仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな47歳、高校生男子の母。

そうか逆か。

私は昔からなにかと紅一点になってしまう。

というのも、男性が好むような分野が好きで、男性だけの集まりに顔をつっこむのを厭わないからだ。バイクも、コンピュータ系も、アウトドアも。仕事でも男性ばかりでもなんも気にしない。

それであんまり困ったことがない。女性が少なくて寂しいなあ的なことは言うけど、形式的な定型文的な気分で発していたかもしれない。

困ることがないから、どんどんそういう場にはでかけていた。

 

ところが女性のための◯◯、女性だけの◯◯、ってけっこうあるじゃないですか。

女性だけのプログラミング勉強会とか。女性起業家のための勉強会とか。

 

私、どうしても、女性だけの集まりが苦手なんですよ。

まず、ほとんど話が合わない。たいていの集まりで、私は特殊な人になってしまう。考え方も、好きなものも、合わない。私がなにか話すとみんな「へぇ〜」って感心してしまうから会話にならない。一方他の人に話を合わせられない。なかなか、女性的な、ファンションとか、メイクとか、女子力?的な話題も興味ないし。

次に、しゃべるスピードが追いつかない。たいてい女性の集まりではひっきりなしに誰かが喋り、私はたいてい入り込めなくて、黙って微笑みながらうなずいているだけの人になってしまう。

あの、長縄跳びでぐるぐる廻る縄にひっかからず入るタイミングを、ずっと見計らって手に汗を握りしめているような、そんな気分だ。すごく緊張するし疲れてしまう。

後から「あまりsato_kawaさんと話せませんでしたね、次はもっとお話しましょう」と言われる羽目になる。

 

で、実は前にもこのネタで私ブログ書いてるんですけど。 7年前か。

monyakata.hatenadiary.jp

 

登場人物が、いろいろ過去の人になってしまっているので読み返すと複雑な気分なんだが。

 

この時より、女性だけの集まりに行く怖さと違和感が増しているように思う。年をとればとるほど、他の女性と合わなくなっていく……のか、私の男性化が増しているのか。

 

この怖さってなんだろうと思っていたんですね。

でも最近、ふと気づきました。逆なんだ。逆なだけなんだ。

普通の女性は、私が女性の集団で感じるような居心地の悪さを、男性が多い集団で感じてしまうのだ。

考え方が違う。話題が違う。喋り方が違う。

そして私が男性が多い集団で感じる居心地の良さを、ふつうの女性は女性だけの集団で感じるのだ。あー、だから女性だけで集まるのかぁ。

 

そうか。逆なだけなのか。

それに気づいてから、女性だから女性だけの◯◯に出なくては、女性だから女性のための◯◯を主催したり検討したりしなくては、というようなことを思わなくなった。

居心地のいいところに行けばいいやと、思うようになった。

 

でも、世間では、なぜか女性は女性どうしまとまる・まとめようとする謎の力が働いているように思う。

男性多めの場所に行くと、女性をひっぱってきて引き合わされる。

女性の相手は、女性がする。

男性多めの職場は、女性だけ集まってごはんを食べる慣習があったりする。

女性だけの飲み会とか。歓迎会とか。

 

女性女性した雰囲気の中で、私はじっと石みたいになり、作り笑いを浮かべる。

協調性がないのは、認めよう。

だが、女性だからって、女性どうしまとめられて、すべての女性が嬉しいわけじゃない。

「あ、女性がいるね。じゃあ女性は、はいこっち。女性は女性と一緒にいたほうが嬉しいし安心でしょ?」と、まるで別のタッパーに入れられるようにまとめられると、つらいんだよなぁ。

ただ…そう思う私は多分少数派だろう。

そして私が本当に心地いいのは、1人でアノニマスでいられる、場所なんだろうね。

RubyKaigi2018のローカルオーガナイザーもろもろ体験

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※6/1の早朝の虹。

 

もしもコンビニ店員がRubyKaigiのスタッフをやったら

自分がRubyやってるわけでもなく、IT系の仕事すらしていないと説明すると、ほとんどの人はびっくりして
「えっ……なんでRubyKaigiのスタッフに?」
と絶句するのだけど、説明するとすごく長くなるので
「なりゆきで……」
と、答えていた。

理由はこっちに書いたとおり。 (長い)

monyakata.hatenadiary.jp

でも、Rubyを全然やっていない非IT業の人がスタッフにいるといいこともある。例えば、ずっと外にいて一つもセッションが聞けなくても特に不満もないということだ。実際私が会場の中に入ったのはクロージングの時だけだった。
それに、スタッフのお仕事は立ったり歩いたり走ったり喋ったり叫んだり、問い合わせ対応したり、事務処理寄りなことをしたりと、技術はあんまり関係ない。
肉体労働的な素養がある人間の方が3日間でバテない、と思った。ただし若い人のほうがいい。自分、スタッフの中では2番めか3番目位に高齢だったんじゃないだろうか。

