お外で、もくもく燻製の会をしよう
燻製とは特別な燻製の道具がないと駄目と思われているかもしれませんが、スモークウッドと焼き網があればあとはご家庭であるものでなんとなくできるんですよ。でも他にも必要なものがあって、それは時間と場所と人手。
先日広瀬川河原でもくもく燻製の会をしたので反省とともにそのノウハウを公開してみる。
- 場所
- 一般家庭の庭ではご近所への煙が気になって気が休まらない。ゴミ焼きしても誰も文句言わないだだっぴろい地域ならまだしも。キャンプ場などに行かなければならない。仙台市は河原で煙が上がっていてもみんな驚かないという素晴らしい土地柄なのでこれを利用しない手はない。晴れた日は長時間いるのがきついので、日よけのためにタープを張るか、橋の下で。
- 時間
- この方法では、3時間かかる。人手さえあれば、のんびり飲んだり食ったりしながらできるんでいいものです。
- 人手
- 一応火のついたものなので、常に人が付いている必要がある。あと、風が強いときは飛ばされるとすべてが無駄になるので、押さえていないと。そういうわけで大人二人は必要です。トイレ行ったりしたいし。お父さんと息子で、野外で男同士の時間をじっくり楽しむ…なんて絵的には素敵ですが無理です。子供は犬のようにどこかにいなくなり、一緒に遊ぼうよーとかちょっとこっちきてーとか、とてもじゃないけど火の番はじっくりできません。万が一川でおぼれたりしようものなら…酷い親の仲間入りです。お母さんを伴うのが簡単でいいですが普通の女性は「そんな虫いそうな場所*1で、煙にじっといぶされるなんて私はイヤッ!」と言うと思うので*2二家族ぐらいでやって交替できるのがいいと思います。
- 網
- 四角いやつ。100円ショップとかダイシンとかで入手。あまり大きくなくていい。
- 串みたいなもの
- 段ボールに刺して、網を支え、食物を吊るします。
- 段ボール
- 網より少し広い底面積を持つ、縦長の形状のもの。ちょうどいいサイズがなければガムテープで切り貼りしてOK。当然捨ててもいいもので。
- スモークウッド
- ダイシンとかアウトドアショップにて入手。私が使ったのはヒッコリーで(それしか売ってなかった)半分に切って3時間くらいでした。
- 金属のお菓子とか入ってた缶
- これにスモークウッド乗せる。熱に耐えられるならなんでもいい。
- 水
- 万が一の消火用。
- あると便利
- S字フック(これに吊るしてもよい)。軍手(熱いものを触る時)。トング。カッターナイフかビクトリノックスマルチツールのようなナイフ(段ボールの形状を微調整したり、串を刺す穴を空けたり。
あとは、「段ボール 燻製」でググって出てくる情報を元にやってみましょう!
今回私はベーコン作ろうと肉を仕込んで行ったんですが、仕込みがない場合はチーズが一番おすすめです。スモークした直後は煙たさが強くて「うっ」てなるかもしれませんが、冷蔵庫で1、2日置くと風味が落ち着きます。
次回はスモークサーモンも作ってみたいなぁ。
てなわけでまた(6月初?)やるかもしれません。