仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

ネガティブ野郎

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ため込むの辛いから吐き出させてもらおう。


ここ1ヶ月、夢のようだった。
とある東京のIT企業勤務の人から「うちのチームに入りませんか」という話をいただいた。IT系イベントでスタッフしていた縁で数年ぶりに連絡があったのだ。その会社の素晴らしく人を大事にする企業風土とオープンで楽しそうな雰囲気に驚いた。今の小売業との格差。眩しくて輝いている別世界だった。
絶対このチャンス食いついてやろうと思った。詳細は省くがリモート面談をした。
面談の感触がすごくいい雰囲気で、いつから働ける?という話も出て、てっきり就職できると思い込んでいた。


その会社の話を聞いてから、いっそう今の職場が酷く思えてきた。人間関係、ルールのなさ、情報伝達手段がない。しかも…
ああ、あまり書くとまずい。とにかく私の常識では「ありえないでしょそれは」ということが続いた。
ま、余計目に入るようになったというのもあるかもね。


人事に履歴書とスキルシートを提出するためにMicrosoft 365を買って、書類作成。会社の考え方を知るために課題書とされている本をブックオフで買って読んだ。本の内容が開発者の話だったので自分でうまく咀嚼するのが難しかったが、大昔の経験などを思い出しながら読んだ。
嬉しくて希望に満ちていた。
やっぱり私のこと、ちゃんと認めてくれる人がいるんだ!これで楽しく仕事しながら今よりずっと高収入を得て生活ができる。
「ご縁マップ」なんていうのも描いたりしてね。幸せの絶頂で、感謝でいっぱいでいままでのつながりを図にした。いろんなご縁のおかげで私は幸せになれる!ありがとう!このマップに新たなノードができるよ。そんな気持ちで。


そして届いたのは、お祈りメールでした。


思い返せば当たり前である、あんなすごい会社。入れるわけがない。あーあ、私の大いなる勘違いでした。
でも、最初声かけていただいたとき、言ったんですよ。私、ここ数年小売業しかしてない。IT系の知識はもうないですって。それでも日本語でメールが書ければOK、技術は入社してから学べばいい、教育体制も充実しているから、ということで選考プロセスに進んだ。
オンライン面談のときプロフィールがネガティブなのでポジティブにしたほうがいいと助言いただいた。自分ではまったく自覚なかった。でも精一杯ポジティブに書いた。
年齢や技術的な面プラス、にじみ出るネガティブ感があったんだろうか。ま、いろいろダメな要素があったのだろう。


お祈りメールは仕事帰りのドトールで見た。課題図書を読んでいたところだった。
情けないのがこのあとの私。
全身氷水に浸かったみたいに冷え、周囲の色が褪せ(比喩じゃないです、彩度いじったみたいに色が薄くなった)、気を取り直して本を読もうとしたが文字を拾っても内容が理解できない。自転車で帰宅したが途中で事故るとか死ぬとかそんなことばっかり考えてしまった。うわあ、私、お祈りひとつでこんなにダメージ受けるほど弱くなったんだ、鈍いのが取り柄だったのに、年を取るって嫌だなぁもおー。もう一人の自分が冷静に状況を観察していた。


そんで胃腸が不調となりまともに物が食えない状態で、なんとか一日は肉体労働したけど、深夜に吐き気が来て(酒は飲んでない)休日なので寝て過ごしていて、ようやく回復してきたので暇つぶしにこれを書いている。
いやほんと弱すぎますわ。


辞めたいけど就活なんて当分考えたくない、お祈りされるたびライフが削れらるとしたら。もう気合いとか希望とかやる気でどうにかなる状態じゃないんだ私は。その事実もさらに私を落ち込ませた。もうダメです。


もうダメです、を前提にしなければいけないよな。
体に気を付けて、だけでなく、心に気を付けて。ご自愛、しなければ。
ガソリンがないのにセル回してもエンジンがかからないように、ポジティブになるのだって燃料が要る。私には今ポジティブの素がない。ないならネガティブでいくしかねぇ。弱いところもダメなところもさらけ出します。これが私のキャラだ。

 

冒頭の写真はひたすら落ち込む気分をいいことして少しでも上げようと買ったBIG ISSUE。あとWikiPediaに初めて募金もした。