 オーガナイザーになっていた

RubyKaigiに関わる人はstaffとかhelperとかorganaizerとかいろいろあるのだけど、自分は仙台現地のスタッフということでちょっといろいろお仕事があるローカルオーガナイザーになっていた。二週に一回、近くなったら毎週、スタッフで打ち合わせをした。今はリモート打ち合わせが当たり前になっていて地理的な差を感じることはなかった。
とはいえ「打ち合わせ」するような仕事自体、ものすごく久しぶり。ていうかほとんどやったことない。最先端の企業のエンジニアの人たちはこんなふうにものごとを進めるんだぁ、と驚きながら参加していた。「誰がボール持つ?」なんていう言葉とか、新鮮だった。
メールのやりとりがけっこうあって、私は全然返せなくて、メール1通書くのに30分もかかるようになってしまい結局他のスタッフの人に頼ってしまった。普段メールをほとんど使わないのでうっかりメールボックスを溢れさせてしまい、読むべきメールが読めない状態のまま数日気づかず失敗もしたのは情けない思い出だ。他のオーガナイザーの人たちは呼吸をするようにメールをばんばんやりとりしていた。まぁそうじゃないと仕事できないよね。

「sato_kawaさんはできることをやればいいんですよ」って言われたけど情けなかった。
実はいまだにメール環境がちゃんとできてない……しかしRubyKaigiが終わって流量が減ったのでまあいいかと思っている。

他の現地スタッフ

私は地元ITコミュニティとの繋がりは、ほとんどない状態だ。
私がぽっと出て「RubyKaigiスタッフでござい」と言ったところで、仙台の人たちからは「は?誰?」「コンビニ店員のおばさんがなんで?」「お前、なんでおんねん」と言われかねないので、ちゃんとした人もスタッフに巻き込まなければと思った。

小泉さん(@koi_zoom1)は仙台のIT業界で知らない人がいたらもぐりというくらい有名人だし82歳のアプリ開発者若宮さんの仕掛け人として全世界に名が轟いている人。佐藤さん(@hiroponz79)は自身お仕事でRubyを使って開発をしていて勉強会にも積極的に出ている。このお二人に声をかけた。さらに日本Rubyの会の方々と面識のある人もいたほうが心強いと思ったので、昔のRails勉強会からの知り合いの藤岡さん(@xibbar)にも声をかけた。藤岡さんは当日参加はできなかったけどグループチャットでいろいろ発言してくれた。
佐藤さんは仙台で消滅してしまったRubyの勉強会をまた立ち上げた。興味のある人は参加するといいと思うし、RubyKaigiで仙台に来て仙台また来たいなーと思ったら勉強会のタイミングで来て話題提供とかしてくれたらいいんじゃないだろうか。

study-ruby-at-sendai.connpass.com

 

仙台情報に疎い

オーガナイザーミーティングではほとんど私だけが参加していて、そのときにたびたび仙台情報を求められたのだけど、なかなか役に立てなかった。
私は今の仙台を全然知らない。街中に滅多に行かないしイベントにも祭にも行かない。観光地も行かないし、名物も食べないし……
やっぱ地域オーガナイザーってこういう庶民じゃなくて、もっと情報持ってて県外の人を接待しなれている人じゃないとだめだわ!と頭を抱えた。

痛感したのが、こういう情報持ってませんか?ってざっくりとした情報をFacebookで募ると大変なことになるということ。
仙台のケータリングや弁当業者の情報を求められたのだけど、私は全然知らないので、困ってFacebookで「知りませんか」って声をかけたら
「自分でどこまでセッティングをするんですか」(自分で設置なんてしないよ!ノラヤの10人でやる宴会じゃないよ!)
「予算がどれくらいかわからないとなんともいえません」(当たり前だよ!)
ハラール対応も必要ですね」(当たり前だよ!!)
「指定業者が決まっているんならそこから選ぶしかないですね」(当たり前だよ!!!)
これこれこういう条件で予算がこうで、っていう細かい条件を羅列して調べるなら自前でネット使ってめぼしいとこに電話すればいいじゃん。そうじゃなくて、国際センター貸し切りでこれだけの規模の国際会議をするから、経験ある人教えて!っていうざっくりした質問だったんだけど。
SNSって、喫煙所の立ち話みたいに気軽に「ねぇいいとこ知らない?」っていう感覚でうかつに質問投げると、めんどくさいことになる。
でもそんな中、ケータリングについては東北大学の先生が経験談を含めたピンポイントな情報を下さり、その情報がとても魅力的だったのでそこに決まった。結果すごくいい業者さんで大変評判も良かったので本当に感謝しています。S先生、ありがとうございました。

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野良前夜祭

SpeeeさんがPre Partyを企画されていて、すぐ満席になっていた。
私は、まあ前夜祭は行けなくてもしょうがないか、ぐらいにしか思ってなかったけど、知人の秋田のRubyist伊藤さん(@gutskun)も申し込めなくて「東北メンバーで誰か企画してくれないかな…」と言っていたので、RubyKaigi会場すぐ近くの飲み屋「にこらす」で少人数前夜祭をやることにした。
にこらすは宮城じゃなく秋田料理の小さなお店で、町外れなのに予約必須。もちろんそれは料理もお酒もすごくおいしいから。イベントを立てたらRubyistの人が拡散してくれて(特に @takkanmさん会社の方々をご紹介してくださってありがとうございました!)伊藤さんと仙台スタッフの小泉さんも含め6人集まり、無事野良前夜祭を開催できた。
レベルの高すぎるお料理、お酒を楽しみ、技術の話でも盛り上がったようで、よかった。

