちゃんが産めませんよ!」
しかしそう言われた数年後、子どもは産んでいる。難産で子どもは死にかけだったけど。

整体には、行きたくないのは相変わらずだ。そんな時間もお金もないし、きっと「通え」と言われてしまう。
でも、今、私はどんどん体が衰えて行く。すべてが、下降していく下り坂に来ている。
もっと体の良くないところに自覚持ったほうがいいんじゃないのか。
信頼している耳鼻科の先生に言われたのが、辛かった。
そして、股関節骨折をした近所のおばあちゃんの大変な姿を思い出した。階段の昇り降りも厳しくなるし、ちょっとゴミ出しに歩くのすら、自由にできなくなっちゃうんだよな。
もし動けなくなったら。
出歩くのが大好きな放浪体質の私は、発狂してしまうだろう。
整体に頼らず、金をかけないとしたら、結局、自分でなんとかしなきゃ駄目なんだよな。
よし、自分でなんとかしよう。そう決めた。


肩はしょうがない。パソコンとスマホのせいだから、やめたら良くなるんだけどやめられないし。
それより、足腰だけはしっかりするようにしないと。歩けなくなるのは、いちばん避けたいことだ。
股関節脱臼とか股関節骨折にはなりたくない!足の可動域が狭くて、脱臼や骨折をしてしまうのだから、股関節を柔らかくしよう。


というわけで、ネットで検索したところ、このへんのページを発見。
http://umu.hustle.ne.jp/blog/archives/001275.html
http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20071126/1196044238

よし。足開いて上半身が床にぺたっとつく状態を、目指すぞ!
図書館で真向法の本を借りてきたりして、基本真向法の4つの動きをすることにした。
もちろん病的に体が固いから、すぐに人並みになったりしないですよ。
はるか遠い道のり。
でも、ほんのすこしずつだけと、手応えは感じてるし、なにより、気持ちがいい。
「痛くなるのを我慢してやっては駄目」というのが、とても気分を楽にしてくれている。
なんとか続けよう。そういう決意表明も兼ねて、ここにかいておくのであった。