仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

2014-01-01から1年間の記事一覧

女としていろいろ欠けている件

年末なので毒を吐こうと思う。 しみじみと思うのだけど、女としての「ふつう」の感覚が、昔からいろいろと欠如している。 たとえば、「装う」「飾る」に、魅力を感じない。 クリスマスの飾り付けとか、したいと思わない。光のページェントが、別に見たいとも…

2014年の十大ニュース

毎年恒例十大ニュースの時期がやってきました。そこでまず、去年の十大ニュースを振り返ってみると。 http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20131223/1387771531 2013年は、間違いなく、これまでの人生で最悪の年だった。 はい、そうでしたね。ほんと辛かったよ…

これは良い本だ。「冬の本」夏葉社

冬の本作者:天野祐吉,佐伯一麦,柴田元幸,山田太一,武田花,友部正人,町田康,安西水丸,穂村弘,堀込高樹,ホンマタカシ,万城目学,又吉直樹,いがらしみきお,池内 紀,伊藤比呂美,角田光代,片岡義男,北村薫,久住昌之夏葉社Amazon寒くなっていくこれからにぴったりの…

ゆるいコミュニティの持続可能性を考える―「希望難民御一行様 ピースボートと『承認の共同体幻想』」

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)作者:古市 憲寿,本田 由紀光文社Amazon今更ながら読んだ。古市憲寿。若者代表みたいな存在。新聞に論説や対談が良く載ってるんだけど、読むと関節を外されたような気分がして、イラッとし…

自殺に関する本を読んだ(2)「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」

二冊目。生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある作者:岡 檀講談社Amazon図書館でしばらく順番待ちして読めた本。私の本についての情報はたいてい、とっている朝日新聞からなんだけど、この本もたしか朝日の書評ではじめて知ったと記憶してい…

自殺に関する本を読んだ(1)「自死という生き方―覚悟して逝った哲学者」

前に上原隆著の「こころが折れそうになったとき」を読んで、自殺した須原一秀氏に興味をもったので彼の自殺までに書かれた本を読んでみたわけです。自死という生き方―覚悟して逝った哲学者作者:須原 一秀双葉社Amazon「かなりしんどそう」と書いたものの、実…

家計簿つけるのやめたら、二度と再開できなくなってしまった件

2008年からコツコツコツコツコツコツ、記録しつづけた家計簿を、ふと、やめてしまいました。 もう、数ヶ月になる。 まずは、一ヶ月、やめてみようかなと思ってやめたら、再開する気にならなくて、困ってます。このままでいいのでしょうか。やめてみた理由は…

「実践 料理のへそ!」小林カツ代

誰かとご飯を食べるのがデフォルトになってしまうと、ぼっち飯って、なんて幸せなんだろうと気づく。 特に、自分のために作って自分で食べる、ぼっち自炊飯とでも言おうか。 自分の好きなものを、自分のためだけに作る。 スマホをいじったり、PCの画面を見な…

「こころが折れそうになったとき」上原隆

こころが折れそうになったとき作者:上原 隆NHK出版Amazon悲しさと苦しさを、ふっと和らげてくれた本。 これはすごい本だ。 すごいと言っても魂を揺さぶられるような感動はないし、どちらかというと静かに重たい衝撃の連続だ。 私のように「自分を砂粒のよう…

※変更しました 10/12(日) うほ?芋煮開催。(毎年恒例のやつ)→ 10/11(土)別の芋煮に混ざります

※変更しました。10/11(土)のフリーソーメン芋煮の方に混ざります。フリーソーメン芋煮の申込はこちら! https://www.facebook.com/events/288219061384168 ※変更ここまで※ 「東北大学ホームカミング芋煮」、改め「うほの会芋煮」改め、「うほ?芋煮」を開…

ジェーン・スー「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題作者:ジェーン・スー幻冬舎Amazon私と同じ、四十路の女性ジェーン・スーさんが、切れのいい文体で女性のさまざまな心理に肉薄する随想集。私は彼女と違って既婚子ありだが、未婚子無しの彼女の文章にいちいち首がちぎれる…

いつかカバマを使う日に。

久しぶりにファッション雑誌を買った。大人女子(中年)のためのやつだ。 ファッション雑誌は商業広告がベースだから、ものを自由に買える人が読者と想定している。 経済的に自立しているか、美しさや自分みがきのためには大枚をはたける。そういう人たちが…

体重が急に減って嬉しいのだが

先日、パソコンの重さを量るために体重計に久しぶりに乗ったら、体重が急に数キロ減っていた。 ええっ?なんで?病気? でも体重が減るのは嬉しい。決して痩せている方ではないので。 ところが。 体重が減ったら、体力が減った。 なにをやっても疲れる。夕方…

小商いのはじめかた

伊藤洋志さん監修の新刊。もうね、伊藤さん大好きなんで。 [asin:4487808286:detail]伊藤さんといえば最近このような記事が。 http://www.lifehacker.jp/2014/08/140810nariwai.html 内容は「フルサトをつくる」に関連しているかも。(そっちのレビューはこ…