 

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現地スタッフのたいへんなこと

現在夫が単身赴任中で金銭的戸籍的にはともかく実生活はシングルマザーで、家のことをやりつつスタッフというのは、なかなか厳しかった。
RubyKaigi会期中は運の悪いことに息子も高校総体で、早朝弁当作り送り出しミッションと家事をこなしてからRubyKaigi会場に駆けつけていた。帰宅すると洗われていない食器と衣類が山積み……。生活をしながらなので、スタッフ業と宴会に専念するわけにいかないのは現地スタッフの辛いところだ。
最終日のAfter Partyの後もa_matsudaさんにスタッフ二次会に誘われたのだけど帰宅せざるをえなかった。残念だった。

現地スタッフは普段の生活をぜんぶほっぽりだせる人がやったほうがいいです……

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会期中のいろいろ

会期中も懇親会でも、コミュ障だしRubyのネタも持ってないのでひたすら食べたり仕事したりしていた。
光栄なことに私のことを覚えてくれる方がいて、高井さんとか、もろはしさんとか、ささたつさんとか、とちぎの方々も声をかけてくださった。twitterでお世話になっているなかださんとか咳さん、万葉の大場さん、久保さんにもご挨拶できた。
emoriさんには茶寮の肉まんのご紹介をした。RailsGirlsを仙台で、なんていう話もあったけど、私にはできないので、RubyKaigiが終わった後にtwitterであのぶる+さん(@thatblue_plus)に無茶振りをしてしまった。がんばってください。

そして終わった

クロージングのときに真ん中で脚光を浴びてしまうシーンがあったのだけど、そんな持ち上げなくてもいいのにと申し訳なくなった。
RubyKaigi2018が終わって振り返りミーティングがあって、余韻に浸る間もなくオーガナイザーのみなさんは来年の福岡に向けて動き始めている。4月だからさらに時間がないしね……
私はもうRubyKaigiに行くことはないだろうなぁ。

雲の上に一瞬だけいてふわふわしていたような、夢みたいな時間だった。

RubyKaigi 5kに参加

RubyKaigiはまだ終わっていなかった。翌日にもう一つイベントがあった。それがRubyKaigi 5k。なんと18人が参加。青葉城址に登った。長年仙台に住んでいてここに来たのは多分10回未満。登りが練習にいいなと思ったので、以来何度か行っている。実は家から走って20分で来れることがわかった。RubyKaigi 5KのときいただいたEightさんのTシャツはすごく良いので愛用してます。ありがとうございます。

思ったこと 

  • コミュニティ活動とか、ボランティアって、人生に余裕がある人じゃないと厳しい。
    自分がそれが大好きで、心から貢献したいという気持ちがあって、かつ時間的金銭的精神的余裕がないと。
    本来オーガナイザーをやるべき人が他にいて、その人の参加が叶わなかったので、「なんでお前ここにおんねん」は、私が自分にずっと発していた言葉だった。正直モチベーションがなかなか上がらなかったです。本当に申し訳ない。

  • 海外の人とのコミュニケーションはてきとうでなんとかなるもんだと思った。ここが日本の地方なので来ている人もある程度覚悟して来ているとは思うが。とっさの会話で発音を正しくなどと考える暇は一瞬もなくて100%カタカナで単語を言って身振り手振りぐらい。しかしそんな対応でも、たいしたことをしてなくても、みなさん「Thank you!!」と、とっても素敵なキラッキラした笑顔でこっちの目を見て言ってくれるので、とても嬉しかった。これ日本人も真似したほうがいいわ。ありがとうとスマイルは只ですからねぇ。私は接客業5年なので受付は楽しかったです。

Canvaでデザインした名刺をA-oneの名刺用紙を使って自前プリンタで印刷する方法

Canvaいいですよね。CanvaがあればAdobe製品いらない。そう思っていました。ところが。先日はまってしまいました。そしてなんとCanva Japan公式さんから助けていただいて、無事作ることができました。お礼とともにその手順を公開します。

 

 

先日、どうしても名刺を作る必要があり、テンプレートがあるから楽だわーとCanvaで作り始めた。

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Canvaで作る名刺は例えばこうなってて、名刺一枚が表裏二枚分の画像を持ってます。(画面は私がデザインしたんでなく、テンプレートそのままです)

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これを、私は自宅のインクジェットプリンタでA-oneの名刺用用紙を使って印刷したかった。(余談だけど、先日社会人一年目の方に「インクジェットの名刺なんてありえないですよねー」と言われてしまった。私は自営になってこのかた、インクジェットプリンタ印刷でしか名刺を作ったことがない)

 

このCanvaで出力したデザインを、A-oneの用紙に印刷できるよう10個並べたPDFを作って、それを印刷したい。でもその方法が、どうしてもわからなかった。

CanvaからPDFで書き出して、Adobe Illustratorで並べればもちろん可能。でも、Adobeにお金払うのやめちゃったので、それができない。

他に、PDFを名刺用紙のレイアウトに並べるツールがない。調べまくったが、いい方法が見つからない。

 

