仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな46歳、高校生男子の母。

ここ1ヶ月の間のできごと

体調不良とか、寝たきりとか、この日記でもtwitterでもごちゃごちゃと言っていて、関係者の皆様にはご心配をおかけしました。
勘のいい方は気づいていたと思いますが、私、1ヶ月ほど妊婦でした。
ですが流産となってしまいました。昨日手術してきたところです。普通はわざわざ公表することでもないと思いますが、別に恥でもなんでもないし。人生こういうこともあるんだなということで。

カミングアウトしてしまうと、いわゆる不妊治療専門の病院にかかっていたわけです。夫が単身赴任で、一体いつ戻ってくるかわからない、それでももう一人子供は欲しいが2週間に一回しか戻ってこないのでタイミングも合わない、私はもう40歳になってしまう、なんとかならないか…と病院のカウンセリングを受けて、そこから色々とはじまって。検査の結果私に妊娠しにくい異常がわかったりして。いろんなことがありまして。そして数ヶ月後、妊娠できました。が、食事とトイレ以外は寝ているように、家事もしないように、と、安静を言い渡されてしまいました。
幸い息子が夏休み中なのでいろいろやってもらいましたが、夫がいない中、そして連日の猛暑の中、安静というのは本当に辛かった。妊娠初期なので周囲には黙っていたかったのですが、生活できない状態だったのでしかたなくごく一部の人たちには話さざるをえませんでした。近場で頼れる人が義父母だけだったのも精神的にきつかったです。
猛烈におそってくるつわりのムカムカに耐えながら、いろんなことを考えました。楽しみだったけど安定期前なのでRubyKaigiはキャンセル。仕事は今年一杯で辞めようと決意。引き継いでくれる業者さんを探さなければ。そして、息子のとき産後はノイローゼ気味だったので、今回も絶対精神的にきついだろうから、秋田の母に手伝ってきてもらおう。でも母は猫を飼っている。じゃぁ猫を飼える部屋を仙台に探さなくては。母だけじゃ大変だから、ベビーシッターさんの会社にも電話して、契約もしました。本当は夫に育休とって欲しいので、それも検討できないかどうか夫に相談しました。
10日ほどして、やっと安静が解除になり、妊娠したことによる体の変化にも慣れてきました。胸はでかくなって苦しくなるし、おなかまわりはもうきつくなってくるし。息子のときもそうだったっけ、なんて思い出しながら、体の動かし方も妊婦モードにして(前屈みにならないとか)それにも慣れました。つわりは前回よりきつかったけど、うめぼしなめたり、一度にたくさん食べれないから少しずつにしたり、毎日手探り。便秘も始まりトイレもやたら近くなり、そうなると、食べたいものなんて食べられず、「食べられるもの」「便秘対策」「妊婦によいもの」だけを食べるように。バイクに乗れない、自転車も乗れない。とにかく、妊娠前に当たり前にできていたことが7割くらいできなくなって、ああこういうもんだったよなぁ、不自由なんだよなぁ、でもパラダイムシフトだ、と徐々に慣れてきました。
不妊専門の病院から普通の病院にうつり、今日は母子手帳発行の書類がもらえるという日。
「これで、晴れておなかに赤ちゃんがいますマークがもらえて、優先席に座れるなぁ」
「そろそろブログで妊娠しました報告しようかなぁ。母子手帳の写真でも載せて」
待ち合い室にある「妊すぐ」を見て「うわー妊婦服が進化している!レギンスほしいなぁ。今まで妊婦に見えるから買わなかったチュニックもこれからは着れるなぁ。あ〜買物が楽しみ」
なんて思っていたわけですよ。
そうしたら、
「心拍が見えません」
と言われてしまいました。稽留流産ということです。自覚症状はまったくなかった。
青天の霹靂、奈落の底、天国から地獄、とは、こういう気分なのかと。何、これ、夢でしょ?
涙が出てくるまで30分くらいかかりましたかね。
うちに帰ったら当たり前のように家事やら息子の世話やらしないといけないので、気がまぎれてなんとかなりました。この時期の原因はほとんど胎児側にあるということで、10%くらいはどうしても起きてしまうとは聞いていた。私は高齢なのでもっと確立高いかも。目の前の息子を見ながら、考えてみたらよくこいつここまで大きくなったなぁ、子供が成長するって奇跡みたいなもんだなぁと思いました。(実際息子のときは難産で、仮死産だった)
一晩寝たらようやく、ああこれは現実だ、しょうがないと、ぼんやり認識しました。
見る気にもなれなかったRubyKaigiのUstreamも見てみようかという気になり、LTのあんどうさんの「parse.yの歩き方 -ワシのRubyは4式まであるぞ-」で「ははははっ」と声を出して笑って、「ああ、私、笑えるんだ、よかったよかった」と、これがきっかけで気分が前向きになった気がします。
前向きになって考えてみれば、まだまだ暑いし、これからはビールも飲めるし、芋煮会もできるし、バイクも乗れるし、キャンプもできるし。寒くなってきたらまた妊娠にチャレンジしよう、と。(「妊活」というんだそうな)
それでも生きていないとはいえおなかに赤ちゃんがいる間はつわりとかトイレとか体は妊婦モードのままなのでしんどかったです。
大黒摩季さんや野田聖子さんは、こんなに大変な経験何度もしたんだな。世の中には私の知らない悲しみがまだまだたくさんある。社会生活を営むってことは悲しみを知っていくことでもあるんだと思いました。
昨日は日帰りで手術しました。単身赴任中の夫が、忙しい中無理矢理休みをとってつきそってくれました。
分娩室での処置だったんですぐ隣の部屋でお産のクライマックスで、これは産んだことない人にはきついだろうと思いました。私は経験者なのでなつかしく?阿鼻叫喚を聞いていましたが。
手術は麻酔して寝ている間に終わって痛くなかったけど、前処置と絶食・絶飲が辛かったです。
年寄りなので、しばらくはごろごろして体を回復させたいと思います。寝ながらPC使うのにも慣れたし。
というわけで、皆様にはご心配をおかけしましたが、今月中旬には復活しますのでよろしくお願いします。

RubyKaigiの感想は改めて、書きます。