「退屈すれば脳はひらめく」
……という極端な本ではないですが、改めてスマホやSNSとの付き合い方を考えるきっかけになりました。
スマホとネットがあれば、いつでも誰とでも繋がれる。いいね!を送ったりもらったりで承認欲求も得られる。
そんなのにちょっと疲れてしまった。
スマホのおかげでいろんな人と繋がれた、仕事ができた、コミュニティに繋がれた。
在宅勤務もOK、リモートワークバンザイ、テレワーク最先端すごいね。
なんでもググれば解決。
で、スマホ以前はどうやって暮らしていたかを忘れてしまった。
常に繋がっている快感が、快感でなく当たり前、日常になってしまっている。
あらゆるものがバックグラウンドで処理され、並行でことがすすむ。
疲れるじゃないか。
疲れるのいやだよ。
ノラヤもなくなったから「常に情報発信しなければ」のプレッシャーも、いまは、ない。
「脳がひらめく」ために自分の行動を変えるつもりはさらさらなかったけど、「あ、でも、べつにいいか」と魔が差したような気分で、アプリをかなり整理した。
FB起動はすぐできないようにしたし、通知も来ないようにした。「いいね!」した多くのページにいまや興味がなくなったので、いいねを取り消すかフォローをやめた。
twitterはアカウントをスマホから消し、必要だったらPCからやるようにした。(というか、最近twitterがちょっとこわい。自由に書けなくなってきた)
Instagramは、ある一つのビールのお店がInstagramしか使わない方針なので入れていたが、そこに行く機会もいっこうに訪れないため、やめた。
ていうか、禁酒中だし。
繋がりなくなれば、それはそこまでの関係ってことで。
誰かに見せるためでも拡散してもらうためでも「いいね!」や「うけるね」をもらうためでもなく、ただ自分がやりたいから行動していた頃に戻ってみる。
いいんじゃないかな。