A-oneのサイトにはラベル屋さんという便利なツールがある。インストール不要のウェブ版もある。

www.labelyasan.com

自分で作った名刺デザインデータをUpすると、A-oneの型番ごとにレイアウトしたテンプレートに配置してくれる。

しかし、Upできるのは、画像データだけなのだ。PDFはダメ。

 

CanvaからデザインをPNGJPEGで書き出すこともできる。やってみたが、印刷には耐えられないレベルだった。私の名刺はそんなに凝ったデザインでもないし文字さえ読めればいいんだけど、名刺の文字は小さいから潰れてしまう。それは、困る……。

どうしたらいいんだ。PDFで出したい。CanvaでA4のレイアウトでちまちま調整しながら作るしかないのか。

イラレが入っているレンタルPCを使いにどこか行くか……しかしCanvaがあるからAdobe製品いらないとか言ってたくせに結局Adobe製品が必要になるってなんか悔しい。

Canvaでデザインするのを諦めて、最初からラベル屋さんで作ろうか……。それもなんか悔しい。

 

そう思いつつ、こんなtweetをした。

 そしたらなんと、このtweetをCanva Japanさんが見つけてくれて、DMでアドバイスしてくれたのだった!

 

教えていただいた方法は以下の通り。

1. Canvaの画面をスクリーンショットを撮るなどして、高解像度の画像データを得る。または、PDF出力したものをPNGに変換する。

CanvaのPNGJPEG出力は、ウェブ等の画面表示を前提としているため、解像度があまり高くないのだそうです。

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2. その画像データを、A-oneのラベル屋さんにUpして、名刺を印刷する。

 

教えていただいた方法で無事、名刺が印刷できた。

よかった!助かりました。

作った名刺はほとんど文字だけのすごくシンプルなやつなんですけど……情けないけど、文字だけでも、デザインの素人は悩んでしまう。ちょっと余白いじっただけでも、ダサくなるんだもの。テンプレートは本当にありがたい。

 

ちなみにCanva Japanさんからは、「ネット印刷でも安く作れます。Canvaでデザインした名刺にちょうどいいサイズがこちらです」とも、教えていただいた。

raksul.com

もし今の名刺用紙がなくなったら、ちゃんと印刷する名刺も検討したい。

いつかは、名刺をちゃんと印刷できるくらい立派になりたいものだな……

 

それにしても、mentionしたわけでもないのに、私のtweetを拾ってサポートしてくれたCanva Japanさん、すごい……私、有料ユーザでもないのに……

ますますCanvaが好きになりました、はい。

 

Canva Japanさんありがとうございました。

 

 

RubyKaigi直前、写真で見る仙台国際センター周辺

仙台で開催されるRubyKaigi2018まで、あと3日となりました。 

rubykaigi.org

Kaigiそのものがもちろん一番大事ですが、せっかく仙台に滞在するのだから楽しんでもらいたいです。
スポンサー各社がDrinkUp(参加者&スタッフがタダで飲んだり食べたりできる)を企画したり、SmartHRさんトレタさんがグルメ情報を公開したりしています。*1

 

ところで会場の国際センターがどういうところか、意外と知られていないのではないでしょうか。と、思ったので、会場の一番近所に住む私がちょっとうろうろしてきました。

 

まずみなさんは地下鉄で来るでしょうから。こちらが地下鉄東西線「国際センター駅」です。

仙台の地下鉄は南北線東西線しかありません。東西線はできたばかりなのでとっても綺麗です。

 

駅を出るとなにやら立っています。

フィギュアスケートの金メダリスト、羽生結弦くんと荒川静香さんのモニュメントです!

これ、常識かと思っていたら意外と知られていないので驚いたんですが、このお二人は仙台の方なんです。ですので、ファンの方にとって国際センター駅は聖地。ここで写真を撮る人も多いです。

国際センターに向かいます。RubyKaigiの会場は、会議棟です。展示棟ではありません。ですので、この道をまーっすぐ行って左側の建物に入ります。ちなみに展示棟は地下鉄開業とほぼ同時にできましたので新しいです。

会議棟へは、地下鉄で来た場合は裏側から入るような形になるわけですが、リッチにタクシーで来たり、果敢にも徒歩で来た方は、このような光景を見ることでしょう。

正面玄関はロータリーになっています。ロータリーの真ん中のオブジェは夜に妖しく光ります。

国際センターの向かいは、なにもありません。かつては川内追廻というちゃんとした住宅街でしたが、いろいろな経緯を経て立ち退きがかかり、公園として整備される予定なのです。いまは1軒を残すのみとなりました。興味がある方は「川内追廻」で検索してみてください。

なんでなんにもなくてアクセスの悪いこっちが正面なのかというと、実は以前はこちらの方にバス停があって、主要な交通手段はバスだったのです。

地下鉄ができて、バス停はこのように…

※仙台循環観光バスるーぷる仙台、だけ停まります。

バス停からまわれ右して眺めると、こんな坂道。

はい、このあたりから仙台城跡なのです。

ちなみにここから、歩いて青葉城址まで行けます。遊歩道も整備されています。ひたすら上り坂なので楽ではないです。30分くらいかかりますかね。しかし伊達政宗像のところから仙台の街を一望できて気持ちがいいです。

あと、いわゆる「城」はないです。青葉城本丸会館という観光客向けのなんかがあります。

さて、左を見ると、こちらはその仙台城のお濠の名残です。周辺の遊歩道にはベンチが置いてあって、一休みできます。爽やかです。

すこし坂を登ると、左手に仙台市博物館へ曲がる道があるのですが、その手前になにやらモニュメントが。

ここの五色沼というところ、日本フィギュアスケート発祥の地なんだそうです!

