自宅の玄関の灯りが、おかしい。
実は去年からなのだが。
高速点滅するのだ。
このアパートに私が入居する際に新しくつけたらしい、LEDの作り付けの灯り―ブラケットライト、というらしい―立方体で上と下に光が漏れてくるタイプ。
これが、たまに、ピカピカピカピカピカピカ点滅する。
そしてそれはどうやら寒い日だけらしい。
普段は室内にあるスイッチでオンオフする。
電球や蛍光灯ならそれを替えてみようかと思うのだけど、このLEDはどうやら装置全体と一体化しているみたい。しかもバスコークみたいなもので全体が壁にくっついている。だから簡単に交換できないのだ。
どうしよう。大家さんに言うしかないな。そう思っているうちに点滅はしなくなった。まったく再現しなくなったのでそのままに。
んで今年の冬、またピカピカピカピカピカピカがはじまった。
「今日は点滅しないでくれよ!」と祈りつつ、スイッチを入れる。
うちは道路のはじっこにあり、私の玄関のあかりがついているとかなり明るい。だから自分のためより防犯の意味で点けるようにしている。
だが、高速点滅は困る。なんか非常事態かと誤解されるかもしれないし。
秋田の実家の近所で、同じように点滅しているLEDを見たことがある。それは2棟のアパート敷地への入り口の灯りだったせいか、ずっと放置されている。
大家さんにいうべきか。そして今日はふつうに点灯している。
うちがボロアパートだからだろうか。電気がなんか不安定なんだろうか。わからないままである。