主婦業歴20年以上、ようやく知った家事の真実
主婦業って長年身に沁みついているだけに、新しいものを取り入れず自分の慣れたやり方に固執してしまうものだよね。
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三角コーナー、要らない。
流しの隅っこに置くやつ。あれ、無い方がいいじゃん!!!
なくても、なんの支障もありません。
三角コーナーは実家でも物心ついたときからあったし、大学の寮にもあったし、一人暮らしをして当然のように買って設置して、結婚してもずーーっと。使ってました。
当たり前に必需品だと思ってた。スポンジややかんと同じくらい。
ところが。
排水口に、三角コーナー用ネットとか、排水口ネットとか、細かいゴミをキャッチするやつをかぶせておけば、いらない。ということに気づきましてね。
三角コーナーなくしたら、まあ楽だわ、清潔だわ。なんでもっとはやくやらなかったのだろう。
ああ、蓋つきのごみ箱があるのが前提です。足で踏んで開けられて、両手がふさがっていても捨てられるやつね。
では実際どう使うか。
調理中の野菜クズはそのままシンクにぽろぽろ落として、ひと段落ついたら、手で拾ってまとめてビニール袋に入れて捨てる。(ビニール袋はスーパーのサッカー台にある、肉や魚を買うときに入れるやつです)もしくはビニール袋に手をいれ、手袋のようにしてごみをまとめ、握ってくるっとひっくり返せば手も汚れず簡単。
魚だの肉だの、匂いのでる生ものを調理する場合は、最初からシンクにビニール袋を用意しておいて、そこに捨てる。
でも、どうしても掬いきれない細かいゴミが出る。それはもう水で流す。そうすれば排水口ネットでキャッチしてくれる。
その安心感で、もやしのひげもプチトマトのへたも、流して排水口ネットにキャッチさせるようになった。
三角コーナーがあったときはどうだったか。
シンクが狭くて、洗い物が置きづらかった。
三角コーナー内にどうしても水分が溜まり、腐敗がはやく進んでいるみたいだった。
三角コーナー自体がドロドロと汚れて、洗うのが憂鬱で洗いたくなくてどんどん汚くなっていった。
そういう汚いものが…というか洗わなきゃいけないものが常にあるのが憂鬱だった。
場所を取るのがいやで、吸盤でシンクにわっかを貼り付け、そこにネットをつけるタイプを使っていた時期もあった。でもやっぱりそれ自体が汚れるしよくずれて落ちるし、三角コーナーほどではないにせよ、邪魔だった。
使い捨ての三角コーナーのような商品も売っている。そりゃー楽だろうけど、ゴミがでかくなっただけのようだ。
そのうち、排水口ネットだけに行きついた。
野菜の皮むき。流しに落とすのが嫌なら、ボウルに入れてゴミ箱にぽこっと捨てればいい。皮だけならさほど水分ないから、腐敗の心配もそんなにない。面倒でなければ、不要なチラシ等で作ったゴミ箱に入れて、そのまま捨てるのもおすすめだ。水分はチラシゴミ箱が吸ってくれるので都合がいい。
なおチラシゴミ箱の作り方、知らない人もいると思うのでこちら。私はお菓子作りの時小麦粉など粉類を計量するときにも活用しているよ。計量に使ったやつは、そのまま割った卵の殻を捨てる。
「調理中のゴミは三角コーナー」という固定観念が自分にはあった。
水分の少ないものは最初からゴミ箱に行くように。多少濡れてるものはビニール袋に入れる。排水口ネットは流れが悪くなってきたタイミングか、一日の終わりに、取り外してビニール袋に入れて捨てて、新しいのと交換する。