以前はきったないただのでろっとした沼だったのですが、いまや整備されて、つい最近歩道も綺麗になりました。

このあたりはいろいろ説明書きも充実してますので余裕があったらご覧ください。

 

それにしても国際センター周辺は緑豊かな杜の都らしさを満喫できる場所です。RubyKaigiではありがたいことにお弁当スポンサーによるお弁当がありますので、天気がよかったら、お昼の時間はお外でお弁当なんていかがでしょう?

例えば、国際センター正面を出て右側に向かうと、遊歩道があります。

広瀬川が見えますね。地下鉄の橋も。

ここ、どうですか。ベンチが並んでいます。木陰で藤棚もあって、涼しいです。

日当たりが良いほうが好きな方は、この道をさらにまっすぐ行くと、国際センター駅と国際センターの間の広場に着きます。ベンチがたくさんあるんです。

シロツメクサのお花畑に囲まれたベンチもあります。いい香りでした。虫が多いのは覚悟してください。

もちろん会議棟の中でお弁当を食べてもいいのですが、国際センター駅の階段を登った二階に、こんな場所もあります。

ここ「青葉の風テラス」は、一部はカフェですが、空いているところは市民に解放されていて、テーブルについてご飯を食べたり休憩したりできるようになっています。

よくベビーカーを押したお母さんやお子さんづれの方がここで過ごしています。屋根が半分あるのでもし雨が降っても安心ですし、橋を渡る地下鉄も見えるので子供は喜びますね。

 

食べる話題が出ましたので、ついでに周辺にランチスポットはないのかという話も。

そもそも周りに人が住んでいないので、飲食店そんなにないんです。

でもちょっとお弁当以外も……という方のために。

まず、一番近いのは会場内のCafe leafです。

tabelog.com

そして次に近いのが、国際センター駅内にあるカフェモーツァルトメトロ。さきほどの、青葉の風テラスの中にあります。ビールも飲めます。

tabelog.com

 

あと、道路を渡らないと行けないのでちょっと注意する必要があるんですが、東北大学の萩ホールにあるカフェも近いっちゃ近いです。

tabelog.com

 

国際センター正面側から行ける仙台市博物館内にもレストランはあります。

tabelog.com

 

そういえば宮城県美術館にもありました。

tabelog.com

 

あ、実は意外とある……でも全般の傾向として、おしゃれで値段高めかなぁ。

こんな場所も紹介しておきます。定進堂。近くの高校生や東北大生に愛される歴史ある、昔ながらのパン屋さん(商店も兼ねている)。甘いふわふわのパンにボリュームたっぷりの具が挟んであります。
国際センター駅から二高の裏を通って橋の下に降りる道を使うと近いよ多分。

この写真で写っている、斜め向かいのラーメン屋さんは、昼だけ営業しているそうです。


 

ところで、周辺にコンビニはないのか?と思われるかもしれませんので、一番近いコンビニを紹介します。セブンイレブン仙台川内店。国際センターから徒歩10分。宮城県美術館の隣にあります。酒タバコあり。


もし、文具等が欲しくなったら、一番近いのは東北大学川内キャンパスの大学生協かもしれません。大学生が使いそうな欲しいものはなんでもあります。PC周辺機器もある程度あると思う、確認はしてません。

国際センターから徒歩10分程度で、川内北キャンパスと川内南キャンパス両方に行けますが、川内南キャンパスは私も通っていた文系学部が集まるところです。規模が大きく

品揃えが豊富なのは川内北のほうではないかと思います。

ちなみに川内キャンパス内にはもちろん食べるところがたくさんあります。

パン(食堂で焼いてる!)とか定食とか麺とかカレーとか。しかもやっすいので、東北大学に興味ある方や、大学キャンパスをうろうろするのが好きな方は、息抜きにちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 



大学内のごはんスポットは「てくるぺ」で川内の情報を探すとでてきます。土曜日はやっていないところもあるので注意!

tohoku-univ.ox-tv.co.jp

 

その他、注意事項としては

  • ATM、銀行ないです。近いのはセブンイレブン川内のATM、大学の川内キャンパス(七十七のみ)、川内郵便局。
  • 交通手段として地下鉄、徒歩のほかにDATE Bikeというレンタサイクルがあります。国際センター周辺にもサイクルポートがあり、1時間以内なら108円で借りられるらしいので安いんだけど、どうなんだろ。坂の多い仙台では電動アシスト便利かもしれないが、RubyKaigiに来ただけならさほど使えないかなぁ。

 

