仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな47歳、高校生男子の母。

久しぶりに「創作」をしてみて

6月から月1で、とある創作をしていた。先日ようやく完結。
コワーキングスペース『CHERRY』運営奮闘記

こちら、縁あってストリエというサービスのβテスタとして参加させていただいて書いたもの。

そもそもは、弱小コワーキングスペースが潰れてしまう話をつげ義春のような絵柄でまんがにしたいな、ということを自虐的にtwitterで喋ったのがきっかけ。まさかそこから2人の女性が主役の「コワーキングスペース運営奮闘記」になるとは。

ストリエは始まってみると若者向きのファンタジーやラノベ、勇者やモンスターや耳が生えている人などが多く、自分のビジネスストーリー的立ち位置があまりに浮いてるのでちょっと、場違いかなぁと思ってしまったけど、それはともかく。


「創作」という行為が、多分10数年ぶり。
10数年前はこれまた10年ぶりくらいの創作でSlashdot文芸部として自分の学生の時の自堕落な交友関係を元にした小説を書こうとして1話だけでやめてしまった。もうネット上から抹消したのでないです。
その10年前はまんが家目指してたんで創作の日々でしたね。

久しぶりに「創作」して思ったことは「超たのしい」。
7話に渡り、毎回自分で設定した締切りが迫るとうんうん考えて話を作って、あーでもないこうでもない、このエピソードどうだろ、いやこれは没、これは盛り込みたい、この伏線回収できない、また伏線張ってしまった、あああ一人称が違ってる、このキャラこんなこと喋らせたいけど喋るだろうか、etc……時には、風呂に入ってるときや散歩している時に転機になるエピソード思いついたり、困難を盛り込んでおいてどう乗り越えようか悩んで、ふっと天から降ってくるみたいに「そうか!」ってなったり。
最後の1話は、当初考えていたラストを全部捨てて、降ってきた話に変えてしまって、創作ってこういうことがあるんだなと自分でもびっくりしてる。
そういういろんな体験が、大変だったけどとても楽しかったです。


そして、自分がまんがばっかり描いていた20数年前を思いおこしてみると。当時、描きたいことやテーマがまったく思いつかなくて困ってた。描くものは少女漫画だったので男女が出会って片思いしてなにかしら障害はあったけど実って、めでたし、が王道。でも自分はそれを膨らませたりアレンジしたりできるような人生経験があまりに乏しかった。追求したいテーマもなかった。だって大学生だもんねぇ。自分の年代以外の人の生態もわからなかった。本も全然読まない人だったし。
テーマがないのに、なんで漫画描いてたかっていうと、やっぱり絵を描く行為そのものが楽しかったし、絵の表現的な構図とか技術とか試すのが楽しかった。

でも今回、自分なりにその時考えていたことをテーマとして織り込むことができた。そして、いろんな年代の登場人物を出してエピソードを考えていくのがすごく楽しかった。やっぱ45年も生きてきて、いろんな人に会って、酸いも甘いもいろんな経験したし、本も読むようになったから、こうやって話を作れるようになったのかなぁと思った。
描きたい、語りたいテーマがいまやたくさんあって、それを自分の言葉としてブログやSNSに書くのはよくあることだけど、こうやって創作物の中に入れて表現する……自分の口からはこっぱずかしくて言えないことも、反感買いそうで怖くて言えないことも、答えが出ていなくてはっきり言えないことも………登場人物のセリフと行動を借りて語らせる。これがすごく面白いことだなと思った。


創作を、またなんらかの手段で始めたいな。そう思った経験でした。
機会をくださったストリエ関係者のみなさん、ありがとうございました。
ストリエは面白かったけど、やっぱりセリフと顔だけで話を展開するのは難しい。やたら説明的なセリフが多くなってしまう。どうしようかな。まぁまた気が向いたら。