↓この翌日。
二本足で頑張って走った上に洗濯などして疲れたので翌日は頑張らないレジャーをすることにした。
そうだ、蔵王温泉行こう。
あの強烈な酸性の湯に浸かりたい。雪がもさもさと積もって目の前に迫っている露天風呂に入りたい。
つーわけで、山形蔵王に行きました。仙台から山形は高速バスで。
山形駅からのバスがすごい行列でビビった。臨時バスが出た上にほぼ満席。すごい人気なんだなぁ。私はスキーしないのでびっくり。温泉に入るために行く人なんていないんじゃないか?

着きました。
漂う硫黄の香り、巨大なツララ、川からはもうもうと湯気がたちのぼる。うほー、この感じがたまらん。

目的地、源七露天の湯。

白濁の内湯で久しぶりの強酸性の湯を堪能。皮膚に刺激を感じるかと思ったけど大丈夫。
露天風呂は雪の壁が迫る岩風呂だ。これこれ、こういうとこに入りたかったんだよー!
うー、幸せ。
温泉に入ったので次は「樹氷が見たいな」と思った。ロープウェイに乗れば行けるらしい。
スキーとかスノボの人でぎっしりのロープウェイに乗った。アウェー感すごい。
山を登るにつれ、木が雪まみれになっていく。わあー、どんどん樹氷っぽくなるぞ。
しかし、降りたところには直ぐ斜面だった。ちょっと歩くのすら無理な場所。あれ、思ってたんと違う。

…どうやら乗るロープウェイを間違えたようだ。
鳥兜駅行きっていう時点で「どこだそれ」と思ったんだけど。
ロープウェイの駅にはラーメンやカレーの食堂があった。

しゃーないのでラーメンを食べて、しばらく窓際から絶壁みたいなところを次々滑っていくスキーやスノボの人を「すげえなぁ…」と思いながら見てた。手持ち無沙汰になったのでロープウェイで戻った。
ロープウェイからの眺めは面白い。ちょっと寒いし揺れるけど。



で、もうひとっぷろ。今日は2か所温泉入るつもりでした。
わざわざ割引券を持って行ったのに出すの忘れたぜ!
先ほどのお風呂に比べてカランもたくさんあって広め。
そして、やっぱり雪が迫る岩風呂!
ふと見ると、雪の中から突き出ているトゲトゲの木。どうみてもタラの芽では…
内風呂より露天の方が湯温度が熱めで嬉しかった。
しつこいくらいに、上がり湯はシャワーを使うように書いてあった。強酸性の湯だからね。
蔵王ブルワリー


外でも飲食できるしテイクアウトもできるみたい。
私は店内で、まったりと4種飲み比べのビールとおつまみのセット「クラング盛り」をいただきました。


話題の白いビール「SNOW MONSTER」は、発泡日本酒みたいな甘さ。4%と軽いです。さくらんぼのビールとともに、こういうライトで甘めなお酒を試してみたい人にはいいかも!と思いました。ビールの苦みが苦手な人はけっこう多いしね。自分は胸がすくようなきゅーんとしたIPAばかり飲んでるのでつい忘れがちだけど。
つくづく、ビールっていろいろだなぁと思う。
セミフレッドとコーヒーも。

次々とお客さんがやってきて、ビールを買って行きます。おお、地域に愛されてるんだな。
バスは一時間一本なので、滞在は45分位。
またバスに乗って山形駅に行って、そこから仙台まで高速バスで帰りました。

で、正直「樹氷を見たい」と思って乗ったロープウェイの選択を誤ったのが残念。
蔵王は緑の季節にまた来たいなぁ。冬季休業中の大露天風呂にも入りたいしね。