マップ作ってみました。よろしければご活用ください。

drive.google.com

*1:SmartHRさんのはガチで名店ばかりです

アルコール依存症に関する本を読んだ − 「上を向いてアルコール」「アル中ワンダーランド」

ビールが好きすぎてしょうがない。とくにここ半年ほどクラフトビール飲み始めてから世界が広がった。とても楽しい。

でもアルコール依存症になったらどうしよう。ぼんやり、リスクが気になるようになった。

飲む量は、家なら350ml缶一本。外ならグラス3杯。外で飲むとけっこう酔っ払ってしまう。まぁIPAとか度数高かったりするし。

週に3日は翌日早朝バイトなので飲まない。毎日飲んでいるわけではないから大丈夫でしょう、と思う。時々誘惑に負けて「17時くらいからなら翌日に響かないからいいよね」と飲むこともある。

依存症の人は、飲まないでいることができない人らしい。私はまだそこまでではない。でも、私が、いつ辞められない人になるかわからない。バイトしているコンビニにも、依存症らしき人(外見はまったく普通の人です)が来る。 

一生、幸せにビールを飲む生活をしたいなぁ。依存症にならない程度に、おいしくビールを飲み続けるにはどうしたらいいんだろう?酒飲みだからこそ気になる。

そんな時、ビールを2杯ほど飲んだあと寄った本屋でこの本を見つけた。

上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白

上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白

 

数日悩んだあげく、じっくり読みたいと思い買った。

著者はコラムニスト。文章を書くお仕事だ。幻聴をきっかけに著名なアルコール依存症のお医者さんにかかり、すでに飲まなくなって20年。飲んでいた時の飲酒の量が圧倒的だ。朝からちびちび飲んで、外でも飲んで、しらふと酩酊状態のあいまにわずかに訪れるまともな時間に仕事をしていたといいう。

驚いたのは「飲まない日もあるからアル中じゃない」っていうのは、まったくあてにならないということ。そして、アルコール依存症は「否認の病」なんだそうだ。「自分は依存症じゃない、もっと飲んでいるやついるじゃないか」という。でも飲酒歴も年齢も関係なく、依存症になる人はなる。これは怖い。だって、酒好きは誰だって、自分はアルコール依存症じゃない!って言いたいじゃないか。うわー。

読んでいるうちに、なんとなくやばいパターンがわかってきた。生活の一部にアルコールが入っていると、ダメなのだ。タバコだって、タバコ休憩、仕事の一区切りに吸う、そうしていると辞められないのであって。アルコールも、仕事終わりに晩酌に、寝酒に、自分のごほうびに、がんばったから……なにかしら「言い訳」で生活に組み込んじゃうと、離れられなくなる。現に著者はアルコールなしでは眠れなかったそうだ。

ああ、知人にも飲まなきゃ眠れないって人がいた……などと、他人の心配をしている場合ではない。私も「次の日バイトのない日に、夕方は」って条件が揃えば、飲んじゃうじゃないか。それ、生活習慣に組み込まれているってことでは?あと疲れる打ち合わせのあとはどんなに遅くても飲まずにはいられない気分になってしまう。よくないなぁ。

 

さて、著者の小田嶋隆さんとこちらの方が対談していたので、興味を持ちこちらも読んでみることにした。仙台市図書館の書庫にあって全然読まれていなくてかわいそう。

アル中ワンダーランド

アル中ワンダーランド

 

これはすごかった。

まんがなのだけど衝撃的だ。1話目から。

ほんとに面白いし、笑えるし、怖い。酒飲みとしてまったく他人事にできない。

記憶なくしたことがあるならわかってもらえるだろう、あの、翌日「私、なにした!?」っていう真っ青になるやつ。

もうあれ、しにたいと思うんです。

まんしゅうきつこさんのやらかした数々を眺めていて、私も、過去のやらかした数々が走馬灯のように。まずいと思った。一番最近だと去年の3/11、日本酒をたくさん飲んで記憶なくして帰りに転んで血まみれになってたいへんだったこと。

情けないことにtweetだけはちゃんとしているという、ね。

 

 

1ヶ月経っても痛みが残っていました。あれはひどかった。

まんしゅうさんと弟(イケメン、カメラマン)とのやりとりがいい。弟さんすごくいい人。

 

 巻末にはまんしゅうさん、小田嶋隆さん、中川淳一郎さん3人でのアル中トークが収められていて、これはネットでも読める。なかなかすごいのでぜひ読んでください。

cakes.mu

cakes.mu

 

さてお二人の本を読んで、もう怖くて怖くて酒なんか飲めない……というわけにはいかず、相変わらずビールをちょいちょい飲んでる。依存症になると「アルコールさえ入ってればなんでも飲みたい」という状態になるみたいで、小田嶋さんだとジン、まんしゅうさんは料理酒にまで手を出したという。それって全然おいしく飲めてない状態ではないかと思うので、そういう事態は避けたい。

