仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、高校生男子の母。

2013年のクズと小鳥とおみくじと

1/1の0時になった後、初詣に行きました。初詣客が押し寄せ賑わいを見せる国分寺薬師堂。お参りしたあと、おみくじを引きました。
小吉。
はっきりいって、いいことは一つもかいてません。
待ち人きたらず、失せ物出ない、転居も駄目、健康も……
あらま。小吉ってこんなに悪いものだったんだっけ。

しかも、おみくじの裏側の格言。
「この世でもっともみっともないことは、人をうらやむことである」
普段、人のことを、羨ましい、羨ましい、あーうらやましい妬ましい……と言い続けてその気持ちを隠すことなく表明している私としては、新年早々
お ま え は ク ズ だ
と、神様に言われたようで、がーんと来た。

普通ではここで、「そうか!人をうらやむのはやめよう!(キラキラ☆)」と改心するところだろうけど、人をうらやむのはどうしたって止められない、だろうなぁ。やめたとしても、それは自分を偽っている状態だろう。
だって、自分が欲しいものを持ってる人とのはるかな隔たりは、なにかと自覚せざるをえない。
時間。
外見。
体力。
素直な心。
人脈。
コミュニケーション能力。
暮らすのに心配いらない程のお金。
幸せな家庭環境。
ちゃんとした家。
充実した仕事。
うらやむ感情からは、どーーーしても逃れられない。弱いんだもの。それが人間だもの。みつを。


というわけで神様から駄目だしをくらった私は、一眠りした翌朝…つまり1/1の朝、といっても8時くらいだけど…いつものように朝ウォーキングに出かけて、近場の小さな神社にお参りに行きました。もう誰もいない。裏手の公園も、誰もいない。いつもいないけど。
ブランコに座り、缶コーヒーを飲んで、どうせ俺なんて……と、ぼけーとしておりました。
そこに、樹齢の高いイチョウの名木がありましてね。
小鳥の声がした。
ひらり、ひらりとイチョウにまとわりついている。
スズメでもセキレイでもヒヨドリでもムクドリでもない、なんだあれは。
目を凝らすと、あれ、同じぐらいの大きさだけど、二種類*1
スズメより小さい。
樹の幹にとりついて、木の皮を「かし、かし、かし、」と、つつき、餌を探しているのだろうか。
ぱり、ぱり、と細かな皮が剥がれる。
やあ、かわいいなぁ。
食べるものに困ってるだろうに。
野生の生き物ってほんとうに、いつ死ぬかわかんないのが当たり前なんだよね。
明日に対する不安なんて、人間しかない、感情だろうね。


しばらく鳥に没頭していて、あ、と気がつくと、神様に駄目だしされたことがその間だけでもすっきり忘れていた。
鳥に没頭していた時間が、すごく、気持よかった。
あー、私は、こういう時間をたくさん持つと、きっと楽になるなぁ。

「今年は、自然と触れ合おう」と、その時思った。
自然と触れ合う、なんて、生ぬるい陳腐なフレーズで、言いたくないんだけど、要は「人間以外の生物」ということだ。
昨年は、人と会いすぎた。
人と会うから、人と比べるし、人をうらやむ。
どうしても人をうらやんでしまう人は、人と離れたほうがいいのかもしれない。
人間以外の生物がいっぱいいるんだから、人とばっかり会うことはないんじゃないか。人だから人とばかり接するのは、視野を狭くしてはいないか。
よし、2013年は、これだな。決まった。
思い起こせば、私の幸せの原点はいつだって、自然だった。バイクで走って町を離れ、温泉につかり、キャンプをして、星を見て。山の空気、海の空気、自分を覆う大きな存在に包まれる。
人って自然のほんの一部で、ちっぽけなもんなんだと、思う時間を、たくさん、持とうじゃないの。
なんとなく2013年の方向を決めた、出来事でした。

*1:シジュウカラヤマガラでした。前にも調べたんだっけ。忘れてました