「いいなり」という働き方の危うさを実感した……突然の介護体験記

突然だった。 実家で猫と暮らししている母が腰を痛めて、動けなくなった。 私はしばらく実家に滞在して、介護することになった。 看護師で、介護施設に長年勤務し、さらに8年認知症の祖母を介護した母は、介護のプロ。前日も認知症の人の見守りサポーターに…

安定の川上弘美の不安定さ

西加奈子の本を読んで辛くなったので、川上弘美の本を借りて読んだ。なめらかで熱くて甘苦しくて作者:川上 弘美新潮社Amazon[asin:4093863040:detail]「なめらかで……」は、ちょっと長めの話がいくつか。「天頂より…」は、もっと短い短篇集。 ああ、ほっとす…

西加奈子「きいろいゾウ」

きいろいゾウ (小学館文庫)作者:加奈子, 西小学館Amazon映画にもなったおはなし。西加奈子のエッセイを読んでいて、この人の小説読んでみたいなぁと思っていた所、図書館でとおりかかって借りた。夢中になって読んだ。面白かったよ。 ただ、これは人によって…

マチオモイ超「角五郎帖」を公開します

2月に「マチオモイ帖」に出展しました。見に行った時のブログはこちら。 http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20140319/1395194928私が作った角五郎帖は、ほぼ毎日川原を歩き回っている私が見た面白いものを書いているわけで、その後も面白いネタはどんどんたま…

父の命日に思う

2008年と2009年に、父の命日シリーズのブログを書いていた。http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20080604/1212581818 http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20090609/1244535204久しぶりにまた書いてみようと思う。父は某左翼党の活動家で、教師で、46歳で脳腫瘍で…

息子がメンダコになる

暖かくなったり寒かったりする微妙な春先に、息子がタオルケットでメンダコになっていたのだが、写真を撮ると拒否されるので絵に描いた。

臨時収入で充実した食生活を送ってみたら

義母が「おこづかい」とお金をくださることがある。 毎回、それはレジャー用口座に入れて家族のレジャー時に活用しているのだけど、先日、たまには「私がもらったんだから私が好きに使おうか」と思い立った。好きにお金を使えるなら、外食費だと、即、思った…

「フルサトをつくる」が気持ちいい

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方作者:伊藤 洋志,pha東京書籍Amazon伊藤洋志さんとphaさんの共著。伊藤さんは「ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方」の次の本、phaさんは「ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすため…

鷲田清一とともに考える:鷲田清一さん・野家啓一さんシンポジウム「(1)物語る/できごとを伝えていく」に行ってきた

5/4(日)仙台メディアテークで開催された、メディアテーク館長鷲田清一さんと、東北大学名誉教授である野家啓一さんのシンポジウムを聞いてきた。 鷲田館長との対話シリーズの第一回で、今回は鷲田館長と40年来のつきあいのある野家先生が「物語る/できごと…

役に立たない本を読め「入浴の女王」

新装版 入浴の女王 (講談社文庫)作者:杉浦 日向子講談社Amazon人がなにか「したい」って思うのは、なにかしらの快楽が伴うから、に他ならない。 食事、勉強、酒、その他もろもろ行動。てやんでいべらんめい。 本ってなぁ、何かの役に立つから読むのかい? 勉…

本嫌いの私が本を読んだ自慢

純愛カウンセリング作者:岡村 靖幸ぴあAmazon人生が嫌になってくると、名越康文先生の本を読んで癒やされたくなるのだけど、残念なことに、仙台市図書館にはあまり置いてない。関西のひとだからだろうか。そんな名越先生の著者名で検索していたら、ひょこっ…

Android(Galaxy Nexus)だけが自宅無線LANでネット接続おかしい

困っています。 しばらく前から、Androidスマホ(Galaxy Nexus)の無線LAN接続が、なぜか、自宅だけ、おかしい。 Google Playでアプリを入れたり更新したりがまったくできない。 Facebookに写真をUpできない。 Facebookのお知らせ(地球のとこの数字)が更新さ…

3月は食費が少しは抑えられた

自分ちの食費が半端ないとカミングアウトした私であるが、そうやって端も外聞もなくさらしたので気分を引き締めたせいか、3月の食費(外食費を合わせ)は、48,446円だった。5万は超えなかった。ふう。 次の目標は45000を超えないことだ。しかし、消費税も8…

絶版が惜しい…「月刊佐藤純子」(追記あり)

4/4追記:なんとこのブログを書いた直後、ジュンク堂仙台店で「佐藤純子書店」がオープン!月刊佐藤純子も手に入れることができました。弟にも送りました!このブログを読んだ複数の方から情報いただきました。本当にありがとうございます。 月刊佐藤純子は…

国立科学博物館に二回行ってきた

3/15にマチオモイ帖を見に行ったのだけど、午前中に少し時間が空いたので国立科学博物館に行ってみた。巨大な霧箱があると聞いていたので見たかったのだ。 ところがあまりにたくさんの展示があり、僅かな時間ではとても見れなかった。そしてこれは絶対小学生…

わたしのマチオモイ帖、見てきた

東京ミッドタウンで開催中の「わたしのマチオモイ帖」を見てきました。 東京在住の弟を誘って。 「いやーこんな機会でもないと六本木なんて来ません」と弟。まずは月並みですが自分の「角五郎帖」が無事展示されていたので記念に。 そして800冊のマチオモイ帖を…