思い起こせば、やばい飲み方をしている知人たちはチューハイとか焼酎とか、蒸留酒の方に行ってたなぁ。

さっきも書いたけど、生活の一部として「仕事が終わったのでビール」みたいに酒を組み込むのはやめようと思った。

「疲れてるけどなんかここで一杯!」という気分の時に、ノンアルコールビールを飲んでみた。ノンアルコールビールって何飲んでも全然おいしくないんだけど、あんがい自分はそんなので納得するらしい。ならば、そうやってコントロールしていきたい。

 

もう一切飲まなくなった小田嶋隆さんは、酒のない日々を「4LDKのなかの二部屋で暮らしているような、独特の寂しさみたいな」と、比喩する。そこには入らない、入れないと決めた寂しさ。なんとも悲しいな。長年恋していた人とお別れしたようなもんだよね。

できればその寂しさは感じたくないから、末長くビールとは決別することなく人生を歩みたいと改めて思いました。

 

で、「俺アル中じゃないよ!毎日飲んでるけど」「俺アル中じゃないよ!ちゃんと仕事してるし」という方は、この2冊おすすめですので、ぜひ読んでください。

毎日飲んでなくてもアル中だし、仕事をちゃんとしててもアル中。酔っ払って暴力とか奇行とか犯罪しなくても、依存してれば十分やばいのです。

具体的に何人か頭に浮かびます。

 

この2冊をきっかけに依存症やアルコールの体の影響が気になり始めたので、 アルコールネタのブログはまた書きます。

酒日記5/13




  • 飲んだ店:Brasserie Lloyd’s 20:00-21:30
  • いただいたもの
    • ビール 2杯
    • 料理(ノンチャージ)
      • ホッドドッグ
        • ボリュームあって、食べづらいけどガブガブほおばった。おいしい……!!
  • お会計 (レシートとっといたのになくした。Airレジ。)2000円弱。
  • 店を知ったきっかけ
    • このtweetをa_matsudaさんが紹介してくれた。こんな店があるなんて……!!
    • 岡村靖幸のライブの後飲みに行きたいと思っていたところだった。いつもの麦酒食堂さんはお休みだし、市民会館から歩いて行けそうなので、こちらを偵察することに。
  • ビル自体は仙台のリノベーションの走りで前から知ってた。
  • お店の雰囲気
    • カウンターはなくテーブル。明るくなくビルの古さがとてもいい雰囲気。窓際のソファー席もいいなぁ。
    • マスターが一人でやっている。とても優しくて、ビールの話や近隣のオススメのお店の話をたくさんしてくれた。
      • マスターおすすめの、大町のロシア料理「アリョンカ」おいしそう。気になる。
    • たくさんの種類のボトルのベルギービールは、1000円以上がデフォルト。
  • アクセス
    • 広瀬通、二郎の向かいあたりから入ってすぐ。
    • 大町西公園バス停まで徒歩5分。便利。
  • 帰宅 22:05くらい
  • 帰宅後の行動
    • 30分くらいごろごろしてしまった。
    • 水2杯、ビタミンC
    • 風呂沸かして入って寝たが、飲んだ後に風呂入ろうとするのは危険。0時ぐらいに寝た。
    • 朝は喉が渇いて起きた。
  • 酔い具合
    • そんなに飲みすぎた感はない
    • しかしライブの後なのでちょっと疲れてたかも
  • 体調
    • 喉乾いたくらいで記憶もしっかり
  • 便通
    • いつものわたし
  • 感想
    • ライブ後だったからかもしれないが、SUPER8 IPAがすごくおいしくて感動
    • お店のたたずまいと、マスターの雰囲気がすごく素敵
    • 土日は早い時間からやっている。明るいうちに行きたい。それにしてもこの営業時間ではマスターは眠れないのでは……(という話を、他のお客さんとしていた。無理しないでください……)
    • 花見の時期に知っていたらなぁ。
    • 日曜日にバス広瀬通の方に行けば飲めるお店ということで今後も行きたい。次回は高めのボトルのビールにも行きたい。

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」津川友介

知り合いの医療系の方や、先に紹介した本の著者朽木誠一郎さんが紹介していたので信頼できる本だと思い、購入。津川友介先生は東北大学出身だそうで、現在はUCLAにいらっしゃる。 

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

 

 

食には敏感でありたい。食い意地が張っているので、うまいものをたくさん食べたい。でもジーンズがきつくなると痩せなければと思う。年齢とともに体も衰えて来ている。食べ物で健康になれるならなりたいし、病気は防ぎたいし、ランニングも始めたし…だからいいものを厳選しておいしく食べる人生を送りたい。

情報収集はしているつもり。雑誌の食べ物関係の記事を読むし、糖質制限の本も図書館で借りて読んだことある。でも、一般向けの本って微妙に表現がセンセーショナルな部分があって(患者さんが泣いて喜んだ、学会では無視された、etc…)それが鼻につくんですよね。

 

そういった本に比べると、この本は徹底的に冷静で、エビデンス重視。◯◯が健康に良い、悪い、はデータになければ決して言い切ったりしない。あいまいなものについてはわかっていませんとはっきり言う。信頼できると思った。

twitterでこの本に関する話題をtweetをすると、すかさず津川先生が反応して、疑問などに回答している。すごいなぁと思う。(ただ、津川先生に見つかると面倒だからとFacebook等で文句言っている人もいる。)

 

