仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

何も知らない

人から生きるエネルギーを最も奪うのは、やっぱり「存在意義」を奪うことだろう。
てっとりばやく存在意義を奪うには、そこにその人が存在していないように振る舞う。すなわち、無視。あれ、いたの。気付かなかったよ。
なにげない行為のようで、もっとも、辛い、しうちだ。


無視、と同等の行為として「情報を与えない」もそれに当たると思う。
私はこれこれこういう役割で、こういう情報を知っている位置にいるんだよね。そう思い込んでいたのに、情報は完全に私をスルーしていた。私じゃない人たちは知っていた。あれ、いたの。気づかなかったよ。あるいは、敢えて、無視。
存在しないように、振る舞われて。
当惑の後に、気づく。
そうですか、私は、いなかったことになっていたのですね。何も知らされなかったから。


ちくちく、じわじわと胸が痛む。
どんどん気分が奈落に落ちていく。
あのね。
情報を与えないということは、人の生きるエネルギーを奪うんですよ。
ああ、言いそびれていたんですよ、それだけそれだけ。と、言うかもしれないけど。
知らないことが罪であるように、黙っていることは、時に、罪だ。


まぁ、落ち込んだりするけど、私はなんとか元気になろうと思います。