仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

技術系飲み会に女性が参加するとき、こんな時だけは気をつかって欲しい


ひがやすをさんのblogを読んで考えた。これまで10数年にわたりいろんな技術系飲み会で紅一点で過ごしているのですが、けっこう気をつかっていただいた、のかな?でも、技術系飲み会に女子がきたら「うわ、やべ、気使わなきゃ、どうしたらいいんだ、疲れる、あーめんどくせ」と思われたらちょっと困る。

気を使う、って難しい。私もうまくできないな。そもそも私は話すこと自体苦手だというのもあるけど。
通常はあまり女子だからって気をつかわないで、普通に接してほしい。むしろ女性だからこういう話題はどうだろうと特別に女性向けの話を振られるほうが戸惑う。こっちが性別を忘れるくらいの雰囲気が一番気楽。幸い、おかげさまで、最近私が参加している技術系飲み会では、いつもとても楽しく過ごさせていただいてます。


ただ、これまでの10数年の経験の中でいうと、どうしても気を使って欲しい、いや、むしろ助けてほしいシチュエーションが、ないとはいえない。
ひとりぽつんと話に参加できないより、ずっと困った状況。
技術系の飲み会とはいえ、いろいろな男性がいらっしゃる。
そこに女性がいるというだけで、側に行き、女性だからというだけで話しかけて仲良くなりたいという類いの人もいる。そう、私個人を見てるんでなく性別だけを見て。
そういう方はこんな無神経な話をしたりする。「いやーせっかく女の人がいるからお話したくってさ」「どうして女性なのにIT関連の仕事してるの?」「女性なのに◯◯なんて変わってますね」
まるでさ、「この場にいるあなたは異常」みたいな。異常、じゃなく、そういう多様な人がいて多様な意見が聞けるのはおもしろいね、という方向ならいいんだけど。ま、女性というだけで寄ってくる方はそんなこと考えちゃいない。そのうち、うっかりを装って、接触を試み、肩に手をおいてきたりする。(わざわざその後「あっごめんごめん」と謝る)


そんなときは、まわりの方、黙ってみていないで、どうか助けてください…(T^T)
一人いい格好してると思われるのがいやなら、まわりの数人にこっそり声かけて「ちょっとさ、◯◯さん大変そうだから移ろうよ」てな感じで。

でもね、難しいんです。やっぱぽつんとしている女子はなんとかしなきゃとみんな思う。そんなときにこーゆう状況になる。すると「あっ話し相手ができてよかったじゃん」という方向に解釈しがち。女子は緊張もあってはっきり嫌な顔はしませんから。「楽しそうに話してると思ってた」なんて後から言われるともう…はっきり嫌だといわない私が悪かったのかと…。


念のため、女子の皆さんに申し上げておきます。こんな思いをすることは滅多にありません(私の経験ではね)。技術系飲み会、紅一点になることを恐れず、どんどん参加してほしいと思います。どうしても話についていけないなら、会費分がんがん飲んで食べればいいんです。だって「飲み会」だもの。
性別を忘れ、年齢を忘れ、職業(会社役員とか無職とか)を忘れ、レベル(エキスパートか初心者か)を忘れ、みんな楽しく過ごせる飲み会ができればいい。理想ですけどね。

私は正直、女子だけの飲み会のほうが怖い。そのネタはまた後日。