この本は健康に良い食事について書かれている。そもそも健康に良いって何なのか。まぁ、病気になるリスクが少ない状態に近付くってことだよね。

体に悪いからって好きなもの食えなきゃストレスで病気になる!と主張する人が絶対いるし、健康な食事と幸福な食事は相反するケースが多々ある。焼肉とか。食べ放題とか。無限ピザとか唐揚げとか、粒あんグッデイとか……。

事実を認識した上であえて健康より幸福を選ぶならそれは本人の勝手だ。でも「本当は体にいいんだよ!」と嘘で誤魔化すのはよくない。

 

というわけで幸福な食事はちょっと置いといて。

まず目から鱗だったのが「栄養素に着目して食べ物を選ぶのは間違い。食品そのもの、何を食べるかが大事」ということ。これが本書の大前提。

ビタミンCが摂れるからこれを、鉄分が摂れるからこれを。というのは食べ物の選び方として適切ではないというのだ。「えーっそうなの?」と、ちょっとショック。例えばこういう食事にまつわる記事は、ネットでも紙でも構成は「◯◯が体にいいんですよ、その理由は△△が含まれていてそれが体の××を□□するからで」っていうのが定番じゃないですか。

しかし考えてみたら当たり前で、同じ◯◯が含まれる食物であっても、それがどれぐらいの割合でどういう形で含まれていてそれが口から入って腸まで行くまでどういう処理をされるのか食品によっておそらく違うわけで。調理の仕方によっても多分違うだろう。これは、認識を改める必要がある。

 

本書で一番話題になっているのが糖質制限に関連するところ。みんな挑戦してはリバウンドしまくっているあれ。

「白い炭水化物」がよくない、そして「茶色い炭水化物」ならば大丈夫、なのだそうだ。茶色い炭水化物とは、玄米、全粒粉、そばなどの精製されていないもの。白い炭水化物の代表である白米は、悲しいことに全否定されている。白米は食べれば食べるほど体によくない、と、データが出ているんだからしょうがない。控えればいいんでしょという問題でもない。(ここで白米は毒!あなたは依存症です!などとセンセーショナルな表現をしないところがいい)

これもショックだよなぁ。私も白米は体型維持のため朝しか食べてないんですけど、大好きですよ。

かすかに光明もある。どうしても白米を食べたい人は、1日1時間以上肉体を使い労働するか運動しましょうということです。常に動き回っている立ち仕事のコンビニ店員は大丈夫でしょうか。1時間といえば私の場合、10kmラン。バイトのない日は10km走るしか…。

日本の食事はなにもかも「白米」がセンターに居てそれを取りかこむようにおかずが選ばれている。たまご、なっとう、ふりかけ、肉、味噌汁…………健康になりたいならばこの白米中心の考え方を変えるしかない。それはきっと、アルコール依存症の人が常に酒を常にそばにおいた前提で生活しているのを、依存症を脱するために組み替えるように*1、意識を変えていく作業となるのだろう。

どうか、食品に関わる企業は玄米に合うおかずシリーズを開発してほしい。玄米に合う鯖缶とか。玄米に合うたまご料理とか。

で、「玄米は残留農薬があるから体に悪いんだよ」という主張をする人が必ずいるんだけど、本書ではそれに対する解説はなかった。どうなんだろう。玄米を生協で買うとけっこう高くて無農薬がデフォルトだったりするので、それならいいのかな。

 

野菜ジュースは糖尿病のリスクを増す、これもびっくりだった。野菜ジュースは野菜を摂る代わりにならないよ、でも野菜がないよりましじゃん、と思って時々飲んでいたけど、リスクを増やしていたとは。ぜんぜん「まし」ではなかったのですね……気をつけよう。

バターコーヒーも好きな人が多くて誇らしげにSNSでシェアしてるけど、よろしくないらしい。

他にも、コラムを含め、有益な話がたくさん書いてますので、隅から隅まで読んだほうがいいです。興味があれば引用されている論文も読めるので、とても役にたつ本だと思う。

 

この本を読んで、うちの食卓もちょっと変化しました。玄米をときどき炊いてます。

実は私は子どもの頃玄米菜食だった時期があって、非常にまずいイメージがあったんです。「玄米がおいしくないと思うのはお前の体が毒されてるからだ」と親に言われまして、トラウマですよ。給食の白米が本当においしくてありがたかった。でも、おとなになってから玄米を食べてみたら意外とおいしい。息子は「俺は玄米けっこう好きなんだよ」と言って食べている。良かった。

魚の頻度を増すようにした。ジュースはなるべくやめて果実。手間は増える。

ナッツは前からぼりぼり食べていて、カロリー高いのでうしろめたく感じていた。でも、積極的に摂取したいと思います。

 

しかし気をつけていても結局肉もハムもソーセージも食べるし、白米の日の方が多いしパンも食べるしスパゲッティーも食べる。

だって好きなんだもの。体に悪い、白い炭水化物が好きなんだもの!!赤い肉も!!どうしたらいいんだ!

どうしても食べたいなら……うーん、1日10km走る、かぁ。

*1:最近アルコール依存症の本も読んでいてこれも面白いのでレビュー書く